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【呼吸器】喘息の理解を深める「問診→検査→診断→治療」に関するスライド4選

こんにちは、Antaa運営です。こちらの記事では、医師・医学生必見の疾患別スライドを紹介していきます。

今回のテーマは『喘息』です!Antaa Slideでは、多くの先生が、喘息の病態生理から治療までを包括的にカバーした臨床現場で役立つスライドを掲載されています。それでは、『喘息』について詳しく見ていきましょう!


⑴問診

内科外来で多く見られる主訴、咳・痰・息切れ。
肺炎や心不全は比較的簡単に除外できるけど、鑑別で頭を悩ますのは喘息?COPD?ACO?
喘息やCOPDの定義、鑑別で注目すべきポイント、治療やACOを疑う状況などをキュート先生(@cutetanaka)がまとめられています。

⑵検査

喘息・COPDについて総合診療科のガラパゴス伊藤先生が解説されています。研修医の先生やプライマリ・ケアの先生に必要な知識をまとめていますので、是非参考にしていただければと思います。
身体所見の喘鳴(wheee)の度数や、スパイロ、気道可逆試験などについても触れられています。

ERでの喘息患者へのアプローチ、その治療。一般症例から重症例まで、総合診療科の近藤先生が解説されています。
Wheeeが聞こえないから安心?Wheezeがひどいから重症?など、喘息の重症度に重要なものについて記載されています。

⑶診断

再び呼吸器内科医のキュート先生の記事より。
喘息とCOPDの鑑別で注目すべきポイント(発症年齢・要因・アレルギー・変動のある症状か持続性の症状か・採血・画像所見など)に関して焦点を当てられています。

こちらも再び、ガラパゴス伊藤先生のスライドより。
病歴・身体所見・スパイロの、喘息とCOPDの違いについて述べられています。

⑷治療

吸入薬を処方する時にどの様に考えて処方して良いか困った事は無いでしょうか。呼吸器内科医の森川先生が、症例を通した吸入薬処方の考え方について解説されています。
吸入薬処方の5ステップ(診断→適応と重症度の確認→製剤の決定→デバイスを決める→症例へのフィードバック)に関して触れられています。

以上が今回の「喘息」編のスライド紹介でした。
喘息の問診・検査・診断・治療という一連の診療プロセスに関して、スライドをご投稿してくださった先生方、誠にありがとうございます。
Antaa Slideでは、他にも呼吸器疾患のスライドが沢山投稿されています。よろしければこちらもご覧ください。