希望の園 シルクスクリーンとポストカード展
安濃古道具店での作品展、4月は希望の園シルクスクリーンとポストカード展を開催します。
希望の園に所属するアーティスト6名のシルクスクリーン版画やポストカードなどの作品を展示販売します。
希望の園 シルクスクリーンとポストカード展
日時|4/15(金曜)〜5/3(火曜)
12:00〜18:00(Wed&Thu CLOSED)
※4/29のみ18:00〜21:00の営業になります
場所|安濃古道具店
https://www.instagram.com/anou_furudougu/
三重県津市安濃町東観音寺51-3 安濃交流会館2F
希望の園とは
松阪市を中心に、障がいのあるアーティストの芸術活動を支援するNPO法人です。多くのアーティスト達が様々な芸術活動を行なっており、その活動は市内・県内だけでなく海外にも広がり、多くの反響と感動を生んでいます。また、芸術活動だけでなく地元小・中学校との交流や地域環境美化活動・国際交流などの社会活動も行なっています。
創造活動や社会活動などを通じて人々の個性を育み活かすこと・一人ひとりを豊かにし生活そのものが芸術になること・地域福祉及び文化の増進に寄与することを目指しています。
https://kibounosono.info/
https://www.facebook.com/kibounosono.info/
▶︎日本財団DIVERSITY IN THE ARTS 紹介記事
ここからは、今回出展頂くアーティスト6名をご紹介します。
岩本愛 Iwamoto Mana
岩本愛 Iwamoto Mana
1998年 三重県津市生まれ
小学3年生の頃に自宅で絵を描き始め、2020年より希望の園に通い始める。2019年 三重県障害者芸術文化祭 亀山市長賞、2021年 第2回トヨハシブリュットアートコンテスト金賞受賞。
2022年1月には桑名市のギャラリー寺町にて初の個展を開催。
https://www.instagram.com/ui.mui.mana/
https://twitter.com/___ui_mui_mana
▶︎日本財団DIVERSITY IN THE ARTS 紹介記事
岡部志士 Okabe Yukihito
岡部志士 Okabe Yukihito
1994年 石川県金沢市生まれ・伊勢市在住 自閉症
クレヨンを塗って面を創り、色を消すようにニードルで削ってできたクレヨンのカスを集めて、粘土のようにして遊びながら作品を創る。実はその削りカスを集めてできたカタマリ(本人はコロイチと呼んでいる)こそが本人にとっての本当の作品であり、結果としてできた絵画はただの削りカスであり興味はない。
三重県をはじめ、東京、大阪、名古屋、スペインなどのグループ展にも参加。各地での個展も開催。2013年 第60回伊勢市美術展覧会洋画部門奨励賞 受賞。
今回は本人が描いたペン画を元にシルクスクリーン版画を制作しました。
▶︎株式会社ヘラルボニー 紹介記事
川上建次 Kawakami Kenji
川上建次 Kawakami Kenji
1953年 三重県松阪市生まれ
生後半年で40度の高熱におそわれ、一年後に脳性麻痺が判明。四肢機能障害、言語機能消失。小学校高学年で就学免除。在宅で絵を描き始める。
1997年より希望の園に通所。2000年から油絵を始める。国内外の展覧会に多数出品。2012年 みえ県展「優秀賞」受賞。2015年文化庁主催の展覧会「すごいぞ、これは!」に選出。この展覧会の様子はNHKEテレ「日曜美術館」でも特集される。
2022年3月3日、致死性不整脈のため逝去されました。(享年69歳)
▶︎日本財団DIVERSITY IN THE ARTS 紹介記事
濱勝伍 Hama Shogo
濱勝伍 Hama Shogo
1988年 松阪市生まれ 筋ジストロフィー症候群
2007年より希望の園に通所し始める。僅かに動く指先で鉛筆や絵筆を取り、繊細な線で彼にしか表現できない世界を描いている。
県内外のグループ展にも多数出品し、2011年にはポコラート全国公募2011(アーツ千代田3331/東京)では入選を果たす。
村林真哉 Murabayashi Shinya
村林真哉 Murabayashi Shinya
1962年 三重県生まれ 大阪芸術大学卒・ドイツ留学
1996年 Atelier HUMAN・ELEMENTを開所。1998年 障害者小規模作業所「希望の園」にて障がいのある方との文化・芸術活動を開始。2005年 NPO法人設立。障がいのある人たちと美術・音楽・文化活動・国際交流・社会活動等を行っている。
https://www.facebook.com/shinya.murabayashi
吉田拓馬 Yoshida Takuma
吉田拓馬 Yoshida Takuma
1991年 三重県松阪市生まれ 知的障害・自閉的傾向
幼少の頃から画用紙やストローを使い、怪獣やロボットのオブジェを制作。2002年 松阪市美術展・彫刻部門に入選。2008年 三重県美術展・彫刻部門に入選。グループ展にも多数出品している。2009年より陶芸にも取り組んでいる。
今回は本人が描いたイラストレーションを元にシルクスクリーン版画を制作しました。
安濃古道具店では当作品展のフライヤーも配布中です。
お越しの際はぜひチェックしてみてください。
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