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女風やアプリの利用目的 〜マッチングアプリde婚活もどき日記34〜

昨日金曜日にコロナワクチン2回目を打ち、今日は熱の上がり下がりを見守りつつだらだら寝て過ごしています。想定していた最悪のケースよりかはマシ。フツーにしんどい程度。
が、ワクチンの件はまた別記事にするとして、ここではまた女風=女性向け風俗利用してきたこととかを書きまっせ。

擬似恋愛として楽しんでいる女風ですが、今回はかなりリアルな体験ができました。そういう点では収穫もあったと言えるかもしれません。
どんな、かというと、

男の屑っぷりについて知れた

……とまとめられるでしょうか。

ただし、相手が何考えてるかなんてわかりゃしないので、こちらの主観=「こうかもしれない、という思い込み」を積み重ねた結果でしかないわけですが。

先に結論(?)から申しますと、ラブホでバイバイした後でこんな感じのメッセージをTwitterのDMで送りました。(長いので一部省略して転載)

こんにちは。◯◯です。
「公式LINEじゃなくDMに」ということだったので、言いたくて言えなかったこと3点、こちらに送ります。(中略)

・時間とかマナーについて
××くんの、細かいことを気にしない「大らかさ」は大きな魅力です。ただマイナスに働くこともあると思う。
人と関わるお仕事って、信用が第一だと思います。もちろん個人の価値観によっても大きく異なると思うけど。その信用面で感じたことですが、「待ち合わせの時間は守ってほしい」というのが本音です。10分前には着いてこちらを待っててくれるセラピストもいたので。(中略)

・「寂しかった」と言ったこと
改めて振り返ると一番は「まだ時間内なのに、距離が離れている時間が長かったこと」です。(中略)
ところで、お風呂のテレビで何見てたんでしょうか(笑)?

・××くんのせいではないこと
実は今回も「入れて」って言いたかったんだけど、(中略)あと、寝る前に妙なこと口走ってごめんなさい。ノリで言ったことなので気にしないでね。

失礼なこともたくさん書いてごめんね。お忙しいと思うので返信はお気遣いなく。

——まあ、そこそこ色々あったんでござんすよ。

別れ際に少し文句を垂れたら「急いでるから、言いたいことはDMに送ってくれ」と言ってきたので(「LINEだと店のスタッフに確認されるから」って……ていのいい隠蔽やないかい。個人的な話は確かに確認されないほうがいいに決まっているが)上記のような、合計1000字ちょっとになるメッセージを送りつけたわけです。
一言で済ますつもりが、つい長々と書いてしまった。昔と違ってDM文字上限が一万字になっててよかった。

「言いたいことあったら、俺は別に怒らないから何でも送って」

とは言ってくれていたが、まあ……(中略)部分に男子のプライドに関わりそうことも書いたので……普通なら、怒るわなって内容っすわ。
要素も詰め込みすぎていちいち返事しようとすれば大変だろうし、そもそも「返信不要」とも書いたし——反応らしきものは今のところ皆無です。笑。

「いい機会だし、これで女風利用やめる」

と、この記事の下書き段階でここに書いていたのだが、投稿前に編集しながら

「ここまで散々言っておいてアレだが、あえてまた利用するのも面白いかな」

とも思い始めた。
もはや心理実験感覚である。

「やめる」と思った1番の理由は、やはり最初の擬似彼よろしく「仕事への怠慢」を感じたからですね。
一部は上にも書いてる通り、
・待ち合わせへの遅刻(こっちより先に来てた試しがない)
・プレイが終わった後、こちらが寝てる間に風呂に入ってやがった(そしておそらく風呂に設置されたTVでAV見てた。途中起きてトイレに立った時、風呂の磨りガラス越しに中がやたらと明るくなっているのが見えた)
・帰り際、こちらがマイナスな感想を述べるのに対して、そそくさと逃げるような態度だった(本当に次の予定のために急いでいたとも思うが)

……いやー、特に2番目の点、「先に寝やがった」擬似彼のほうがまだ可愛いものだったかも。
彼が去ってからシャワー浴びつつなんとなく風呂のTVつけたら、AV番組だったんですよね。直接確認したわけじゃないし、真偽なんざ不明ですがな

