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映画『さんかく窓の外側は夜』をスピ視点で語ってみる

お久しぶりです!

ヒーラーで占い師の【あんつん】です

随分とお久しぶりの更新となってしまいました💦


​お仕事も口コミを頼りに細々とやっておりますが、

発信していく事も増やして、もっとたくさんの人に知ってもらい、関わっていきたいなと思っています。

というわけで、エンタメも好きで、役者経験もあり、占い、スピリチュアルをお仕事にしている僕から観た視点で、映画『さんかく窓の外側は夜』を語って、皆さんの生活の中の物の見方、考え方に何か少しでも得るものがあればと思って書いていきます。

前置きとして

できれば作品も観て欲しいので、核心に触れるようなネタバレは極力避けて書いていきます。そして目に見えない事象を取り扱うので、信じるか信じないかはあなた次第ですし、個人の考え方を強要も否定もいたしません。

どんな映画か

簡単に説明すると、霊が祓える男と霊が視える男のミステリー作品です

ホラーが大の苦手なので、若干観るかどうか躊躇しましたが、触れ込みで興味があったのと、ずっと真夜中でいいのに。がテーマソングを歌っているということで、少し調べてみると、ホラーというよりは、サスペンス、ミステリー要素が強いらしいという事でしたので、思いきって観てきました。

(それでもPG12ではあるので、配慮は必要かと思います)

映像も綺麗で、説明的なセリフが少なく、カメラワークや音楽、映像効果で訴える部分が大きかった印象です。

もちろんお芝居も最高でした。

分からない謎部分や空想する余白も多かったですが、作品的にも明確にしなくても、取り扱っているものが視えないものなので、そこも良かったのかなとも思います。

それぞれの登場人物にスポットを当てているので、構造としては観やすかったです。

視えないモノは何も霊的なものだけではなく、人との繋がり、絆、関わり合いも視えないモノで、そういった視えないモノをどう信じて、逆に何を信じないのか、そんなものがあふれる世界でどう生きていくのかを問われているようにも感じました。


スピリチュアル的にどうなのか

一口に「スピリチュアル」と言っても様々な能力があります。

「視える」「祓える」「聴こえる」「感じる」などなど、「視える」の中にも霊が視える、オーラが視える、未来が視える、前世が視える、守護霊が視える・・・。他にも沢山、複合的な能力の方もいたりと、それはもう細分化が激しいです


視える

僕の視点から言わせていただきますと、視え方、捉え方は人それぞれで、この作品のように人型に視えている人もいれば、視えなくても何かしら感じ取っている人もいます。

映画の中では、交差点にぽつんといらっしゃる描写もありましたが(笑)、霊的なものは、もっともっといて、ウヨウヨしていても不思議ではないかなとも思います。

念が強い未浄化な霊だけ視えて、一定のラインを越えられない霊は視えなかったと言う設定でそうなっていたなら、映像的にも見栄えは良いかと思います。(一定のラインがどこなのかについては考察はしませんが)

呪う

作中では「呪い」も深く関わって、劇中でも語られていましたが、人の想い、念は「呪い」にもなりかねない一面があります。怨みつらみで体調が悪くなる人もいれば、お仕事や恋愛に邪魔が入っている事もあります。

「呪い」は自分に跳ね返ってくると言うのは、僕にはわかりません。が、今のところの見解では、自分の「一部」を飛ばしているので、跳ね返ってくると言うよりは、自分の能力が下がる感じかと思います。結果的に自分の体調も下がったり、運気も下がったり、能力も下がるので、跳ね返っているように解釈されるのかなと言った感じです。

なんにしても、怨みつらみ妬み嫉みのエネルギーは怖いですね


祓う

「祓う」事に関しても、色々と形式やしきたり、流派のようなものがあるように感じています。

道具を使ったり、印を結んだり、塩を撒いたなど、

作中では祓う対象に手をかざしていました。

映画の中では、祓う事に関しては深く語られず、「そういう能力」として扱われていたので、おそらくですが、「浄化のエネルギーを放出するタイプ」の除霊だと思います。除霊後に霊が細かく分解していくような描写と、身体に負担がかかるような描写だったので、浄化させるエネルギーを自分の身体を通して放出して、霊に送り込んで、霊が溜め込んでいる(抱えている)エネルギーをキレイにしていくという方法かと思います。


最後に

実際、現実問題としては、お祓いの方法や過程は別になんでもいいかなと思います。視えない分野でもあるので、証明することが難しいです。大事なのは「結果」です。

何か不調があって、原因がよく分からない。良くしたい事があるけど、どうしていいのか分からない。

「とりあえず試しに」とか「藁にもすがる思いで」とか「なんとなく興味で」とかスピリチュアルなものに触れる動機はどうであれ、結果として「改善された」「解消された」「良くなった」ならそれでいいと思います。


ただ、生きている世界は目の前の現実なので、その上でどうやって生きていくのか、自分の納得する生き方をしていくのが大事なんじゃないかなと思います。

視えない世界を知る事で、なんとなくモヤモヤして答えの出なかった事がスッキリする事もあるかもしれませんし、より分からなくなるかもしれません(笑)

でも一度くらいは触れてみてもいいかもしれませんよ。

映画というエンタメからでも。



追伸

ずっと真夜中でいいのに。

最高でした。撮影現場を実際に見に行かれて、曲を作ったそうで、歌から入りましたが、作品を見終えて、エンドロールに流れる「暗く黒く」はまた印象が違って、聴く側にさらにもう一段深い解釈をさせてくれたのも良かったです。


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