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絵をきちんと“描かない”実践レポ①

どうも、しぐえにです
冬コミ落ちました(2回目)

今回はタイトルにある通り、絵をきちんと“描かない”という事をやってみて気付いた事を綴ります


”きちんと描かない“の定義

まず、意味をはっきりさせておきます
私は最近イラスト(主に全身)を描いていて、どこかで窮屈、退屈、苦しさを感じていました

ポーズがぎこちなかったり、顔が描き込めなかったり色々要因はあると思います

線画も描いていて気持ちよくありませんでした

何か、繊細さが求められている気がしました。
なんだかカタい

そこで原因を考えた結果、自分なりにですが
“きちんと描こうとしている”から
と考えました

無理やり全身を収めて、目を公式に似せて、表情もそれっぽく・・・

するとどうでしょう
私の画力では

「公式の下位互換」

を描いている気持ちになってきました
今回はその
①全身収める
②目、表情を似せる

を破壊する事にしました
具体的には
①全身収めず1枚絵にする
②まつ毛や表情は二次創作っぽく描く(あまり似せようとしない)

以上、絵を”きちんと描かない“の説明です


実践

何通りかラフを描いて、いつもの癖で全身描いてしまったので破壊

バストアップ?に決めました
アタリというよりは何を描くかの指標を描きました

公式絵を見ながらまず人体のみを描きました
ガタイが良すぎたり違和感を感じたら訂正しつつもまず素体を描いた。

次にソレに沿って服装、装飾を描く
ここは資料を見て、バランスや仕組みを考察しながらざっくり描きました。

数時間掛けて線画
ここで意識した事がありまして、気持ち良さのみを追求しました
多少服の設定が変わろうと、描いていて気持ちの良い形だけ描きました。

(その結果、複雑な装飾(首元で結んでいた紐と左側の名札が抜け落ちてしまいました)
ここはラクをしようとして結果欠けてしまいましたが、悔いはありません。
(首の紐だけは心残り)

目も立体感だけ意識して、まつ毛の形は原型から外しに行きました

描いている時はいつもより非常に楽しかったです
ストレス無くスラスラ描けました

顔は線画だけではイメージと違う場合があるので、まつ毛と目は何度か塗って調整して、を繰り返しました

ブルーアーカイブ・ココナちゃん

塗り(完成)
ベタ塗り→模様入れ→陰影→ボカしや削り
といった感じで行いました



発見

今回このように描いてみて気付いた事は
①おおよそ描きたい絵が描けた
②いつもより時間が掛からなかった
③描いていて楽しかった
④顔の作画にこだわる事が出来た
⑤忘れていた描き方を使う事が出来た

などです
一つずつ考察

①描きたい絵が描けた=描きたい線しか描かなかったから

②時間が掛からなかった=ラクをした、こだわらなかったから

③楽しかった=自由に描いたから

④顔にこだわれた=一枚絵だから大きいので描き込める&二次創作として自己流で描いたから

⑤忘れていた〜=過去に一次創作などでしか使えなかった線の描き方や表情など、蓄えていたものをオリジナリティを出した事によって二次創作でも使用できた

など考えられます

一つ思うのは、これで完成にせずに一晩寝かせる事で

装飾の欠け
塗り
表情
バランス

などもう少しランクアップ出来る要素がありそうだ、という点


今後

まず今回は一度やってみて心の引っ掛かりを解消できた気がしたので記事にしてみました

引き続きこの描き方をやってみて、経過を観察してみます。
また発見があったら記事にします

ご覧いただきありがとうございました♪

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