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目標からの逆算が日々の充実につながる行動を引き起こす

2回目の大学院入試から約1か月が経過し、合格発表を数日後に控えています。正直、その結果に対して並々ならぬ不安を覚えているのですが、同時に現在の自分の生活に対する不満も同時に持っています。

卒業研究の引継ぎが完了した4月から、大学院入試のある8月中旬までは常に「今の自分は合格できる学力があるか?不足分は何をしたら補えるか?」を考え続けて生活をしていました。

そのため、(まだ最終的な合否がどうなっているかはわからないものの)多くの知識を身に着けて、物事に対する見方に変化が生じました。日々見聞きする情報を勉強した生物学の文脈から推測するとどうなるのかを考えたり、ずっと苦手だった物理や数式に興味を持つようになったりしました。

そうした日々を過ごしたからこそ、現状の自堕落に堕ちてしまった自分の現状に不満を覚えています。

試験終了後からは、「結果がどうなるか未確定だから」と言って、何か目標を立てて行動することを完全に停止し、日々何をしたいのかというボトムアップの思考で生活しているのです。瞬間瞬間は楽しくとも、まとまった時間を振り返ったときに何とも言えない虚無感を覚える。

今日参加したオンラインのイベントで、「目標地点と自分の現状を明確にして、ギャップを言語化し、それを埋めるためにどうするのかを考えて、行動する」という話を聞き、この1か月ですっかり忘れていたことを思い出しました。

逆算したわけでもない、ただ何となくで積み上げただけの日々で何かが変わるほど人生は甘くないし、楽観的な性格もしていない。

自分の性格として、合格発表の日以降の目標を立てたくないというのなら。
もっとずっと先、50年後にどうなっていたいのか。
もしくはすぐ目先、合格発表の日の朝にどうなっていたいのか。

そこを明確にして、それに向けた行動を明確にして実際に実行してみたらいいのではないかと今更ながらに思い至りました。

人生に遅すぎるということはなく、気が付いた時が最も若い。
だったら今からやればいいわけですね。

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