【水星の魔女19話】ミオリネ大地に立つ
2期も半分まで来ました。早いね。
一番じゃないやり方ということで、無事考えうる最悪の展開になりましたね。
【地球寮の皆様】
ご褒b…もとい脅迫を受けてペディキュアを塗らされているマルタン。
あれはセセリアなりの激励なのだろうか。
やつれて冷蔵庫漁りするスレッタ(えっち)、寝巻きチュチュ、アリヤお母さん、髪下ろしたティルなどパエリアみたいな具と風味に溢れるシーンでしたね。あったかい……
マルタンもようやく話せてよかったね。
【ミオリネ交渉決裂】
武装解除して交渉に臨むミオリネ。
地球に工場建てたり医療器具を卸したりするよ〜みたいな話。
雇用増加や地域の物流の活性化は見込めるけれど、インフラの整備や展開される企業はやはり宇宙に主権があるため地球はあくまで市場でしかないという立場関係は変わらないまま。
仮に成立したとして市民感情も単純じゃない。諸手をあげて喜ぶとはいかないでしょう。
フルフロンタルの説いたサイド共栄圏じゃないけど、代表が言っていたように地球と宇宙で相互不干渉を結ぶのが一番綺麗な形で収まるとは思う。それを私情で跳ね除けてしまってるところがやはり青臭いというかガキというか。
損得で生きてきた女で、なまじ経営者なんてやってるだけにその辺の感情の機微に対するツメが甘いよな。こういうのは大体うまくいきそうでいかない。
【ミカノレエラ】
大量のくしゃくしゃに丸めた白い紙だけ映って5号あいつマジと思ったが普通に一瞬の杞憂で終わった。
ノレアおちょくって遊んでたら頭突きという抜け技で対策されたエラン5号。ほっこり。
よわよわノレア可愛いね
ここまで来ると本当に5号とくっつくんじゃないかとすら思うね。なんか次回死にそうな気配してるけどね。
【おばちゃん死なないで】
宇宙議会連合のガサ入れ、予想通りあっさりゲロりそうになるベルメリアと消されるおばちゃん。ベルおばさんもこの辺で死んでおいた方が物語的には扱いやすいと思うのだがどうだろう。敵に回るにも味方になるにも中途半端なキャラだけど。
おばちゃん死んだの悲しい。
【シャディクの悪行、バレる】
周知の二つ名を悪事でそのまま使うなアホ。
なんだかんだ出自や本名が出てきた。
何か手を打ってくるかと思ったけど静観。
それどころあれよこれよで皆に悪行がバレる。
ミオリネが冷静だったけどあの男ならそんくらいしてるって思われてるわ。薄々勘づいてた。
あーららと思ってたら
『グエル……』
『穢したな、ミオリネを──』
きしょすぎて最高。この一言から出汁取るだけで三つ星スープできる。
冗談はともかく。
グエルが婚約者に返り咲き、ミオリネが動くのを黙って見ていたのも、何だかんだ、あの横柄で我の強いグエルだからこそミオリネを守れるというある種の信頼があったわけで。
だからこそこれと言って何もしてなかった。
総裁選、なんなら負けてもいいとまで思ってたかもわからん。
けどグエルは何もできなかった。
地球への情にほだされ強硬な姿勢を取れず、スレッタの影響で甘くなったミオリネと一緒にまんまとプロスペラに嵌められた。お前なら任せられると思ったのに。
許せるわけがない、というわけか。
普段の軽薄な物言いとは違う、かつてスレッタに向けた冷たい声音。形式上の恋敵だったグエルが、初めて真の意味でシャディクの敵意の対象になった最高のシーンだと思います。
【プロスペラ遂に動く】
プロスペラがなんかやらかすのは分かっていたけどさぁ。そもそもエアリアルにガンビットくっつけたままで非武装も何もあるかよって話なんですわ。
しっかりケナンジ隊長が帰って邪魔者がいなくなった後で動き出すプロスペラ。
エアリアルで火器管制のコントロールを奪取。ほら見たことか!!!!
自衛の建前のもとオックスアースの隠し財産を破壊。混乱で戦闘になってしまい阿鼻叫喚。ミオリネも完全に戦犯扱い。
大河内監督といえばコードギアスが上がるけど、まさに『血染めのユフィ』の回を思い出させますね。
『地球人の皆さん、お願いがあります。死んでいただけないでしょうか!』
『虐殺です🤍』
というか地球にもプロスペラの手が伸びてるという予想はハズレでしたね。ウルソーンがある以上オックスアースは何かしらあると思ったたけど、宇宙議会連合絡みとは予想外だったなあ。これは読めん。
ウルもソーンもルーン文字なのでもしやと思いましたが想像以上に残ってたね。
これを見てスレッタは……
【おわり】
物語をスレミオで終わらせるにはミオリネもどこかで変わらなければいけませんもんね
バキバキに心折られてほしい。
一番じゃないやり方……
では
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