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森林をきれいにできないかな

 国土面積の7割弱を森林が占めるといわれる日本は森林大国といわれます。車で都会を脱出し1~2時間走ると青空の下に広がる自然を満喫できるのも日本ならではのことだと思います。しかし、遠目には美しくても一歩林の中に入ってみると次の写真のような情景が目に飛び込んでくることもしばしば経験します。 この写真は個人所有の雑木林で、必要となれば林業用の重機を使って簡単に片づけることが出来るのでしょう。費用は相当掛かるでしょうけれど。

富士見町の民間保有林

空から見下ろしてみると。。。

別荘地航空写真by Google

 これはある別荘地の航空写真ですが家の周りを樹木が囲むというか、林の中に家がぽつぽつと立ち並び、樹木が屋根を覆っているような所もあります。下世話なことかもしれませんが、樹木がどんどん大きくなるとどうするのでしょうね。 台風で樹木が倒れて家を押しつぶしたとか、道路をふさいだとかいうニュースを目にすることはよくあります。 道路をふさぐような倒木は公的機関が速やかに撤去作業を行いますが、この写真のように車も入れそうもない場所の木々は間伐や下草刈りなどの日ごろの手入れが必要だろうと推測されます。場合によっては老朽化して倒れそうな樹木については、予め伐採してしまう必要もありそうです。

車も入れない場所でどうやって伐採するのだろ

 重機も入れそうにない場所でどうやって伐採するのか不思議ですね。でも世の中には重機も使わずにするすると木に登り上から徐々に切り取っていく神業のような作業で狭い場所の樹木をも伐採する「空師」と呼ばれる人たちがいるのです。 空師さんの仕事ぶりが分かる動画をネットで見つけましたのでご参考までにここに貼り付けておきます。

空師ロボットがあったらいいな

空師さんの身のこなし方や切り取った幹木の落とし方など見事ですが、いずれは空師さんの数も減ってくるでしょうし、お値段もどんどん高くなりそうです。 空師さんの仕事代行できるロボット君の開発はされているのかどうか。 枝を落としながら上へ上へと登っていき、てっぺん近くにたどり着いたら、今度は幹を一定寸法で切りながら、所定の方向へ落としていくという仕事をするロボットがあったらいいと思います。 日本の森林の6割弱は民有林といわれています。このうち、重機ではなく空師さんに頼まなければならない樹木、森林の割合がどのくらいなのかはっきりしませんが、ロボットがあれば少なくとも伐採は狭い場所の樹木だけではなく、森林などでも使えそうです。森林を奇麗な状態に保つことが出来ればいいことがたくさんありそうです。どなたか空師ロボットの開発にチャレンジしませんか?

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