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オチのない話 #1

先日、テレビが壊れた。
DVDを再生中に突然「ボシュッ」という音ともにテレビが真っ暗になった。しかも何だか焦げくさい。こんなに分かりやすい壊れ方をするのかと思いつつ、とりあえずテレビのコンセントを抜いて様子を見た。

しばらく様子を見たが、煙も出てないし火災の心配は無さそうなので、スマホを片手にどうしたものか考える。実際テレビを使う機会と言えば、DVDを見る時かYoutubeなりAmazon Primeなりを見る時に、テレビにキャストするくらいだ。なので使用頻度としては正直少ない。

とはいえ、無いと不便は不便だなと思い、とりあえず修理をした場合の相場を調べつつ、Amazonで同じ型のテレビがいくらぐらいか検索。あまり聞いたことないメーカーなら修理するより安く済むが、大手メーカーなら修理した場合とそんなに変わらないぐらい感じだった。

壊れたテレビも買ってから11年近く経っていた。なので修理をするよりも新しいのを買った方が良い気もするが、これだけ使っているとそれなりに愛着もある。なによりこのテレビは新社会人の時、冬のボーナスで買ったものだ。当時の価格で7~8万くらいだったと思う。それまでブラウン管のテレビを使っていたが、せっかくボーナスも出ることだしと買い替えることにした。

本当はもう一回り小さいテレビを買う予定だったが、付き添ってもらった上司にどうせ大して金額変わらないなら、大きいの買えよと背中を押され、結局26型のテレビを買うことにした。自分の中でもなかなか高額な買い物だったが買って良かったと思っている。

そんな思い入れもあって、壊れてから数日。
未だにどうするか決められないでいる。

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