保育園の察して欲しいという考え方と保育現場の中での保育園看護師
察してほしいという考えかたってどういうこと?
これは保育園看護師になって思いましたが、保育士さんたちは何か予定を立てるとき、他の保育士さんと話しているように見せてその会話を聞いていないと自分がどう動くかわからず、直接指示することが少ない人が多いということです。中には適格に指示を出しうまく回っているクラスもありますが、そうでないクラスの方が多いように感じています。
察して欲しいという話し方だと何かおこる?
・責任の所在が分からなくなり事故が起こりやすい
・なにをどうしたらいいのか分からず毎回聞き直し2度手間
・子どももどうしたらいいのか分からず行動するのが遅い
・1日の流れが確定しておらず、毎日バタバタがつづく
などなどがあります。
実際どんなことがあった?(実際にあった場面です)
保育室で子どもと遊んでいる時午前のおやつの時間になりました。(わが保育園の場合この時間も曖昧。)
主担の先生がぼそっと「そろそろ牛乳の時間だね。そろそろお片付けしようかな。」と子どもたちに話します。
そうすると片付け終わったら手を洗う人、牛乳をとりに行く人、机などを用意する人とわかれますよね。
このひと声で私たちは察して動かなくてはいけないのです。
「○○さん○○して」みたいな指示をなく動きます。
これくらいなら普通かな?と思いますよね。
次は公園エピソードです。
「どこに行こうか」と他の保育士と2人で話しています。もうひとりの保育士の方は他のクラスの先生なので他のクラスの先生は「今日は○○に行こうと思います。
今から準備して行きましょう。じゃあわたしが○○するので▲▲してください。」と的確に指示を出します。
もう一人の先生は。なんとなくみんな聞こえていただろうと自分だけで準備を始めます。
その場から離れていた職員はどこに行くのか何をするのかはっきりしません。結局その先生に聞くということが多々あります。
こうして二度手間がおこりなかなか公園に行けないなんてこともあります。
その公園に行った後もです。
どのように遊ぶか、どのようなルートで行くのか(行きなれた場所だからか)、安全管理はと疑問におもうことばかりです。
公園で遊ぶときは事前に計画してどの場所が危ないのか、だれがどの役割をするのかが必要だと思います。
それをせずにいったからか公園でひとりの子が道路に出そうになるということがおきました。とっても怖かったです。
このとき察して欲しい保育の危険性をとても感じました。
じゃあどうすればいい?
問題は簡単です。何か話し合って決めたことはみんなに周知する。
リーダ―は指示を出す。1日のスケジュール確認を徹底するということです。
実は病棟の看護師はこれが結構大事で、毎日毎日情報収集をして1日のスケジュールを立てますよね。
それをしてみたらいいのかなと思います。
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