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心理的な障壁を作る方法【禁パチンコの基礎】

お世話になっております。
絶賛禁パチ継続中のコハラです。

パチンコをやめるのには重要な2つの障壁

↑こちらの記事にてパチンコをやめるにあたり大事な2大戦略は、
・心理的な障壁を作る
・物理的な障壁を作る

ということだと書きました。

まあそりゃそうだろって話ですが。

心理的な障壁とは?

そもそも心理的な障壁とは何なのか。

心理的な障壁というのは、「パチンコうちに行こう!」と思ったときに、心理的にクリアしなければパチンコに行けない。そういうハードルのことです。

例えばあなたが家族にたいして「俺はパチンコやめるぞ!」と宣言していたとします。
でもやっぱり打ちたい。どうしても打ちたいと。
そうなったとき、
「家族と約束したのに破って良いのだろうか」
「家族を裏切るのか?」
などと心理的な葛藤が生まれます。
この葛藤を振り切って、「そんなもん知るか!」となった人だけがパチンコ打てますよと。

もしこれが自分の意志の中だけで「パチンコやめるぞ!」と決意しただけ。
他になにもしてない。
そんな状況だとしたら、心理的な障壁はほぼ無いわけです。
やめたはずのパチンコをまた打ってしまうにあたり、
まわりに人に対しての申し訳無さとか、そういった心理的な障壁はなし。ほぼフリー。

心理的な障壁を無理矢理作る

パチンコをやめるにあたり、このような心理的な障壁というのは、できるだけたくさん用意しておいたほうが良いのです。
あればあるほどいい。

具体的に考えていきましょう。

まずTwitterははずせない

まず、禁パチ専用のTwitterアカウントを作りましょう。
普段使っているアカウントではなく、禁パチ用。

プロフィール欄には自分が禁パチをはじめたことを書いて、パチンコ依存症関係のアカウントを適当にフォローしましょう。

この時点で同じような境遇で悩み、戦う人が意外とたくさんいることに驚くと思います。

そして意を決して今日から禁パチをはじめる宣言をツイートします。

一昔前の殺伐としていたSNSと違い、いまのSNSは優しさにあふれています。
ツイートしたタイミングによっては、すぐさま
「応援してます」
「一緒にがんばりましょうね」
などのリプが返ってくることすらあります。

すぐにそういった返答が来なくとも、Twitterでしばらくつぶやきつづけていると、
たくさんのいいねをもらえたり、励ましの言葉をもらえたりして、
「みんなでがんばっている」感が出てきます。
特に依存症界隈の人は本当にみんなやさしいので。

ここまで来たらもうしめたもの。

禁パチをしていると、やはりパチンコを打ちたいという衝動に駆られることが多々あります。
しかし、そのとき自然とそれまでTwitterで励ましてくれていた人たちが思い出されます。

あの温かい人達の善意を無に帰すのか。
あの励ましを裏切るのか。

そういった激しい後ろめたさに襲われます。
これが大きな心理的な障壁となるわけです。

ちなみにこれ、続けていけば続けていくほど効力が強まります。自然と交流する人が増えてきたりするので、
「この人たちは裏切れない」と思える対象が増えてくるからです。

これ以外にもTwitterをはじめることのメリットはたくさんありますので、
とりあえずなにはなくともTwitterを始めてみましょう。

可能な限り家族に宣言する

衝動に負けてスリップしそうなとき、まず最初に浮かぶのは大事な人の顔だと思います。
家族を悲しませたくない、裏切りたくない、という気持ちは大きな心理的障壁になります。

このとき、やはり家族に禁パチのことを伝えていると、効力は倍増します。

おそらく家族はあなたが禁パチを続けていくなかで、
応援してくれたり、さりげなく精神的なフォローを入れてくれたり、
励ましてくれたり。
いろいろな形で助けてくれているはずです。

