防衛装備は抑止力になるのか


本題の前に上の記事にあるコメントを見つけたので触れてみたい。

『結局日本がミサイル撃ち込まれて攻撃されても何にも出来ないししないので莫大な税金を使って訓練とか抗議とか止めたらいいと思う。 それをするから相手国も図に乗って挑発してくる 政治家も遺憾とかミサイル撃たれる前に攻撃出来ないかとか防衛だとかコメント出してるし、ここのコメント欄にも核持てとか攻撃しろとかあーだこーだ言ってるけど本当に有事になったら我先に全員逃げよると思うのでなんにも言わすに黙っていたらといつも思う。 自分は戦うって言う人が出てくると思うけど実際にそうなったら絶対に我先に逃げる隠れる』


まさにこれだと思う。まったくもって同意する。
「威勢いい輩どもは真っ先に逃げ惑うと私は思っている。ならば余計なことは言わんでほしい」


片やこんなコメントもある。

『そこらに転がってる「日本が舐められている」から北がミサイルを撃つというスットコドッコイな論理に驚きを禁じえない。 北にしてみりゃ日本なんぞ眼中にない。 徹頭徹尾アメリカだけ。あくまでも本来は「米軍基地のある日本」、いやさ「日本にある米軍基地」が問題なだけ。 別の意味で韓国のことは考えなきゃならん(どちらが韓半島の後継国か)が、韓国がわざわざ北朝鮮(というか金体制)を攻撃する訳はないのはわかってる。 一度は半島統一しかけたのにギリギリのところから38度線まで押し返してきたアメリカが怖い。表向き自由やら人権やらのお題目で他国の政府を好きなように転覆させてきたアメリカが心底恐ろしい。 通常兵力で太刀打ちなど夢にも叶わないから核ミサイルという刃物をギラギラ光らせて身を守るしかない。そういう状態。 全くの局外者である日本がこれを見て「自分たちが舐められてる」っていう中二病並の自意識過剰が恥ずかしい。』


これも正に同意だ。
なぜ北朝鮮が核開発に手を染めたか?それを考察すれば一目瞭然。
北朝鮮の狙いは「アメリカ」なのだ。

核を持つことで「アメリカに独立した国だということを認めさせたい。その核を持つアメリカに認めさせるカードが核なのである」

日本に認めてもらっても、韓国に認めてもらっても意味はない。

朝鮮戦争の『戦後復興の援助がアメリカからほしいのだ』
『日本が戦後西側各国相手に貿易を行い、アメリカの後ろ盾の下経済大国化した道を北朝鮮は求めているのだ』

日本には戦後支援ができて、なぜ自国(北朝鮮)には戦後支援ができないのか?その交渉カードでしかないのだ。


北が日本へミサイルを撃ち込む、そんなのは妄想・妄言でしかなく

北朝鮮には日本など眼中にないのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?