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えんとつ町のプペル!英語テキスト化途中



「信じぬくんだ。たと、えひとりになっても」

"Believe. Even if you're the only one."




4000 メートルの崖にかこまれ、そとの世界を知らない町がありました。
町はえんとつだらけ。

そこかしこから煙があがり、あたまのうえはモックモク。
朝から晩までモックモク。
えんとつの町に住むひとは、くろい煙にとじこめられて、

あおい空を知りません。
かがやく星を知りません。

There was a town isolated from the outside world, surrounded by a 4,000 meter tall cliff.
The town was full of chimneys.
Smoke rose from everywhere, clouding the sky above.
Smoke, smoke, from morning till night.
The people living in the chimney town were encaged in black smoke,
and did not know about the blue sky.
They did not know about the shining stars.




まちはいま、ハロウィンまつりのまっただなか。
魔よけの煙もくわわって、いつもいじょうにモックモク。
あるとき、
夜空をかける配達屋さんが、煙をすってせきこんで、
配達中の心臓を、 うっかりおとしてしまいました。
さすがに視界はこのわるさ、どこにおちたかわかりません。
配達屋さんはさっさとあきらめ、夜のむこうヘスタコラサッサ。
ドクドクドクドクドックドク。
えんとつの町のかたすみで、あの心臓が鳴っています。


The town was in the midst of the Halloween festival.
Joined by the smoke for warding off evil spirits, the town was even smokier than usual.
One day,
A deliveryman dashing across the night sky choked on the smoke
and carelessly dropped a heart he was delivering.
With such terrible visibility, there was no way to know where it fell.
The deliveryman quickly gave up and ran off into the night.
Thump thump, thump thump, thumpity thump thump.
The heart was beating in one corner of the chimney town.



POUPELE OF
CHIMNEY TOWN

えんとつ町のプペル




心臓は、前のはずれのゴミ面におちました。
ドクドクあばれる心臓に、ゴミがあれこれくっついて、ついに生まれたゴミ人間。
あたまはバサバサ、オンボロ傘。ロからガスが、 プスーハッハ。
とってもきたないゴミ人間。とってもくさいゴミ人間。
耳をすますと、とおくから鐘の音が聞こえてきました。
どうやら、じぶんのほかにもだれかいるようです。
ゴミ人間はゴミ山をでました。

The heart fell on a pile of trash at the edge of town.
All types of rubbish stuck onto the thumping, beating heart, until finally a trashman was born.
His head was a shaggy old umbrella. Gas hissed out of his mouth.
He was a very filthy trashman. A very smelly trashman.
When he strained his ears, he could hear the sound of bells from the distance.
There seemed to be others,
The trashman left the trash pile,




町にいくと、バケモノたちがウョウヨ。
「やい、ずいぶんおかしなかっこうをしているじゃないか」

ふりかえると、そこに立っていたのはカボチャのオバケ。
「なんだいキミは?」
「地獄の業火をのみこんで、ハロウィンの夜をあやしくてらす。
オレの名はジャック·オー·ランタン!」

When he arrived in town, it was full of monsters.
"Hey, you're dressed quite oddly."
He turned around, where there stood a pumpkin monster.
"Who are you?"
"I swallow the flames of hell and illuminate the Halloween night with shady light.
I am Jack-o'-lantern!"



いろんなバケモノたちがゴミ人間のところにあつまってきました。
「イ~ヒッヒ、みんながおそれる夜の支配者、魔女だよ~」
「悪魔の科学者が生みだしたモンスター、 フランケンさまとはオレのことだ」
「死ぬことをわすれた、わたしはゾンビ」
みんなそろって、こう聞いてきます。
「ところでキミはいったい、なにモノだ?」
「ボクはゴミ人間だ」
バケモノたちはいっせいに笑いました。

All kinds of monsters started gathering around the trashman.
"Tee hee hee, I'm a witch, the ruler of night, and everybody's fear."
"A monster created by a devilish scientist ; I am Mr. Frankenstein."
"I forgot how to die. I am Zombie."
Everybody started to ask.
"And just what in the world are you?"
"Im a trashman."
All the monsters burst out laughing.




