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日本人としての懸案への対峙 「安倍晋三実録」を通じ

 Audibleで岩田 明子著、

「安倍晋三実録」を聴きました⤵


 NHK時代から岩田氏はひたすら

「クール」

「真摯」

「実直」

な経済ジャーナリスト風情で注目していました。

 フリーとなり、その期待は更に大きくなっていた矢先にこの著書を堪能し、私の目は珍しく!?節穴ではなかったと安堵したものです。

 「いつ寝ているのだ❓」「私生活はあるのか❓」と心配してしまうくらいの堀潤氏と同じく、NHKという「殻」を飛び出して日本の真を問おうと邁進する岩田氏にはこの著書を通じて更に敬服する次第です。


 さて、この「安倍晋三実録」

 彼女の長年に渡る

「安倍晋三番記者」としての知見を余す所なく披露してくれている渾身の一作です。


 勿論、その過程では親交を深めたり情が入ってしまうことも多々あったわけで、100%「絶対的真実」として受け取れるかどうかはわかりません。

 否、現時点の僕は全て紛れもない真実と受け取っていますが、世に多き「アンチ」にはそう映らないこともたしかでしょう。


 私がこの著作から痛感したのは単純明快に以下2点しかありません❢


① 今の自民党政権下に安倍晋三氏のポテンシャルを超える、或いは匹敵する人物はいるだろうか❓

...多分いないだろうし、仮にそうだとしたら与野党問わず「われこそは」の人物が出てくることを願う(誰もが他人事ではなく、ネ♪)


② 安倍晋三氏が成し得なかった

「日本の懸案」に一つ一つ真剣に対峙しなければならない

...何と言っても一番は

「北朝鮮拉致問題」であろう


 上の①については、ホントのところは安倍氏の意志を継ぐ「類まれなる賢者」が現在もいてくださることを願ってやみません。

 ただこちらの著書では、安倍氏は相当なる覚悟と道標を持って闘ってきた感がありありと感じられ、そこを補うにあたっては他力本願に頼ることなく、私ごときでも

「比類なき当事者意識」を持たなければならないと痛感させられました。

 そんな方が一人でも多くなることを願う意味でも、この著書は多くの心ある方々に手にとって欲しいものです。

 決して「安倍氏の好き嫌い」に関わらずです❢


 そしてそれ以上にお伝えしたいのがもう一つの②に付いての件であります。


 北朝鮮拉致問題、勿論一刻も早く解決する、そのために日々少しでも前進させなければいけない課題です。

 だけど私達、日頃どの程度理解をし、そして考えているでしょうか❓

 少なくとも僕自身は全く理解していなかったり、記憶が大きく薄らいでいる点が多々あることをこの著書から猛省しました❢

 

 駄目です❢絶対駄目です❢


 岩田氏は安倍氏のエピソードや実績を通じて、そのことを読者に強く投げかけています。


 まずは我々一人一人が拉致問題をはじめ、日本を取り巻く様々な諸問題を出来る限り正確に、かつ日々忘れることなく意識、認識しなければなりません。

 そのことに昨今の安倍派がどうこうとか、キックバックがどうのこうのとかは関係ないですし、とにもかくにも

「全て自分ごと」

なのです❢


 それにしても...

 東京近郊なのにすごい雪になってきました❄


 では✨



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