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保育士のお仕事

今日は、園外保育でした。いわゆる遠足です。
我が自治体の公立保育園では、年に1~2回幼児クラスを遠足に連れていきます。

その引率のお仕事について書こうと思います。

まずは、バスの配車される日が年度初めに決まります。我が自治体で契約している1台のバスを全園順番に使用するため、園長たちがくじ引きで日程を決めます。(超→アナログですね(;^ω^)この時代に。)

この報告を受けた後、
・行先の決定
→ほぼ担任に委ねられます。
(とはいっても、行先の候補はかなり限られています。その中から担任が選ぶという感じ。)

・遠足の前月に実踏(下見)に行きます。
→この実踏のための書類作成アリ

・もちろん実踏の前までに行先を決めます。
→園外保育実施の書類作成アリ

・実踏後、遠足実施の3週間くらい前に家庭へ手紙配布
→手紙の作成アリ

・実踏後、引率する職員全員で打ち合わせ
→当日の流れ・デイリー(タイムスケジュール)の確認

これらの事を行います。
もちろん、通常の業務にプラスして。

★実踏(下見)では何をしてくるの?

◆当日の動線の確認
→当日の滞在時間をある程度イメージして、
・駐車場から目的地までの距離、歩く場所の安全確認
・年齢に合った場所はどの辺りか?
・どの辺りを中心に回るか?

◆トイレの場所、個数の確認
→バスでの移動時間にもよりますが、
・到着後、または帰りのバスに乗車前、トイレがすぐにあるかどうか
・子どものメインで回る場所の近くにトイレはあるか
・女児は洋式トイレしか使えない子が多いので、その数の確認

★いよいよ、当日・・・

◆子どもの荷物確認
・保護者には手紙でお知らせしてありますが、なくては絶対に困る
 弁当、食具(スプーンや箸)、水筒が最低限あるか確認しつつ蓋に
 ゆるみがないか1人ずつ確認します。

◆当然ですが、健康チェック (出欠確認)
・保護者の中には、せっかくの遠足だから・・・と少々無理をさせてしまう
 方も中にはいます。
(行かせてあげたいという親心はわからなくもないですが)
 ムリをしても子どもはシンドイだけで、ちっとも楽しめませんし、
 途中で具合が悪くなることもあるので、体調面で不安のある子は
 特にしっかり把握しておき、引率する職員全員でそのことを共有します。

◆出発準備
・トイレを済ませ、リュックを背負って出発準備をします。
 忘れ物がないか確認
・道路の歩き方、横断歩道の渡り方などの交通ルールの確認
 (この日だけという事ではないですが、園外に出る時は毎回して、
  子どもが意識できるようにします。)
・公共の場での振る舞い方を知らせて確認
 (交通ルールと同様、自分たちだけのためにある場所ではない事などを
  話します。)

そして、やっと出発!!

これがみんなスムーズにできると良いのですが、理解の差、要領の良い子、そうでない子の差・・・等々あり中々タイヘンです。

我が自治体の保育園は親子遠足ではないので、2~3名くらいの保育士で全て行います。

普段と違うことの連続なので、子ども達は基本テンション高めになりフワフワした状態になります。
これはある程度仕方のない事なのですが、そういう興奮状態の時って、ホントに怖いんですよね~。

園外保育の日は、朝からずっと気が張ってるので 
帰宅すると本当にグッタリです(+_+)

園外保育の引率もこれで最後ですが・・・ね。

おしまい。
では、また~。


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