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【内科志望必見】どの診療科に進むか悩んでいる人に見てほしいスライド4選

将来どの診療科を選択するかにおいて、まず内科と外科のどちらにするかで大きく分かれるのではないでしょうか。さらにゆくゆくは、内科と外科それぞれの中で専門とする科を選ぶと思います。ですが、病棟実習や初期研修のローテーションといった短い期間で自分にあった診療科を選択することは難しいでしょうし、興味がある科を深く知ることもなかなかできません。

この記事では、内科に進む予定の医学生・初期研修医に読んでほしいスライドを紹介しています。専門の先生が診療科ごとの魅力とキャリアについて解説していますので、ぜひ進路選択の判断材料として、スライドを確認しておきましょう。

急性期から終末期まで幅広く、キャリアも豊富な呼吸器内科

一般的にメジャーな内科のうちのひとつに呼吸器内科があげられます。病棟実習や初期研修でも、呼吸器内科を回った経験があるのではないでしょうか。この記事を読んでいる方の中にも、将来、呼吸器内科への進路を考えている方がいらっしゃるかもしれません。よよるこ@呼吸器内科先生のスライドを読んで呼吸器内科の魅力を把握しておきましょう。

スライドでは、呼吸器内科の対応する疾患領域や呼吸器内科の強みについて解説しています。また専門医になる方法や内科関連資格、専門医取得後の進路などといったキャリアプランについても、表や例を用いてわかりやすく説明しています。

育児と専門医研修の両立に関して、よよるこ@呼吸器内科先生の実体験も述べてくださっているので、将来、育児のタイミングを考えている人にとてもおすすめのスライドです。

全身をくまなく観察することで人間の本質に迫ることができる脳神経内科

脳神経内科と聞いて皆さんはどうイメージするでしょうか。神経解剖の複雑さや難病が多いイメージがあるため、脳神経内科は「難しくて、希少疾患を扱う科」と思われている方が多いかもしれませんね。

しかし、実はそのようなイメージ通りの科という訳ではありません。エスディー@脳神経内科先生のスライドを読んで、脳神経内科の魅力とキャリアについて知りましょう。

基本的に脳神経内科は診る症状・疾患が多く、全身に症状が及ぶため、総合診療科の側面もあるそうです。疾患も急性と慢性含め、多岐に分類されるため、自分の特性にあった分野を選べますね。

昔は治療法がわからず、治らない病気が多かったそうですが、最近では医療の発展が進み、治療法が段々と増えています。手技に関しては、血管内治療や電気生理検査といった魅力的な手技を身につけることが可能です。

他にもスライドでは、脳神経内科の研究の面白さや、開業のメリットデメリット、女医さんのキャリアについても説明されています。脳神経内科の魅力とキャリアに関して有用な情報が豊富なスライドですので、ぜひ一読しておきましょう。

やりがいのある研究や治療をおこなうことができる血液内科

幅広い疾患かつ全身を診る診療科のひとつとして血液内科があります。腫瘍学や免疫学、感染症学、内科学と密接に関連しており、学問としても非常に魅力的な科ですね。原田介斗先生のスライドで血液内科の魅力をチェックしておきましょう。

スライド内であげられている魅力として、幅広い研究かつ、研究が臨床に直結する面白さがあげられています。がん幹細胞の動態を明らかにして、新治療法を研究するのはとてもやりがいを感じることができそうですね。また、延命ではなくcureを目指す、ダイナミックながん治療も魅力のひとつにあげられています。

加えて血液内科では、研修医が習得すべき手技である中心静脈穿刺や腰椎穿刺を経験することができます。ぜひローテーションで選択して、手技を経験しつつ、血液内科の魅力を体験してみましょう。

研究やMBAといった幅広い選択肢のある総合診療科

幅広い視野と知識で患者と地域を診る診療科として、総合診療科があげられますね。総合診療科は、よく総合内科と混同される傾向があります。まずは、DIO🦌総合診療医先生のスライドでふたつの診療科の違いを理解しましょう。

スライドでは総合内科と総合診療科の違いについて、何をベースにしているのかわかりやすく解説しています。総合内科と総合診療科に興味がある方は、必ず確認しておきたい内容です。

またAntaa Channelの方では、総合診療科に関する研究やMBAといったキャリアに関する動画も載っています。総合診療科や臨床以外のキャリアに興味がある方は、スライドとあわせてAntaa Channelもチェックしておきましょう。

Antaa SlideとAntaa Channelで将来のキャリアの選択肢を広げよう

今回は内科志望の医学生・初期研修医向けに、内科の魅力やキャリアに関するスライド・動画を紹介しました。将来の進路は診療科の選択だけでなく、研究、開業、結婚、育児、ライフスタイルといったさまざまな要因が絡みますので、悩みがつきません。

Antaa SlideとAntaa Channelには、こうした同じ悩みを抱えた先生の体験談や、臨床以外のキャリアに関するスライド・動画が揃っています。ぜひAntaa SlideとAntaa Channelを活用して将来の選択肢を増やし、キャリアについて考えてみましょう。

文責:ヒラメ筋@医学生