久しぶりによんだ

誰が従容として運命なんかに従ってやるものか
ってこの台詞。
とても好きなフレーズ。
これ。
「カレンダーガール」だと思い込んでいた。
違った
 
 
「いつか猫になる日まで」だった。
好きだといって使いまくっているのに
だめじゃん。
私は新井素子さんがとても好きで。
イメージアルバムレコードまでかったことがある。
そう。レコードの時代なのだ。
それくらいのころの話。
墨字が見づらくなっても
手元に最後までおいていたのも新井さんの本だったと認識している。
でね。
こないだ友人が
サピエ図書館に
新井さんの新しいのあったよ。
読んだ?といったの。
サピエ図書館は
見えない。見えづらい
あるいはいろんな理由で文字が見えない人の図書館ね。
 
で。私はだいたい
音声できける本を探す訳なんだけど
定期的に新井さんの本は確認していた
でも、それ、ない・
おかしいなぁ。
タイトルを教えてもらった
「絶対猫から離れない」
ないな。
ないよ。
あ、でも。ほかのアンソロジーに
新井さんの作品が入っているからそれ、読むか。
と読んでいたら
作品紹介のところに
「絶対猫から離れない」
のことが書いてある。
50代版いつか猫になる日まで。
なのだという・
へぇ。
ところで
いつか猫になる日までってどんな話だったっけ?
ウミウミノモクズちゃん。
それだけはおぼえていたの
幼なじみが名付けたもくずっていうあだ名のところ
でも。それしかきおくにない。
なぜそのあだなをつけたかというところ
最後のほう。それは覚えていたけど
内容ちっとも覚えてなかった
だめじゃん。
ということで
アンソロジー読み終わって
いつか猫になる日まで。を再読した。
えええ。ちっとも記憶がない。
こんな話だったか
そうだったか。
そして
「誰が従容として運命なんかに従ってやるものか」
あ。これ、ここか。
やはりよんでいるんだな。
当時はどこだかちっともわからなかった
練馬のあたりの名称も聞いたことがあるものが
いろいろ増えているあたし
大人になったね。
そうこうしているうちに
「絶対猫から離れない」
は、点字データということに気づく。
以前だったらこれはpcでしか読めなかったのだけど
数年前から高いアプリでこれも読める。
しかししばらく点字データを下ろして読んでなかったので
その方法にじたばたする。
そして点字テータって合成音声が読んでくれるので結構聞きづらい
この自主療養生活でなんとか
きけるとはおもったのだけど
途中で何度も寝落ち。
つまらないからではない。音声が悪いのよ音声が。
へぇ。でも、こういう展開でいくのか。
素子さんらしい展開になっていました。
ちょっと「絶句」とかも彷彿はするかな。
一番すきなのは
「ひとめあなたに」
なのです。
 
 

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