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道場・顧問の先生の言ってることが違う!対処法はある?

このnote投稿は2023年7月14日voicyの音源の内容をもとに作成したものです。

どうもプロ剣道家として剣道世界普及している、梶谷彪雅です。剣道YouTube発信したり、講演会を行ったり、剣道指導をしております。

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指導者の意見が分かれた時の対処法!最適解を見つける。

本日は「道場の先生と顧問の先生の稽古で言われることが違う場合どのように対応すればいいのか?」というような、質問をいただきましたので解決策ではないかもしれませんが、自分も、そういう経験あったので、どういう風にしてたのかっていうところをお伝えしていきます。

自分の結論としてやっていたことは『どちらの意見もやってみる』こと。そこでやってみて自分に合うものを見つけていく、模索していくということが大事かなと思います。両方やってみないことには意見の良し悪しは分からないと思います。

一つ目、まずやってみて自分の正解を見つけていく。そしてできれば指導者陣で同じような目線合わせをしていた方がいいと思います。

あるいは「〜先生からこのように言われたんですけど…」と質問できる環境を作っておくここと、それに対して「それは間違ってる!」というような環境を作ることはダメなんじゃないかなと思います。

中学校時代、高校時代とかでは、どうしても先生によって違うことを言われることあると思っていて、「〜先生はこういう風に言っていて、どちらを優先しますか?」と聞いて、「そっか、じゃそっちやって観察してみようか!」と言われることもありました。

僕は「それはダメだ!」と批判される事は基本なくて、大学に入って色々な合宿に参加する中で「柄はあますな!膕(ひかがみ)を曲げるな、もっと伸ばせ!」と言われたこともあります。

今までそういうこと注意されたこともなかったので、1回挑戦してみて、その状態で練習しまくって、それでも成果が出ないのであれば『この方法は自分に合ってないんだ!』と思って割り切って見極めてやめたりしていました。

ずっと言われ続けますが、僕は1回やってダメなんだったら無理に強制させられて全然力が発揮できなくなって、試合でも勝てなくなって、剣道が楽しくなくなって、という風になるくらいだったら「自分のスタイルを貫いていきたいな!」と思っています。実際そういう風にしてきました。

しかしながら、その意見が間違ってるわけじゃないとも思っています。例えば「膕を伸ばしなさい。」という指導であっても、僕が間違いなく飛べなくなる時期が絶対来ると思います。

ですが僕はジャンプする時に「膕を伸ばした状態で飛んでください」と言うと、だいたい皆んな飛べないんですよね。間違いなく屈指運動があるからジャンプが出来ます。

要は飛ぶためには、ある程度膝は曲げた方がいいと思っていて、飛ぶ前に伸ばしてる状態から曲げて飛ぶよりも、ちょっと膕を曲げた状態からそのまま飛んだ方が確実に速いです。そういった自分なりの理論があったのでそういう風にしていました。

いずれ、その「飛ぶ」という動作がそもそもできなくなってくると思います。筋力が落ちたり、関節を痛めたりと、その時に「あの先生が言っていた膕を伸ばした状態でやってみよう〜」くらいの温度感でいいと思ってて、今は無理に強制はしなくてもいいんじゃないかなと思っています。

ですが、膕を曲げすぎてる状態というのは、逆に遅くなったりします。なので、ある意味「膕を伸ばせ!」という風な指導は、ある意味自分が今どういう風になってるのかを立ち返る機会にもなりました。

「あー曲げすぎているなぁ、もう少し伸ばしてみようかな」という風な感じで意見は大事にして、間違いがあって自分の考えとも違いがあったとしても、まずやってみて最終的には「自分が一番いい最適解を見つける」それをちゃんと数値化したりとかすることも大事だと思います。

例えば、このぐらいの膕の曲がり具合で1秒間で道場の端まで行けてたのが、2秒になるのであれば遅くなっているので、膕の曲がり具合を変えて数値を測ってみながら研究していくことが大切なんじゃないかなと思います。

子どもは、押し付けられてしまえば迷走してしまう…

ただ厄介な問題もあって上記でもお伝えしましたが「いや、それは間違ってる!」と、もう固くなに言って怒ったりしてくる先生もいて、ここはもう正直、生徒ではどうしようもないです。

怖い先生に口答えして、さらに上から押さえつけられるだけで、そういう環境も良くないと正直思っているので、私とか変えていければいいと思っているところでございます。

情報発信をしていって、もし大人の人が聞いてたら「押さえつけるような指導法は良くないんだな…」ということを気づいてもらうと同時に僕がもっと知名度をつけてお話を聞いてくれるような人間にならないとだなと思っているところでございます。(頑張っていきます!)

そういったところで悩まれている生徒さんがいたら「僕の力がまだまだ足りない」ということで大変申し訳ございません。もし僕のこういった情報発信を聞いて、少しでも考え方が参考になれば嬉しいと思っているところでございます。

自分に合った最適解を見つけるために一生懸命に研究して、あくまでも道場の2人の先生のいっていることは「どちらも間違ってはいない」というところを理解して、意見を取り入れることが大切です。

どちらかの先生が間違っていると思ってしますと「こっちにしよう、この先生の指導だけ取り入れよう」となると自分から拒否しだして「いやこの先生のことはもう間違ってるから聞かなくていいや。」となってしまいます。

他の先生とかからも言われた時に「あ、この先生は自分に合わないな。」となってしますので、まず聞いてみることをやってみる、そして実践してみて研究してみる、とやってみるといいんじゃないかなと思います。

最後にお知らせです。

右手小判型の竹刀、彪雅シリーズこちら「今どこで購入できるんですか?」という声がInstagramの方でたくさんDMを届いております。こちらは現在ベースというショップページの方で販売しております。

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どういう特徴かはショップの方にお問い合わせてみることもできます。
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本日も皆様にとって最高の1日になりますように!じゃあまたね!


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