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ガリレオを批判した人たちを想う

現代だと地球が太陽の周りをまわっているというのは常識で疑う人は殆どいないでしょう。

でも、それが異端とされた時代が確実にあったのです。

初期の地動説を指示したコペルニクスや、ガリレオは異端者として扱われたといいます。

これまでは、彼らを批判した人というのは頭の凝り固まったメンドクサイおっさん達だと想像をしていました。

でも、もしかしたら人一倍真面目な人だったのではと少し思うようになりました(実際に調べたりはしてないのでわからないですが

勉強することは先入観を作る事だと気がついた

僕もここ数カ月、受験勉強ということで生物の勉強をこれまでになく真面目にやるようになりました。そうするとどんどん知識が付くと同時に、ネットなどで見るゆるふわっとした生物の解説にいくらかの腹立たしさを覚えるようになったのです。

例えばこれ、

生物に興味のない人に生物の多様性とかをわかりやすく、面白く知ってもらうのにいいコンテンツだなという思いはあるものの
勉強した知識を元に「いやいや、現在の多様性は選択圧の結果で・・・。」
と、批判をしたがります。

だって、僕が勉強してきたことは進化に基づいた話なので。

自分は結構寛容な人間だという自負があったので、かなりの衝撃でした。
(自分で言うなって話ですが 笑)

その批判をしたがる自分に気づいたことで、
これってもしかしたら、最初に地動説を批判した人たちも自分が一生懸命勉強してきた事を根本から覆す話をされたから腹立たしくなってしまったのではないか。と思うようになりました。

地動説のような正しいことを、新しいことを頭っから反対するメンドクサイ人間にはなりたくないので頭を柔軟に保ちたいと切に思う今日この頃です。


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