デカルコマニー作品1:天地一如
前々から試してみたかった「デカルコマニー」という画法を試してみました。
半分に折り目をつけた画用紙を広げ、たっぷりと絵の具を乗せたら、画用紙を折り返して絵の具をサンドイッチにして混ぜ合わせ、また広げてシンメトリーな画面を作るというもの。いわゆる「ロールシャッハテスト」という心理テストでも用いられている技法です。「この絵が何に見える?」というやつです。
今回使った絵の具はアクリル。
ただし、画用紙を二つ折りにするのでなく、二枚使ってやってみました。さらに若干加筆しています。
樹木が天に向かって枝を伸ばすと同時に、地下へと根を生やす様子を描いてみました。「天地一如」といったところ。
盗用防止のため、解像度をかなり落としています。それでも拡大すると、「厚盛り」の様子を味わっていただけると思います。
無料公開中の記事も、有料化するに足るだけの質と独自性を有していると自負しています。あなたのサポートをお待ちしています。