続・Kinesis Advantage 360を買った

前回の続きです。

キーキャップの変更

Kinesis Advantage 360もそうなのですが、Kinesis Advantageの独特のキー配列は好みが分かれます。この配列を「お椀型」にレイアウトした形状に魅せられる人は多いです。

購入時の状態は写真にある通り、表面がつるつるのキーが入っています。スペックを見る限り、360 ProはABS・・・有線接続の360はPBTなのに何で???。
また、Kinesis Advantage とは異なって、「A」の行、「ASDFG」の各キーが少し遠い、というか、奥にあるような感覚があります。
気になったので、キーキャップを取り出して比較してみましたが、このキーはOEMプロファイルでした。このお椀型配列で、スカルプチャードにする必要があるのか?って思います。

指の短いオレにとって、キーの位置が結果的に遠いため、ちょっとキー入力が辛い状態です。なので、高さのあるフラットに近いプロファイルのキーキャップに交換することにしました。

上の写真が変更後の360 Proです。
2023/05時点で高さの一番高いプロファイルであるSAプロファイルのキーキャップセットはABS製が殆ど、PBT製は殆ど無く、日本語配列も殆ど見かけないです。たまたまSAプロファイルの英語配列のキーキャップセットを入手できたので、交換をしました。
高さのあるキーキャップなので、その分、指との距離が短縮され、入力が快適になりました。暫く、この設定で使ってみます。


OEMプロファイルとSAプロファイルの比較ですが、上の写真のように高さがあり、かつ、平坦でスカルプチャードとは言えないモデルです。

日本語配列は見送り

本当は日本語配列のキーキャップセットが欲しかったのですが、自作キーーボードを作成した事がある人はご存じの通り、入手はかなり困難です。特にPBT製のキーキャップセットとなると、CORSAIRの日本語配列キーキャップセットHyperXのキーキャップセットぐらいです。両方を入手して品質とかプロファイルとかを調査してみましたが、両方ともOEMプロファイルでした。

左からFILCO Majestouchシリーズ用キーキャップセット、Tai-Haoキーキャップセット、CORSAIR日本語配列キーキャップセット、HyperX日本語配列キーキャップセットです。4つとも全部OEMプロファイルです。
CORSAIRとHyperXは見た目殆ど一緒で、裏側を見ると、CORSAIRの方が金がかかっているモデルであると分かります。

何種類かキーキャップセットを購入して分かったのは、プロファイルの記載の無いキーキャップセットは、大体、OEMプロファイルなんだという事。
他のプロファイルの日本語配列キーキャップセットは事実上、無いと言っても良い状態(同人ハードでCherryプロファイルのセットはあるけど、入手困難.)。

まあ、こういう状態になるのは「JIS配列」にこだわっているからなので、仕方が無いです。

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