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最終回 中学受験よりも必要なこと

連載「ぼく受験するの?」(2022−23版)
第8回 中学受験よりも必要なこと

以下に幾つかの生活シーンを列挙しました。
ご自身の子育てシーンを振り返ってみて幾つ該当しますか?

「良い音楽を聴かせる」「生活リズムを崩さない」「よくないと言われるものは食べさせない」「食事の時間は決めている」「甘いものを少なくしている」「早寝早起き」「言葉でいけない理由を説明する」「朝食をとる」「食事中はテレビを見ない」「テレビは内容によって見せる」「本の読み聞かせが多い・多かった」「集中させる」「がまんさせる」「なぜ?どうして?と疑問を親に伝えてくる」

こんな生活シーンにより教育格差は生まれ、広がっていくのです。「生まれ」による最終学歴差には“複合的”な過程があることは事実なのです。
例えば、2.5歳から小学校前までの4年間で、両親非大卒の幼児は両親大卒の子どもより1,196時間も長くテレビを視聴します。
両親との会話も子どもの習得語彙数に影響します。早くからオノマトペ言葉を止めて、意識して多くの語彙を使えば習得語彙も増加します。
このような、さまざまな過程の積み重ねが、子どもの学びになり、その過程の差が学力の格差になるのです。ここには(まだ)所得格差はありません。


では、何が必要か?

⓪目標を持つ
何か目標、夢を持つ。中学受験を目標ではなく過程と考え直す。
例.昆虫が好き→本やネットで調べる→もっと知りたい→有名な先生から学びたい→有名な先生=有名な大学(が多い)→その大学を目指す→中学受験が有利
というロジックです。

①興味
興味の湧くものを見つけ、興味をとことん深掘りさせる。そこで、親も一緒になって考えてあげれば、より興味は高まり、結果、知識は深まります。

②自立
親元を離し頼れる他人を作らせる。少し難しい課題かも知れませんね。学校の生生で満たされれば理想ですね。親御さんの友人、知人。近所の人なら費用は掛かりません。塾の先生なども良いですが費用が掛かります。

③仲間
仲間と取り組む機会を作る。趣味、習い事、スポーツ、何でも構いません。共通の目標に向かう仲間の存在です。

こんな生活を送っていれば、中学受験は心理面も学力面もハードルにはなりません。また、そんな生活を継続すれば中学受験をしなくても人生の目標に到達します。人、学校、社会はそこを評価します。学びは親・周囲が与えるか、塾に外注するしかありません。
子どもを少しでも早く自立させましょう。


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