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LT会のネタつくりワークショップをオンラインで開催した(1)

先日、「LT会のネタつくりワークショップ」をオンラインで開催した。自分が企画し、主催した初めてのワークショップ。開催のきっかけから運営の記録をまとめてみた。

2年前から、定期的に社内LT会を開催している。社員のスキル共有と横のつながりをつくるためにBO主催でなくクリエイター主体で企画運営。すでに15回以上、開催し社内の勉強会では参加率の高い部類として、BOからも注目されている。

一人の持ち時間は10分。内容にとくに縛りは設けておらず、ただ、「社内のスキル共有」がテーマなので、幅広く「デザイン」から「Unity」、「コミュニケーション」から「MA」などいろいろな話を聞ける。また、さまざまな話を聞けるのもLT会の良さだと思っている

また、「横の繋がり」つくりも重要なテーマ。フード&ドリンクは欠かせないし、最後はさまざまなプレゼントがあたる抽選会も用意している。

それでも登壇者探しには苦労している。参加してくれてる人たちと話をしていると「登壇したいけどネタがない」「何を話していいか分からない」という声を聞く。みんな、常駐先で様々な経験しているし、自分でスキルアップもしてるのだろうし、話すことがない、なんてことはないはずだ。

ただ、「どういう風にアウトプットしたらいいのか」イメージができてないのだろう、と思っていた。そんな彼らに「言いたいことを書き出して並べればいいんだよ」と言っても、うまく伝わらないし、言語化できていなかった。

そんなとき、エイマエダカツタロウさんの「一年をふりかえり、一年の計を考えるワークショップ - wevox values card version」というワークショップに参加した。

簡単に言えば、1年間を振り返り、それをまとめて発表して、参加者からフィードバックをもらう。それをもとにブラッシュアップして1年間の目標を立てる、というワークショップだった。

湯気が出るほど頭を使ったが、同じグループの人たちの発表もフィードバックもとても刺激的で楽しいワークショップだった。

目標設定を応用してLT会資料作成に

翌日、ワークショップを振り返りながら、この方法ならLT会の資料つくりに応用できるのでは、と考えた。自分の経験や勉強したことを振り返ってもらえばアウトプットの基礎ができる。さらにフィードバックをもらうことでブラッシュアップにもなるし、発表の自信にもなる。

また、自己紹介や発表時、A4用紙を4つ折りにして、それぞれに書いていく形式なので、A4用紙1枚でスライドが4枚完成したことになる。自己紹介含め、A4用紙2枚でスライド8枚。ここから膨らますことは難しくないはず。

これならいける、と「LT会用ネタつくりワークショップ」の開催を決意。参加者の日程も調整し、4月開催で会場を調整していた。

ところが。ご存じの通り、新型コロナの影響で3月から、集合研修がすべて中止。自分のLT会ももちろん、ワークショップも延期せざるを得なくなった。

さて、どうしようか、と悩みながら年度が変わっていった。



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