Xデザイン学校ビギナーコース#8
やっぱり、ビジョン、パーパスでつまづいた
今回は講座最終回。課題提供企業へのプレゼン。
これまで考えてきた事業アイディア、その企業がやる意味含め発表。
我々のチームは初期段階で定めるビジョンやパーパスを言語化しきれず、進んでいた。
発表直前であらためて言葉に落とそうとすると、
なかなか苦しかった。言葉に落とすとこれでいいのか感がぬぐえなかった。
ワード選びもこだわりたくなるけど、正直そこまで思い入れ持ててないかもと思ったり・・・
相手の会社のことを自分事化するって胆力のいることだと改めて思った。
形に落とさないと仕事は進まない
今回講座でのグループワークを通して、よくわかった。
(普段の仕事でもそうだが、)
口頭で言うイメージやニュアンスを実際に言葉に書き出して落とす。
具体的なシナリオやフローに落とす。AとBのように分けて見せる。
絵に落とす。イメージを作る。
こういうことをしないと、認識は揃わない。
何がわかっていて、何がわかっていないのか
この解像度を上げていくことが整理して合意することなのだと実感した。
これまでチームで落としながら作業してきたはずだが、資料作成となると認識が揃ってなかったり、そもそも繋がりが欠如していたりとなっていた。
言語化し、構造化し、たたき台をつくる。
そのうえで「じゃあどうする?」を考えていきたい。
ピースがはまった感じ
浅野先生が「ジグソーパズルで、一つピースがはまると、あれも、これもとピースがはまる時あるでしょ?UXも同じです」と話していた。
この講座を受けて、講座以外の場所で成長を感じた瞬間は、セミナーや本でサービスデザインやUX文脈の話を見聞きしたとき。
講座で言っていたあの部分だな。
あっちのことを話しているんだな。
言い方は微妙に違うけど、この文脈の話だな。
これは講座の中で多くのことが構造化された状態で教えてくれているからだと思う。
特にそれを強く感じたのは、ビービット藤井さんのセミナーを聞いて、何を言っているかわかったとき。前までは全然ピンと来なかったが、それは自分のリテラシーの問題だったと気付いた。
まさにピースがはまったのだと思う。
とはいえ、講座で習ったこと全部がはまっている感覚はない。
自分の言葉でスラスラと説明できるほどには至っていない。
講座は素人がJリーガーを目指すレベルの内容ということなので、自信をもって立ち返るポイントができたと思う。
講座を終えて
UX以上のことを学べて期待以上だったと思う。
「これからの人生における学び方とは何か」
「考えるということは作業、物事を単純化すること」
「事業は自分事、他人事と思えない自分事から始まる」
まだまだあるが、生きていくうえでの視座がアップデートされた気がする。
またワークを通して、
定性調査、分析からインサイトを見つける
これに対して、
「なんかインタビューして、何が嬉しいか見つけるの?
課題見つけて仮説立ててアイディア考えるってこと?何が特別なの?」
という人がたまにいるが、
一回自分でやってみないさいと。
そんな簡単じゃないよと思うようになった。
おわりに
noteでリフレクションを書いた方が伸びるとの教えに従い、毎回書いた。
なんで続けられたのか。
一つはモチベーション。
この講座を受けようと思った理由は、昨年Goodpatchに出向してデザインに出会って毎日夢中になれた。これだ!と思う気持ちが高まっていった経験をした。自分もできるようになりたいと思った。
もう一つは自腹であること。
会社のお金ではなく、自分のお金。
絶対に無駄にしないという気持ちが支えてくれた気がする。
UXはヒトが何に価値を感じるか、いかに知覚できるかの積み重ねだと思う。
これからも学びを続けていきたい。
おわり
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?