バケモノたちのなかまにくわわったゴミ人間は
「トリック·オア、トリート、トリック·オア·トリート。
おやつをよこさないとイタズラをするぞ」と家々をまわり、
おとなたちからおやつをわけてもらいました。
そして、じぶんよりちいさなこどもたちには風船をプレゼント してまわりました。
ゴミ人間がふくらませた風船はぶかぶか浮かんで、こどもたちは、 おおよろこび。
「よし、つぎの家だ。いこうぜ、ゴミ人間」

The trashman joined the monsters and went around houses shouting
"Trick or treat, trick or treat. Give us some treats or we're gonna
trick you!"
and collected treats from all the adults.
Then, they went around giving balloons to the smaller children.
The trashman's balloons were very floaty, which delighted all the children.
"OK, next house, Let's
go,
trashman."



あちこちまわり、 バケモノたちのポケットは、おやつでいっぱいになりました。
時計台の鐘が鳴り、 みんな、 かえりじたくをはじめます。
ゴミ人間はなかまのひとりにはなしかけました。
「ハロウィンはたのしいね。またあしたもやろうね」
「なにいってんだよ、ゴミ人間。 ハロウィンはきょうまでだぜ」
そういうと、バケモノたちはつぎつぎにマスクをぬぎはじめます。
カボチャのなかからは少年のアントニオが、
魔女のなかからは少女のレベッカが、それぞれでてきました。
なんと、みんなはバケモノの仮装をしていたのです。

The monsters went around everywhere and their pockets full of treats.
The bell of the clock tower rang, and everyone started preparing to go home.
The trashman spoke to one of them.
"Halloween is fun. Let's do it again tomorrow."
"What are you talking about, trashman. Halloween is only today."
And with that all, the monsters began taking off their masks.
Little boy Antonio came out of the pumpkin,
and little girl Rebecca came out of the witch,
They were only dressed like monsters,



「どうしたんだよ、おまえもぬげよ、ゴミ人間」
「そうよ、そんなにきたない仮装、あなたもいやでしょ?」
レベッカがゴミ人間のあたまをひっぱったときでした。
「いてててて」

"What's the matter, take yours off, too, trashman."
"Yeah, you  don't like that dirty costume either, do you?"
Rebecca tried to pull off trashman's head.
"Ow!"


「キャアア!」
レベッカがおおきな声をあげました。
「コイツ、仮装じゃない!」
少年たちはゴミ人間からサッとはなれました。
「あっちへいけバケモノ!」
「町からでていけ、ゴミ人間! 海にながされてしまえ!」
少年たちはつぎつぎに、きたないことばをあびせました。


“Aaaaaaaargh!
Rebecca let out a huge scream.
"This guy's not in a costume!"
The boys quickly moved away from the trashman.
"Go away, monster!"
"Get out of town, trashman! Drain down to the sea!"
The boys shouted dirty words one after the other.


ゴミ人間のうわさはすぐに町じゅうにひろまりました。
「ゴミ人間だ」
「バケモノがあらわれた」
ゴミ人間がはなしかけても、
「あっちへいけよ、ゴミ人間」「ニオイがうつる」
と、あいてにしてもらえません。
ゴミ人間はベンチにこしをかけ、プスーハッハとくさいためいきをこぼしました。」
そんなときでした。
「キミがうわさのゴミ人間か。ソレ、仮装じゃないんだって?」


Word of the trashman quickly spread across town.
"It's a trashman."
"There's a monster in town."
When the trashman tried to speak, all he got was
"Go away,trashman." "You're gonna get your smell on me."
The trashman sat on a bench, and hissed out a stinky sigh.
That was when it happened.
"So you're the trashman everyone is talking about. I heard that's not a costume?"


ふりかえれば、体じゅう “スス”だらけの少年が立っていました。
少年はゴミ人間のしょうたいを知ってもにげようとはしません。
「ぼくは、えんとつそうじ屋のルピッチ。キミは?」
「……え、えっと」
「なまえがなければつければいい。そうだなあ、
…ハロウィンの日にあらわれたから、キミのなまえはハロウィンプベルだ」


When he turned around, he saw a boy covered in soot from head to toe.
The boy didn't run away even when he found out what the trashman was.
"I'm Lubicchi, the chimney cleaner. And you are?"
"...Ummm"
"If you don't have a name, you should give yourself one, Let's see,...
because you showed up on Halloween, your name is Halloween Poupelle."


