今「金持ち父さん」を読み返すと、初めて読んだときにわからなかったこともよく理解できるようになってる

このところ大学院で貸与したい奨学金について考える中で自分のマネーリテラシーのなさを痛感したので、お金について教えてくれる本の中でも王道の「金持ち父さん 貧乏父さん」を読み返してみました。

最初に読んだのは高校生の頃。父から渡されて、お小遣いをもらう条件として読むように言われました。イヤイヤ読んで、なんとなくわかったような、わからないような。
「それでお金が稼げるようになるのはわかったけれど、資産を築くなんて自分には遠い世界の話でしかないな」と劣等感を伴った感情を持った記憶があります。

今改めて読み直すと、全然違った読み方ができるなって感じます。
以前はふわふわとしてしかわからなかった、負債と資産の違いや、キャッシュフローについての理解が深まりました。社会について、お金について、の経験や周辺知識が高まった影響だと思います。

そして、一番大きなところとしては「自分でもやり方を考えれば資産を持てるんだろうな」という実感が湧いてきたのです。

このパラダイムシフトとも言える転換は大学時代に出会った人たちの影響が大きいでしょう。大学では武者修行プログラムや、イベント、バーなどを通じて同世代だけでなく、社長をやっている人、小説家、ラジオDJ・・・そういった様々な、高校生のライアンがあったことのない人と知り合うことができました。そうした世間一般でいう「普通」から外れた人たちと交流することで、自分の中の「普通」がアップデートしたのだと思います。

わかるという実感が湧いてきたところで、引き続きお金のリテラシーを高めるための勉強を続けていきたいと思います。

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