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制作時のマストアイテム

これまでSNSなどでたまに公言していたが、自分が作曲やアレンジをするときに、手放せないマストアイテムがある。
それは、STAEDTLERの4B鉛筆と、株式会社ナカノ様から販売されていたA5横、6段の五線ノートパッドだ。
一見、DTMの作業とは関係なさそうな超アナログなアイテムだが、このノートと鉛筆がなければ作業が進まない。
なぜか自分でも不思議だ。
フレーズの断片を思いつくままにこのノートに記述する。
それは、他人に見せるものではないメモのようなもの。
DAWに打ち込むシーケンスフレーズやコード進行を思いつくたびに書き留める。
特に、この五線ノートは、紙質の良さからか、STAEDTLERの鉛筆と相性が抜群で、他のメーカーのノートでは同じ書き心地が得られない。
A5横で五線が6段というサイズ感も、自分にはちょうど良い。

このノートを初めて見つけたのは、音楽関連の商品を扱っている中野ブロードウェイ内の書店だった。
使い心地がとても良かったので、改めて、その店で在庫全てを購入してしまった。

しかし、手元の在庫も少なくなってきたため、新たに購入しようと思ったら、その店はもう閉店していた。
ネットで調べ、販売元を探してみたが、そのノート自体はもう販売終了だった。
代わりの商品を探したが、「ちょうど良い」と感じるものはなかった。
その絶望感をX(旧ツイッター)に投稿したところ、驚いたことに、販売元の株式会社ナカノ様から返信があった!
最後のストックが10冊残っているとのことで、それを販売してくれると言うのだ。
感謝の言葉しか見つからない。

まさに、これは奇跡と言ってもいい。 この製品自体の再販は予定されていないとのことだが、再びこのノートに出会えたことだけで十分感謝している。 株式会社ナカノ様、本当にありがとうございました。

さて、次に使うノートの代替品を、今のうちに探さなければ。💦

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