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LT会のネタつくりワークショップをオンラインで開催した(2)

3月から新型コロナの影響でさまざまなイベントがオンラインイベントに置き換わっていった。そんな中、自分も積極的にオンラインセミナーに参加した。

業務もオンラインで回るようになり「オフラインでできることはオンラインでもできる」と分かった。もちろん、そのままオンラインに置き換えることはできないが、内容を「オンライン作法」に変換すれば、と開催を決意。

ワークショップの進行は下記の通り。
1、自己紹介
2、過去1年間のやったことの振り返り、書き出し
3、4枚ピックアップしてストーリー作成し、発表
5、参加者から一番聞きたい1枚をその理由も含めてフィードバックをもらう
6、発表するキーワードを一つ決める
7、4つ折りにした4用紙の左上にそのキーワード、右下に「ありがとうございました」と書く
8、残りの2マスに一番伝えたいことの説明を埋める 
9、発表する

オンライン用のツールとしてZOOMを、付箋利用部分のツールにはMiroを利用した。Miroかグーグルスライドか悩んだものの、Miroは使いやすいし、今後、広く使われていくだろうことを想定し選択した。いろいろなツールを使うのは参加者のためにもなるだろう、とも考えた。

やり方もオフラインとオンラインのハイブリッド的な形式にしてみた。発表をすべてオンラインツールで完結するのでなく、自己紹介と発表を「A4用紙に手書き」とすることで「リアル感」を演出。

手書きのものをカメラで見せる以上、顔出しになるし、「手書きのものを人に見せる」という行為も「リアル」だ。付箋の書き出しやピックアップなどみんなに共有する部分はMiroで行い、発表は「手書き」で、と使い分けた。

ワークショップをスタートし、自己紹介をA4用紙に手書きでしてもらう。その後、Miroに移動して、振り返り、その中から4つをピックアップして発表してもらう。これで参加者の中で登壇ネタが絞れてきた。

さらに他者から「これのこういう話が聞きたい」とフィードバックを受ける。これで話す内容への自信と展開方法がイメージしやすくなっているところで、4つ折りにしたA4用紙、それぞれのマスに自分の発表したいことを埋めてもらい、無事、終了。

自己紹介もA4用紙を4つ折りにして書いてもらったので、参加者たちは約2時間のワークショップでLT会用のスライド「8枚」分のスライドを完成させた。あとは膨らますだけだし、話したいことなのでそれも難しくないだろう。

もちろん、トラブルがなかったわけではない。例えば、A4用紙をカメラに映して見せるとき。背景設定をしてると、白い紙を「背景」と認識し表示されない状態になってしまう。このときは「背景設定」を解除して発表してもらった。

Miroも初めて使う参加者にとって、最初は苦労したようだ。付箋が大きくなるなど、見ていてちょっと心配だったが、10分ほどで慣れたようだ(それを想定し、このパートは時間を多めにとっておいて正解だった)。

そんなこんなで、ワークショップも無事、終えた。後は、社内LT会に登壇してもらうだけだ。





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