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インド旅行記 2020

ベトナムのテト(旧正月)休みはインドへ。
デリーからアーメダバード、チャンディーガルの3都市をめぐる旅でした。
この旅で特に好きだった街はグジャラート州のアーメダバード(アブマダーバード/Ahmedabad)。 古くから品質のよい綿がとれ、紡績や織物で栄えた街。

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マハトマガンディーの生まれ故郷でもあり、彼のアシュラムではチャルカによる手紡ぎ手織りのカディコットンにも触れることができました。

そしてなんとも筆舌に尽くしがたいほどすばらしかったのはキャリコ博物館。

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インドの伝統的な染織物の数々。まるで物語を紡ぐようなすばらしい作品たち。稚拙な表現だけれど、祈りや願いをこめて丹精につくりあげた作品は遥かな時を超えて、それに触れる人に語りかけてくるものなのだ、と布から教えてもらった気がします。

アーメダバードの旧市街には伝統家屋Haveli(ハヴェリ)を改装した宿がいくつかあり、そちらに宿泊しました。

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Haveliや寺院の木彫、石彫はひとつひとつが息をのむ美しさで、本当は旧市街で果たしたい目的があったけれど、そこにいるだけで心が満たされて目的はどうでもよくなってしまいました。

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こちらは築約600年のHaveli。支柱の装飾は音楽隊の神々たち。600年も時を経ているなんて信じられない保存状態の良さ。そしてこのHaveliには人も住んでいます。(写真ではまったく伝わらなくて残念。。)

あと備忘録として&もしこの街を訪れる人がいたらぜひ行ってほしいのはVechaar Museum。

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古い暮らしの道具が展示してある私設ギャラリーなのですが、夜19時半から庭でディナーをいただくことができます。

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グジャラート地方の伝統的な食事が楽しめ、心も身体も満たされるヘルシーな料理とそのボリューム。(ストップするまでずっと葉っぱのお皿にカレーなどが盛られ続けます。)
19時半まではゆっくりと日が暮れるのを待ち、やや不安になってきた頃に、ディナータイムがはじまります。

また必ず訪れたいアーメダバード。今度はブロックプリントの工房や織物の村も訪ねたいです。


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