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抹茶じゃなくてピスタチオだよ

藤原ナオヒロとJOMI.Kのポッドキャスト"Midnight Desert”は毎週水曜日、20時頃に配信されます。第148回(2023/7/26)も好評配信中です!
相変わらず酷暑が続いていますが、どうか熱中症には気をつけて。

まずはお詫びから

さて、第148回の番組中、トークの内容に間違いがありましたので、まずは訂正。
アイスクリームの話題の中で、私、JOMI.Kが「セブンイレブンのハウスブランドの抹茶バーみたいなの…」と言っていますが、正しくは「チョコレートバー カリッとピスタチオ」の間違いです。パッケージの箱が緑色なので、勝手に抹茶だと勘違いしていたようです。
リスナーの皆様、そして関係者の皆様、ご迷惑をおかけいたしました。謹んでお詫び申し上げます。

カリッとピスタチオ

そしてFunky Twins ふたたび

Twitter(あ、いまはXっていうんだっけ💦)など、あちこちでアナウンスはしているのですが、Funky Twins(篠原恵美&深見梨加)の「ふたりは上機嫌」(作詞:FunkyTwins/作曲:JOMI.K/編曲:大石輝恭)の復刻盤が27年ぶりに緊急配信リリース決定。
この曲は、番組内で聞くことができるので、ぜひ、聞いてみてください。

二人は上機嫌 by Funky Twins

篠原恵美さんと深見梨加さんは、声優を目指している人で知らない人がいたとしたら、それはモグリと言っても過言ではありません。
お二人は大御所中の大御所声優…。
セーラームーン・シリーズのセーラージュピターを篠原恵美さん、セーラーヴィーナスを深見梨加さんが担当されていたのですが、偶然にもお二人の誕生日が8月8日と同じ日(年齢も一緒)。
平成8年の8月8日に、特別にお二人のバースデーイベントが開催されました。
当時はまだセーラームーン熱がたけなわの頃。それはそれはちょっとした「伝説」とも言えるイベントでした。
そしてその当日に、お二人がFunky Twins名義でリリースしたのが「二人は上機嫌」だったのです。
それから、四半世紀ほど経ち、今年、お二人は「三回目の成人式?」を祝う「生誕祭」を行うということで、今回、この曲の復刻版が配信リリースされる運びとなりました。
「三回目の成人式」…って、そのわりにはお二人とも若くてパワフルなのでびっくりです💦
27年ぶりの「生誕祭」…現在、開催に向けてクラウドファンディングを行っているようですので、興味のある方は、ぜひご覧になってください。

…ところで、27年前にこの曲を作曲していたJOMI.Kっていったい何歳?というツッコミは置いておいて、この曲は、自分のキャリアの中でも、ちょっと異色な作品ではありますが、今でもとても大切な一曲。
そしてこの流れはその後、東京芸術劇場で私が総合プロデュースを勤めた舞台「置き去りの結末 Stray Sheepは眠らない。」(主演:深見梨加)へと繋がっていったわけです。

この再リリースの話がきっかけとなって、当時この曲をアレンジしてくれた大石輝恭君とも再会しました。現在、彼の協力のもと、配信リリースに向けて準備中です。

DAWではなくマルチのテープレコーダでレコーディング・・・

ここまでは前置き。実は何を語りたかったかと言うと、私のタイムラインのフォロワーやこのnoteの読者はDTMerが多いので、この曲の制作過程の話を少しさせてください。

この頃、まだDAWは一般的ではなく、完全にプロ用でしかも高価だったProToolsは個人で所有している人はまだまだ少ない時代でした。
マルチトラック・レコーディングはADAT(8トラックマルチ=録音メディアはS-VHSテープ)やオープンリールのデジタルマルチで録るのが主流だったんじゃないかな…記憶があやふやだけど。
覚えているのは、この曲は、アレンジャーの大石君が何台ものマルチティンバー音源をMIDIシーケンサーで再生し、それをADATに数トラックに分けて録り、それをスタジオのデジタルマルチに移植。
そのあと、ボーカルのお二人にスタジオでレコーディングしてもらいました。
今と比べると気の遠くなるようなお話…当時売れっ子だったお二人だったからこそ、予算的にも許されたのかな(そのへんもよく覚えていません💦)。
そういう事情なので、今回、レコーディングしたマルチからリミックスするということは不可能。そもそもマルチの所在すら不明なのです。
というわけで、ステレオのマスターからリマスタリングすることになりました。
ただ、今聞くと、全体的に音が細いし広がりも狭いので、そのへんは出来る限り、現代でも聞くに耐える音に近づけたいと思っていたところ、大石氏の協力で、キックとベースを2MIXから分離し差し替え、その他のトラックも補強することができました。

さて、NO-GATEの相棒の藤原ナオヒロに言わせると、この曲、「JOMI節、出てますね〜」ということです。
自分もそう思います。この頃、すでに自分のカラーはハッキリしていたな、と。
また、大石氏のアレンジが秀逸で、サウンドはいかにも90年代ふうのシンセサウンドですが、それがかえって新鮮かも。今の時代に新曲として発表したとしても、全く問題ないレベル。この曲は大石氏のアレンジあっての作品だと思っています。

ネットラジオはみなさんからのお便りがいのち・・・

https://open.spotify.com/playlist/5cb3y8qqDP19WfF0Ezbjut?si=fb796c379c214665

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