「ハロウィン·プペル、キミはこんなところでなにしてるんだい。」
「だれもあそんでくれないんだよ」
プペルがそういうと、ルビッチはワハハとわらいました。
「そりゃそうだろうね、プペル。キミはきたないし、それにずいぶんくさい」
「いってくれるね。 そういうルビッチだって、まっくろけっけじゃないか」


"Halloween Poupelle, what are you doing here?"
"Nobody will play with me."
"Ha ha ha! " Lubicchi laughed as Poupelle said this.
"Obviously, Poupelle, You're dirty, and quite smelly, too."
"How dare you say! You're all dirty and black, too, Lubicchi."


「いまは、しごとのかえりだからね、このとおりススまみれ」
「えんとつそうじは、おとなのしごとだろ?」
「ウチには父ちゃんがいないから、ぼくがはたらかなきゃいけないんだ。それより、そんなニオイじゃ、きらわれてあたりまえ。うちの庭で体を洗いなよ」
「え? いいの?」
「ぼくも体を洗わないと家にあがれないからね。ついでにキミも洗うといい」
「ルビッチはボクをさけないね」
「なんだかなつかしいニオイがするんだよ。ぼくがすてたパンッでもまじってんじゃない?」


"Well, I'm on my way home from work, so as you can see, I'm covered in soot."
"Isn't chimney cleaning a job for grownups?"
"I don't have a dad, so I gotta work.
Besides, with a smell like that, no wonder they don't like you. Why don't you wash yourself in our yard."
"What? That's OK?"
"I need to wash up before I get in the house anyway. You should do the same."
"Why don't you avoid me, Lubicchi?"
"You smell kinda familiar. I wonder if my dirty pants are mixed in there."


ルビッチはプペルの体をすみずみまで洗ってくれました。
よこれはきれいにおちて、ニオイはずいぶんマシになりました。
「ありがとう、 ルビッチ」
「……でも口がくさいね。息をはいてごらん」
プペルは息をはきました。
「アハハ、こりゃくさい。プペル、 それはガスだよ。みがいたってムダだね」
ふたりは、おそくまでいっしょにいました。


Lubicchi washed every nook and cranny of Poupelle's body.
All the grime came cleanly off, and the smell was much better, too.
"Thank you, Lubicchi."
"Hmm. . .but your mouth is still stinky. Breathe out."
Poupelle exhaled out.
"Ha ha ha, that's so smelly. Poupelle, that's gas. Brushing is not gonna help."
The two played together till late that night.

「あなた、きょう、あのゴミ人間とあそんだの?」
「その好奇心は父ちゃんゆずりだねえ」
前でただひとりの漁師だったルビッチのお父さんは、
きょねんの冬に波にのまれ、死んでしまいました。
みつかったのは、ボロボロにこわれた漁船だけ。
この町では、海には魔物がいると信じられていて、海にでることを禁止されていたので、
前のひとたちは「自業自得だ」といいました。
「ねえ、母ちゃんは父ちゃんのどこがよかったの?」
「照れ屋でかわいいところもあったでしょ。うれしいことがあると、
すぐにこうやってひとさし指で鼻のしたをこすって」


"Hey, did you play with that trashman today?"
"It's OK, Mom. Poupelle's not a bad guy."
"You got that curiosity from your dad."
Lubicchi's father was the only fisherman in town, but he was swallowed by the waves and died last winter.
The only thing they found was his fishing boat in tatters.
In this town, people believed that there were monsters in the ocean and it was forbidden to go out to sea ;
so the townsfolk said "He had it coming."
"Say, Mom, what did like about Dad?"
"He was shy and cute in a way, don't think? When he was happy, he'd rub under his nose, like this."


つぎの日、プペルとルビッチは、えんとつのうえにのぼりました。
「こわいよ、ルビッチ」
「しっかりつかまっていれば、ヘいきさ。だけど突風がふくから、おとしものには気をつけてね」
「なにかおとしものをしたことがあるの?」
「うん。父ちゃんの写真がはいった銀のペンダント。
交ちゃんの写真はあれ一枚しかのこっていないのに、さがしてもみつからなかったんだ」
ルビッチはドブ川をさしていいました。
「あのドブ川におちたのさ」


Next day, Poupelle and Lubicchi went up a chimney.
"I'm scared, Lubicchi."
"You'll be fine, just hold on tightly. But it gets gusty, so be careful not to drop anything."
"Have you dropped anything?"
"Yeah. A silver pendant with a picture my dad.
That was the only picture of Dad I had. I looked, but couldn't find it."
Lubicchi pointed at the sewage canal.
"It fell into that sewage canal."


