擬似彼とのLINE 〜マッチングアプリde婚活もどき日記(というか女風の話)18〜

「マッチングアプリについてはまた次回」と昨日書いたものの、
やっぱ女風=女性向け風俗の話をメインにしたい。

ベッドを降りたら——というか、LINE上では最低限のやりとりしかなかった前・擬似彼と違い、現・擬似彼=セラピストさんはかなり営業熱心です。
最低限の内容を送った後も、LINEのラリーが途絶えない。

「な……なんやこいつ、まだ返信してきやがる……客は他にもいるやろうに、大丈夫なんか?」
と当初はビビりました。

まあでもね、好意を持っている相手から返信が来るってのは、嬉しいもんですよね。ホクホクしちゃうよね。
今日の仕事の休憩時間にも、昨日〜今朝までの擬似彼とのやりとりをマスクの下でニヤニヤしながら見返していました……

が!

こちらからのメッセージには、昨日寝不足状態で送ったために
明らかな誤字あり1件
途中送信して、慌てて再送信したのが1件
が含まれる状況でして。

送信取り消ししたいところだが、相手は仕事用の公式アカウント!
公式アカに送信したメッセージはシステム上消せないらしい!

あ゛ーーー訂正したい!
こんなアホみたいな誤字と途中送信、自分で自分が許せない!
全部なかったことにしたい!

……でも、彼から来たメッセージは見たい……。

というジレンマに悩みつつ、ミスした部分は手で隠すなどして見返してしまいますね。
(スクショ撮ってそれ開いた方が早いが、やっぱLINE画面をスクロールして追体験するのが一番楽しいよね……)


にしてもこの擬似彼、ほんま彼氏面カレシヅラがうまいわー。

寝不足解消して冷静になった今でも、スクロールしてるうちに錯覚してしまいそうになるもんね。

「彼にとって、私はちょっと特別なのかも……?」
なんてね。

いやいやいやいやいやぁ……
カンタのお婆ちゃん©︎となりのトトロを思い出す)
いかんいかん、今度は騙されるなよ。

奴はあくまで「諭吉先生と引き換えに、夢を叶えてくれる彼氏」だ。
江戸の男衆にとっての吉原の花魁みたいなもんだ。

あいつの動機は愛情ではなく、我が財布に眠る諭吉先生だ……。
あいつは諭吉を燃料にして動くロボットだと思え……。

今度こそ、財布の紐は容易に緩めるな。
諭吉を守れ! 己の尊厳を守れ!

(※自分に言い聞かせているだけで、相手を貶める意図は一切ありません)


——さて、諭吉を燃料にして動くロボットもとい擬似彼、本業はスポーツジムのトレーナーをやっているらしい。
風俗とか関係なく、フツーに色々ためになる話もLINEで聞かせてくれます。

「次会う時までに、もうちょっとお腹引き締めます ^^;」
「○○して××すれば、すぐ引き締まるよ! 頑張って♪」

さすがトレーナーさん! 具体的かつありがたーいアドバイス!

しかし。

「女は共感を求める生き物」とか言われる。
それが本当にXX染色体の特徴なのか、真偽のほどは知らんが——

こういう時は!

理想「俺はプニプニしてるほうが好きだし、そのままでいいと思うよ♪」

とか言ってほしい——ってのが! 本音!

いかにジムのトレーナーと言えど!
どうせならとことんダメ人間製造機に徹して甘やかしてほしいとこだよね!
XX染色体ゴコロがわかってねーな!
プロとはいえ、そこに関してはまだまだやなー。フフン。

……などと思ったりもするのでした。

一方、3日前からメッセージのやりとりが始まったDさん(仮)。
コミュニケーション的には特に問題ないです。
ただ、圧倒的に話題がつまらない。

1日目(一昨日):主に仕事の話(コロナ流行前は海外によく行ったとか)
2日目(昨日):近場でオススメの写真スポット(主に花畑)、地元の有名スイーツの話

くそ健全か!

いや、別にいいけどよ! 全然胸が弾まねえ!
2日ともこちらから話題提供し、こちらから「お休みなさい」で終えたし。

今日はまだ何も送っていない。
別に毎日やりとりする必要はないけど、次もこちらから開始しなければ何も来ないようなら……全部相手任せってのも、男とか女以前にどうなんだ。
いや、まだ3日目だけど。

まあ、こっちが先に気を遣うのに甘えてやがるんだとしたら、何も送らなければいいよな。

——みたいな妙な駆け引きが嫌いだから、メッセージとかすっ飛ばしてさっさと現地査定したいんだよなー。

あー、むがむがする。
(むがむが:口を閉じて歯軋りしたいさまを表す)

よし。今日は何も送らんぞ。
やりとりを続けてえってんなら自分から送ってきやがれ、べらぼうめ。

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