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戻ってこないバスタオル

ついさきほどのお風呂上りにいつもの習慣でバスタオル置き場に手を伸ばす。でもいつの場所にタオルは見つからない。

それを見て「そっか母いないんだっけ」と思い出す。
部屋に戻る途中でタオル干しっぱなしのバスタオルが目に入る

一人で留守番を始めて2日目。

自分で作った味噌汁は味が薄い。
ご飯は炊けてないから、冷凍ご飯を解凍。
洗ったお皿も放置されてる。

いつも母が無言の内にしていてくれたことに自分が気づかず、
いつもの日常が回らなくなっています。

きっと明日の朝も起きて「あ、ご飯作らないと」と思うことでしょう。

大学院入学から始まる独り暮らしのためにも今のうちに
炊事・洗濯・掃除全部仕込んでもらわないとですね。

これから作った味の薄い味噌汁の写真を母にLINEで送るので
「ありがとう」の気持ちも伝えようと思います。

頂いたサポートは、南極の植物を研究するために進学する大学院の学費や生活費に使わせていただきます。