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特許情報フェア2023の振り返り

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。

9月13日~15日にかけて東京ビッグサイト(国際展示場)において2023特許・情報フェア&コンファレンスが開催されました。

イーパテントのブースにも多数の方にお越しいただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。

本記事では特許情報フェア2023の振り返りをしていこうと思います。


1 新しい会場-科学技術館からビッグサイトへ-

上述の通り、今年の特許情報フェアは従来の科学技術館から東京ビッグサイト(国際展示場)に変わりました。

2002年に日本技術貿易(現NGB)に入社して以来、コロナ期間中のオンライン開催を除いて、ずっと科学技術館だったので、多少の寂しさはあるものの東京ビッグサイト(国際展示場)の方がいろいろと利便性は高そうだなと思っていました。

出展者側として会場について感じたことは、以下の3点です。

  • ゆりかもめの駅から会場(東6)が遠い

    • 来年は西展示場とのことで、もう少し駅から近いといいな

  • 意外と暑かった

    • 冷房は効いているのですがブースに立っていると結構暑かったです(まぁ照明をあてている影響もありますが)

  • (イーパテントのブースが端の方にあった関係もありますが)混んでいるのかそうではないかが分かりにくかった(来場者数については後述)

    • ビッグサイトは広々としているので、あまり人の滞留が起こらなかったのも理由にあると思います。

2 来場者数と開催時期

まず来場者は、2023特許・情報フェア&コンファレンスに掲載されていましたが、3日間で約1.3万人でした。

昨年が1万人割れていたので、リアル開催として徐々に来場者数が復活している感じはします。

ただ、コロナ前は3日間で2万人弱(だいたい1.8~1.9万人)であったことを考えると、まだ完全に復活とは言えないかもしれません。

私だけではなく、出展者側でよく話題に上がっていたのですが、コロナ前の科学技術館での開催時は来場者数のカウント方法が正確さにかけている(同一人物の来場を複数回カウント)のではないかと思っていて、実は2万人弱もいなくて、ユニーク来場者数でいえば1.3万人ぐらいだったかもしれません。

あと、開催時期が9月中旬ということもあり、前期末納期の案件対応で来たくても来れなかった人がそこそこいたのではないかと思っています。

既に来年の特許情報フェアの開催は

2024年10月2日~4日@ビッグサイト西展示場

来年は前期末繁忙期後なので、もう少し来場者数が増えるではないかと予想しています。

3 イーパテントのブース

今年のイーパテントのブースはバーカウンターをイメージして、ブース設営業者に作成してもらいました。

https://twitter.com/e_patent/status/1701864897175568452/photo/1

が、結果的に飲み物を紙コップで提供することはNGのため、缶・ペットボトルを19本ほど購入して提供することにしました(結果的にほとんど自分で飲んでしまいましたが・・・)。

バーカウンターだと、ウイスキーなどのボトルが並んでいるわけですが、当然そんなもの持ってきていませんが、ここに画伯弁護士のイヌキオぬいぐるみが並ぶことになりました。最終的には3段すべてにぬいぐるみが並んで、かなり壮観でした。

https://twitter.com/gaha9ben54/status/1701492983999373608/photo/1

上述の通り、イーパテントのブースはバーカウンターをイメージしているので、私はそれに合わせてバーテンダーという設定で

初日はパープル、2日目はシルバー、最終日がホワイトでした。

まだ交換させていただいた名刺の数はカウントしていませんが、多数の方にブースにお越しいただき、おそらく3日間で50名以上の方とお話しさせていただいたかともいます。

イーパテントのブース前までお越しいただきながら、他の方の対応をしていたため、ご挨拶・お話しできなかった方もいらっしゃいました。大変申し訳ありませんでした。

ブースにお越しいただいた方からは、

のようなコメントを多数いただきまして感謝申し上げます。

4 イーパテントのブースイベント

イーパテントのブースではおなじみ(?)のイベントですが、今回は初日に3回、2日目・最終日が2回ずつでした。テーマは以下の通りで、ゲストを呼んだのはパテントインテグレーションの大瀬さんの回のみでした。

  • #特許情報フェア 開場直前ライブ - 今年の会場 #ビッグサイト の様子-

  • 特許読解アシスタント「#サマリア」とは?- #大瀬佳之 氏(パテント・インテグレーション株式会社 代表取締役)

  • #亜鉛電池 に関する #ライブ特許分析® - #ニュース を起点にした特許検索・分析-

  • #特許情報#知財以外の情報 をどう組み合わせるのか?

  • #特許評価 の考え方とテクニック-2023年アップデート版-

  • #論文 データベース #CiNii を使った 簡易的な #論文分析

  • #知財情報 を #ビジネス に活かすために参考になる書籍・情報源

以下はブースイベントの様子です。

中村 祥二 / 商標専門弁理士@Markstone知的財産事務所さん提供
知財若手の会 むぅさん提供

#特許情報フェア 開場直前ライブ - 今年の会場 #ビッグサイト の様子-

特許読解アシスタント「#サマリア」とは?- #大瀬佳之 氏(パテント・インテグレーション株式会社 代表取締役)

#亜鉛電池 に関する #ライブ特許分析® - #ニュース を起点にした特許検索・分析-

#特許情報#知財以外の情報 をどう組み合わせるのか?

#特許評価 の考え方とテクニック-2023年アップデート版-

#論文 データベース #CiNii を使った 簡易的な #論文分析

#知財情報 を #ビジネス に活かすために参考になる書籍・情報源

5 新刊『特許情報分析とパテントマップ作成入門 第3版』

新刊『特許情報分析とパテントマップ作成入門 第3版』(自称:赤本)の先着100名限定割引購入券の配布も、3日目のお昼ぐらいにはなくなってしまいました。

ちなみに割引購入券100枚中6枚が無料プレゼントになっており、抽選で当たった方からのXへの投稿もいただいております。

あと、特許情報フェア初日の夜に開催したイーパテ交流会では赤本プレゼントの大じゃんけん大会を行いましたが、サングループの藤本さんがじゃんけんに買って赤本をゲットされました。

赤本については、Amazonでは転売ヤーなどが出展しているので、値段は配送料をチェックの上、ご購入ください。もっとも安全なのは発明推進協会の書籍ウェブサイトからのご購入だと思います。

6 来年に向けて

イーパテントの営業・マーケティング戦略については、以前にイーパテお昼のミニ講座でお話ししたことがあるのですが、

書籍、論考執筆やセミナー・講演などのマーケティング活動の方を重視しており、名刺交換させていただいた方々にメールを送ったり、お客様にお電話したりなどの直接的な営業活動はしていません(今後もするつもりはありません)。

というわけで、今年は「バーカウンターにいるバーテンダー」という設定でブースを設計しましたが、来年も何か遊びがあり、他とは異なるコンセプトのブースを出展したいと思います(まだ検討中)。

そのうち、特許情報フェアの会場で女装してリアルスナックのざきでも配信しようかしら(笑)ただ、その場合、メイクしてくれる人がいるな。。。

基本的には、イーパテントのブースは、ブースにお越しいただいた方々と話すのが第一目的ですが、あとアフターコロナで特許情報フェアがリアルのみになってしまったので、様々な事情があり会場にお越しできな方々にもコンテンツを楽しんでいただけるようにYouTubeを通じた配信を継続していきたいと思います。

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