……というのがこちらの思い込みも含むかもしれないことを踏まえ、一応相手を弁護するようなことを述べておくと、

・前回と違い、最後までしなかったから不満だった、というのはあるかもしれない。
・途中、こちらにも不適切発言があったことは認める。マッチングアプリでやりとりしてる人々のことを話しつつ「(私が××くんを)本気で好きになったとしたらどうする?」とか明らかに面倒系の安い台詞を吐いてしまった。

あるいは、初めて来た(と言っていた)ホテルだったから……とか? いずれにしろ「そんなことで態度が崩れるようなら、まだプロとは言えねえな」とも思うけどねー。

こっちは不健全な擬似恋愛という夢を買ってるんだからさ。夢から覚めるようなことをしでかすのはプロじゃねーわ。

メインのプレイ部分は一応きちんとしてもらったものの、その前後がかなり不完全燃焼。リアルっぽい男女のすれ違いの一端を体験できたという面白みはあったかもしれない、そんな一夜でございました。

(なお、この感情をウェットな言葉で表現すると「私は傷ついた」ってことになるのかもしれない。が、もう思春期でもないし「傷ついた」は卒業せなあかんかなぁとも思う。我ながら「傷ついたから何やねん」とツッコみたくなる表現でもあるしね)


さて、少し話は変わりますが、自分のメンタルにも裏表、あるいは光と闇があるな〜と感じます。
その時の自分のメンタルモードが光モードか闇モードかで、同一の現象に対しても感想や評価がまるで違ったものになるなぁと。

光モードの時に女風のことを考えると、

「まあ、夜の仕事ってそれ自体がもともとグレーゾーンやし……わかった上で、うまく利用してストレス発散の一環として楽しむならいいんじゃね」

とか思うわけですが、これが闇モードの時になると、

「所詮あっちは夜職の人間、誠実さなんてもんはかけらも無いんやろな。こっちはナメられて食い物にされてるだけや」

とか思ってしまうわけですね。

とはいえ別に、どっちが真実か、ということもないのでしょう。捉え方の問題でしかなく。

自分が稼いだ金を何に使うかは自由だし、夜のサービスと割り切って、真心や気遣いなど期待せずにメインディッシュだけきちんと味わえば問題なし。
そう思って、また利用することもあるかもしれない。
が、ひとまず夏から続いた一連の「女風利用デイズ」は終了です。

ま、数日後の自分の気持ちなんてわかりゃせんけど。

万とか億に一つ、擬似彼から何かしらの反応があれば、余裕でまた揺らぐのかもしれませんが。最後の別れ際を除き、こちらの話をきちんと聞いてくれる姿勢——途中で言葉を挟んだりしない、自分が理解できない部分があれば訊き返して丁寧に確認する、など——は評価できる人でございました。


さて、こうなると……マッチングアプリ利用もどうしようかなって話ではあります。

好奇心で1人目の擬似彼デリバリーを頼んだらうっかりどハマりして、
100万差し出しそうになって、
「夜職の男にハマるのはやべえぞ」と思って代替役を期待してマッチングアプリに登録し、
1人目の擬似彼の怠慢に呆れて、その嫌な記憶を払拭したいと思って「プロ意識が高そう」と思った2人目を選んで数回呼んだものの、今回のような結果に。

もういっそ、今年の夏より前に生活を戻すつもりで
仕事に家事に、ボイストレーニング、着つけのお稽古、図書館通い、ビーズワーク、編み物、服作り、ガラス工芸、刀剣女子活動、二次創作のpixiv投稿——40になる前には何かしらの創作小説も仕上げたいと思っているし……等々の趣味を謳歌する日々が、レンだのアイだの考えずに済む日々が最も健康的かつ有意義なのかもしれません

ただ一つ、わざわざ恋愛をやる意義があるとすれば——「彼氏ができれば実家に帰れる」というのはあります。

これは最近思いついたことで、この日記シリーズ初出情報なのでちょいと説明しますと。

私は3年ほど前に、地元の公立高校教員から京都の会社員に転職した身でございます。実家の親は、そのことを隠したがっています。本当に近しい数人の親戚しかこの件は知りません。

