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Weekly 特許検索・特許分析

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2021年8月の記事一覧

〇〇業界のDX関連特許を調べる-保険業界のデジタルトランスフォーメーション・InsurTechを例に

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 本有料マガジン購読者の方から 特定の業界のDX化を調べたいときにどのような特許分類を用いるのが適切でしょうか。DXといっても定義がかなり曖昧なのですが、G06辺りでまぁまぁ拾えるのかなと思ってます。 というご質問をいただき、保険DXを例にという記事のリクエストをいただきましたので、今回は「〇〇業界のDX関連特許を調べる」をテーマに解説していきたいと思います。 1. そもそもDX(デジ

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企業の製品・サービスラインナップ拡張や事業領域拡大を特許面から検証する-アイリスオーヤマを例に

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動する知財情報コンサルタントの野崎です。 アイリスオーヤマに関する日経Xtechの記事を読んだのですが、 いまやアイリスオーヤマといえば家電メーカーの印象が強いのですが、記事中に 東大阪のプラスチック加工メーカーから1971年にスタートした同社グループ とあるように、もともとはプラスチック製の生活用品・園芸用品を手掛けていましたが、徐々に事業を拡大し 2012年、家電部門を拡大して東芝、シャープ、パナソニックなど一般に大手家電

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検索式だけで特許マクロ分析を行う

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 今日は私が分析プロジェクトで時折使っている分析テクニック「検索式だけで特許マクロ分析」を皆様にご紹介したいと思います。 1. 特許分析のパターン日々、特許情報をベースとした分析・コンサルティング業務に従事しているのですが、特許分析を行う際、以下のような3つのパターンに分かれます(ただし公報読込などを行わない場合)。 1)データベースから特許リスト(xlsx・CSV)をダウンロードして、

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ベンチャー・スタートアップ企業の特許の調べ方-注目のリチウムイオン電池スタートアップ・スリーダムを例に

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 先日の日経ビジネスでリチウムイオン電池スタートアップ・スリーダムが取り上げられていました。 スリーダムで知財を率いているのはイーパテントYoutubeチャンネルのスナックのざき(アーカイブ動画なし)や知財実務オンラインにも登壇された原田さん。 今回はこのスリーダムを例にベンチャー・スタートアップ企業の特許の調べ方・留意点について解説していきます。 1. スリーダム名義の特許出願まずは

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市場規模データの収集と推測

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。 私は日ごろ、知財情報(中でも特許情報)を中心に様々な情報収集を行い、テクノロジートレンドや競合他社状況などを分析して、クライアント企業の各種戦略立案の支援をしています。 もちろん特許情報分析だけで完結するご依頼もあるのですが、特許情報だけで分かることも限られていますので、特許以外の情報も合わせて収集・分析します。 ちなみに知財業界では特許以外・知財以外の情報を非特許情報・非知財情報と呼

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