ただでさえスリップしそうなときは家族の顔が思い出されます。
そこに、日々助けてくれていた家族の姿や言葉が重なれば、
相当な衝動でない限りはスリップできません。
それほど家族の力は偉大です。

職場でも宣言しちゃう

職場でも禁パチ宣言しちゃうのが、個人的にはオススメです。

そうするとパチンコ関連の話が入ってきにくくなりますし、
何より会社の最寄り駅にあるパチ屋にふらっと入ってしまうみたいなことへの障壁が高くなります。

ちなみに禁パチ宣言するとき、できるだけパチンコをこき下ろすのがポイントです。
あんなクソ賭博、いつまでもやってるやつはバカだとか、違法なんだからとっとと取り締まれとか、そういう悪態をついて、
だから辞めます
とするのがいい。

こうすると、後に引けなくなります。

やめるのをやめるわけにはいかなくなる。

「結局あいつあんなこと言って辞められてね-じゃんww」
とバカにされる屈辱。

もしここでスリップしたらあいつらに笑われる。

そういう感情も、十分心理的な障壁となってきます。

毎日何か必ずひと手間を費やしてストックする

禁パチを続けるにあたり、少し手間のかかる関連する何かを毎日必ず行い、それをストックするようにしましょう。

自分の場合は、音声を録ってそれをYou Tubeにアップすることでした。

毎日それをやってストックしていくと、
いざスリップしそうになったとき
「毎日アップしてたYou Tubeが全部無駄になる」
と思えるのです。

自分が毎日やり続けてきて、少なからず手間をかけてストックしてきたものが、たった一回のスリップによってムダになってしまう。

こういう思いも、心理的な障壁になりえます。

動画投稿ほどでなくともいいですが、ある程度手間のかかるものがいいでしょう。また、スリップしてしまった場合にそのストックの価値がなくなるようなものであるのが理想です。
僕の場合は、「100日後にパチンコやめる」という要素をつけていたので、途中でスリップしてしまうと企画自体が台無しになるということもあり、非常に「スリップしたらもったいない」と感じやすいものだったと思います。

動画が厳しければ、ブログなんかでもいいとは思います。

禁パチを開始するにあたり、様々な新しいことへの取り組み・準備を行う

禁パチを開始するにあたって、新しいことを導入したり、それに伴って必要な準備に手間がかかった。
このような経験が多いほうが望ましいのです。

そもそも禁パチをはじめるというだけで、Twitterはじめた、You Tubeはじめた、動画編集の勉強もした、その他諸々・・・
というように、すでにかなりのコストをかけている状態でスタートすることによって、
「スリップしたらこれまでのコストがぜんぶ無駄になる」
というような心理的な障壁を作り出すことが可能です。

顔出しをする

基本的には依存症克服者界隈で顔出ししている人はかなり少ない印象です。

しかしそこであえて、SNSのみでもいいので、
素顔を公開してしまうという方法もありです。
※家族に禁パチを伝えている人に限る。

ハッキリ言って、無名の人がいきなりTwitterはじめて、
しかも禁パチアカウントで、ということになれば、そうそう簡単にフォロワーは増えません。あなたを見ている人はごく少数の限られた人たちでしょう。

しかしながら、顔出しをしているという事実は自分の問題行動をかなり抑制します。
もし万が一。億が一にでも、スリップしてパチンコ打っているところを見られるかもしれない。顔出ししているからバレてしまうかも。
そういう不安というのは、ぱちんこを打つ心理的な障壁として、
かなりの効果が期待できます。

まとめ

以上のような方法を使い、パチンコを打ってしまいたいという衝動がきたときに備え、自分の中に心理的な障壁を持っておくというのが大事です。

たくさん心理的な障壁を持っておくと、よっぽどでない限りスリップしないようになります。

それでもなおスリップしてしまうような強力な衝動に対しては、
また別途「物理的な障壁を作る」という観点から記事を書いてみようと思いますので参考にしてください。
心理的・物理的な障壁のあわせ技で、対抗していくことになります。

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