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【医学生向け】病棟実習中に身につけたい!問診・診察がよくわかるスライド3選

病棟実習では問診や診察をする機会が何度かありますよね。オスキーで学んではいるものの実践する機会は少なく、やり方やチェックすべき内容を忘れやすいです。また、患者をいざ目の前にすると、緊張してうまくいかないこともあるかもしれません。

Antaa Slideでは、問診・診察をわかりやすく解説しています。やり方やコツが丁寧に整理されているので、とても勉強になる内容ばかりです。病棟実習でおこなう問診・診察について、これから紹介するスライドで予習・復習していきましょう。

問診の目的を確認し、体系だった問診を習得しよう

病棟実習では、患者を受け持つことがありますよね。医学生の私も何度か、問診をおこないました。ただ、慣れていないうちは、症状を聞くだけで精一杯になってしまうこともしばしばです。次に紹介する長野広之先生のスライドで問診について理解を深めましょう。

問診ができるようになると、診断にたどりつきやすくなります。スライドによると、問診だけで80%の診断がつくそうです。また問診がおこなえると研修医になってから、必要な検査のオーダーをすることや、上級医にプレゼンがしやすくなります。ぜひ医学生の頃から身に付けておきたいスキルです。

スライドでは、問診の目的かつ具体的なおこない方を詳しく解説しています。症状を聞くことが目的になりがちな人は、この機会にぜひ問診の目的を再確認しましょう。聴取すべき項目も整理されているので、問診する直前に目を通すのもおすすめです。

医学生のうちから問診をしっかり実践することによって、研修医になってから診断・検査がおこないやすくなります。しかし実習で、実際に問診させてもらえる機会は少ないですよね。だからこそAntaa Slideで予習をしっかり済ませた上で問診に挑んでみましょう。

基本に立ち返って正しい聴診をしよう

診察において聴診は重要な手技のひとつです。医学生でも、外来見学や受け持ち患者の診察の際に、聴診はよくおこないますよね。しかし、いざやってみると、音を認識できなかったり、聴くべき部位を忘れてしまったりすることもあるのではないでしょうか。今一度、聴診の仕方を確認するために鍋島新志先生のスライドで復習をしてみましょう。

スライドでは、聴診器の当て方といった正しい聴診法を説明しています。キチンと集音する方法や聴診におけるコツなども解説されており、とても勉強になる内容です。

聴診法を理解することで正しく音を聴きやすくなります。正常音と異常音の違いを理解するためには、まず音を聴けるようにならなければなりません。教科書で勉強した音を実際に聴くために、一度基本に立ち返って確認してみましょう。

鑑別診断を思い浮かべながら臨む腹部診察

腹痛を訴えて、病院を受診する方はよくいらっしゃいます。腹痛は消化器疾患だけでなく、婦人科疾患、泌尿器疾患が原因であることもしばしばです。また、腹痛は発生機序や疼痛部位によって、さまざまな鑑別疾患をあげることができますね。

くるとん@消化器内科先生のスライドでは、腹部の診察から診断まで細かく説明されています。実習では、腹痛の患者に病歴聴取から診察までおこなう機会があるかもしれないため、ぜひ一読しておきたい内容です。鑑別診断もまとめられているため、国試の勉強の参考にもなりますね。

鑑別診断を頭に浮かべながら腹部診察をおこなえるようになれば、研修医になった際にとても役立ちます。スライドでは腹痛におけるcommon diseaseも解説されているので、腹部診察をおこなう前に確認しておきましょう。

医学生のうちから問診・診察を上達させよう

この記事では、問診・診察の基本を学ぶことのできるAntaa Slideを紹介しました。病棟実習では、実際に問診や診察をおこなう機会が限られています。コロナが流行りだしてからは更に制限がかかるようになりました。

病棟実習中の限られた時間を有効活用して、効率よく学ぶことが大切です。Antaa Slideで予習・復習をしっかりおこなってから実習に取り組みましょう。


文責:ヒラメ筋@医学生