母親「せっかく先生になったあんたが(※)、京都で会社員してるなんて言えるわけない。特にあの時相当喜んでたばーちゃんには。帰ってきた時は先生のふりをしてね」

※…九州のくそ田舎では未だに「高校の先生」は花形職業扱いなのである。

と言われ、盆正月もここ3年は帰っておりません——まあ昭和の男尊女卑感覚が染みついた父親、それに追従する母親、LINEだと仲良いのに会うと嫌味の応酬になる妹、基本疎遠な弟、とは会わなくてもいいかなという気はしている。

しかし、実家の保護猫ズと、御年90近いばーちゃん(母方の祖母。祖父母の中で唯一存命)には会いたい気持ちがある。

しかし、帰ったら、あれほど嫌って辞めた先生のふりをせねばならない……。

まさに、

♪帰りたい 帰れない さよなら カントリーロード……
(©︎スタジオジブリ「耳をすませば」)

状態なわけですね。
「耳すま」は、主人公が姫でも不思議な力の持ち主でもなんでもない凡人で、当時自分も住んでいた官舎っぽい家に住んでるところに惹かれて、思春期真っ只中にどハマりしたもんです……趣味の図書館通いも、この作品の影響かもしれない。
あの頃は主題歌の歌詞の意味なんてまるで理解できなかったものだが。

——話が横道にそれまくりだが、要するに、

彼氏を連れて帰れば、家族や親族の話題はそっちに集中することだろう。
 お前はいつ結婚するのかとかうるさく言われることはなく——いわゆる『孫の顔』なぞはもう見せる気などないが、そこは笑って誤魔化すとして——その賑わいの中で『いやぁ、実は転職して京都に住んでます』と今まで知らなかった人に打ち明けても、さほど気に留めることはないだろう。
 私は先生のふりをしなくて済む。望んで転職した己が人生を否定されずに済む」

とか思って、婚活もどき活動をしている面もあってですね……いや、コレ思いついたのホント最近なんですけどね。

もちろん、猫とばーちゃんに会いたいだけなら、職場の未婚男子に頼んで交通費出して彼氏のフリしてもらったり(細田守監督の「サマーウォーズ」がそんな始まりだったっけ?)、なんなら高くつきはするが例の擬似彼氏を一日レンタルして、付いてきてもらってもいいかとか思ったりもするわけですが……それはいよいよ「ばーちゃんが危篤」とかの場合に取っておくとして。

ひとまずはそういう目的で、
「ばーちゃんのとこに連れていける彼氏、隠れとらんでさっさと出てこーい」
と思ってやっている、そういう要素も最近は加わりました。

さらに実は実は、数週間前に行った河原町近くの、霊視が得意という占い師さんに

何も心配いらないわよ。来年の春には彼氏できてる。この年末くらいからそっち方面で忙しくなるんじゃない?」

とか言われてですね、それなら大丈夫かなと思ってる面もあるんですが。
当たるかどうかはともかく、気持ちの面で。

(ちなみにこの時のメインは「2番目の擬似彼にハマったらどうしよう」的な相談だったのですが。1番目の擬似彼の時も、博多の占い師さんのおかげで100万渡さずに済んだんで……詳しくは下記記事にて。結局人間は同じことを繰り返す生き物ってこったな)

てなわけで、マッチングアプリ利用の目的が「女風へのハマりすぎ防止」から、「実家に帰るため」にスライドしつつある今日この頃です。

なお、玉石混淆の中から無事に彼氏を発掘できたとして、実家に連れて行く際にはきちんと上記の事情を話してからにするつもりです。
その後別れたとしても、それはモーマンタイ。

とにかく最近の私は、ばーちゃんに会いたくてしゃーないのである。

幼い頃、夜な夜な「痒いよう〜」と泣くアトピーっ子であった私の背中を、「可哀想にねえ」と言いながら寝るまで掻いてくれたばーちゃんに。

……毒を吐き尽くすつもりが、なんだかやたらとハートフルなオチを迎えてしまった。

きっとワクチン副反応の熱のせいですわ。
カロナールの効果が切れたのか、また上がってきやがった。

読んでくださり、ありがとうございます。 実家の保護猫用リスト https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/25SP0BSNG5UMP?ref_=wl_share