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すべての色を肯定してみる

クローゼットを覗くと同じような色ばかりが並んでいる。もちろん意識してそれらの色を選んでいる訳ではない、それでもまた同じような色を手にとっている自分がいる…、心当たりがある方みえますよね。

無意識のうちに自分の中で色の取り合わせを固定してしまっているのかもしれません。そして、何か新しい物を購入する際には自分の持っている物に合わせたいと思うが故、また同じような色が増えていく・・、その繰り返し。

実際に接客をさせて頂いていても、いつも同じ色ばかり買ってしまうんだという方はよくお見えになります。
たまにはもっと自由に、そして合わせなど気にしないで買い物をしてみるのもいいものです。

「色物はすぐ飽きそう」「私には似合わない」「ずっと着れなさそう」など、大半の人は決まって敬遠しがちです。
ベーシックな着こなしを好む人ほどその傾向は強くなるように感じます。

わたしも大方同じ傾向にあるとは思いますが、変わった色を選ぶこともたくさんあります。
少しあせた赤や紫、くすんだ青に緑、物持ちがいい私のクローゼットを覗くとそんなモノたちこそ意外と何年も活躍しているのです。

そう、着慣れない色こそ時より絶妙な相性を生み出す瞬間があるのです。

そんな感覚を皆さんにももっと味わってもらいたいです。
迷ったら一度いつもと違う原色系を選択してみてください、今まで気づかなかった発見があるかもしれません。

まずは地味に映りやすいアイテムからトライすることをおすすめします。
パール編みのカーディガン、シェットランドのクルー・・、あまりルールめいたことを言うと本末転倒になるので何も考えないくらいの方がいいかもですね。

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