「ねえ、プペル、『ホシ』って知ってるかい?」
「ホシ?」
「この町は煙でおおわれているだろ? だからぽくらには、みることができないけど、
あの煙のうえには『ホシ』と呼ばれる、光りかがやく石っころが浮かんでるんだ。
それも一個や二個じゃないよ。千個、 一万個、もっともっと」
「そんなバカなはなしがあるもんか。ウソっぱちだろ?」
「……ぽくの交ちゃんが、その『ホシ』をみたんだ。
とおくの海にでたときにね、ある場所で、頭のうえの煙がなくなって、
そこには光りかがやく『ホシ』がたくさん浮かんでいたんだって。
計のひとはだれも信じなくて、父ちゃんはうそつき呼ばわりされたまま死んじゃったんだ。
でも、父ちゃんは『煙のうえにはホシがある』っていってね、
ホシをみる方法をぼくにおしえてくれたんだよ」
ルビッチはくろい煙をみあげていいました。
「『信じぬくんだ。たとえひとりになっても』」


"Say Poupelle, do you know what a 'star' is?"
"A star?"
"This town is covered in smoke, right? So we can't see them, but above that smoke are shining stones called 'stars!'
Not just one or two. A thousand, ten thousand, or even more."
"That's pretty dumb. You're lying, right?"
"... My dad saw those 'stars! ' 
When he was far out on the ocean. At one point the smoke overhead all went away,
and there were thousands of shining  'stars'  floating in the air.
Nobody in town believed him, and Dad died being called liar.
But Dad said There are stars above the smoke,\' and told me how I could see the stars."
Lubicchi said as he looked up at the smoke.
"Believe. Even if you're the only one."


つぎの日、まちあわせ場所にきたプペルは、またくさいニオイをだしていました。
つぎの日も、そのまたつぎの日もそうです。
「プペルの体は洗っても洗ってもくさくなるねえ」
ルビッチは、くさいくさいと鼻をつまみながらも、まいにち体を洗ってくれました。


Next day, when Poupelle came to the meeting place, his body was letting out the stench again.
And the next day, and the next day, too.
"Poupelle, your body gets smelly no matter how much we wash it."
Lubicchi pinched his nose and muttered how smelly it was, but he washed Poupelle's body every day.



プべルは、かわりはてだ災のあらゎれました。
「どうしたんだいズペ
ぅたいなにがあったんだいり』
なんと、プペルのひだり耳ごっいでいたゴミがとれています。
「ばくがいると町がよごれろんだっでさ」
T耳は聞こえるのかい?」
「いぃや、ひだり耳からはなにも聞ごえなくなった。
ひだり耳のゴミがとれると、ひだり耳が聞ごえなくなるらしい』
「アントニオたちのしわざだね。なんてヒドイことをするんだ」
「ぽくはバケモノだから、しかたないよ』
One day
Poupelle showed up looking very different.
“What\'s wrong, Poupelle? What in the world happened?”
The trash on Poupelle\'s left ear had fallen off.
"They say I\'m littering the town,
"Can you hear?”
"No, I cant hear anythíng in. my left ear. I guess when the trash on my left ear falls off, I lose hearing in my left ear.
“Antonio and hís gang did this,didn\'t they? How terrible.”
"They can\'t help ic. Ima monster

つぎの日、ルピッチはアントニオたちにかこまれてしまいました
「やい、ルビッチ。デニスがかぜでたおれたんだよ。
げんいん-
にんげん
ゴミ人間からもらったバイキンが原因じゃねえのか?」
からだ
「プペルはちゃんと体を洗っているよ。パイキンなんてない」
にんげん
「とんだうそをつきやがる! きのうもあのゴミ人間はくさかった
いえ
おや
おまえの家は親子そろってうそつきだ」
からだ
あら
たしかにプペルの体はいくら洗っても、つぎの目にはくさくなっていまし
ルピッチにはかえすことばがありません。
くう。
「なんでゴミ人間なんかとあそんでんだよ。空気をよめよ。おまえもコッチによい
にんげん
The next day, Lubicchi was surrounded by Antonio and his
gang
Hey, Labiechi, Dennis is sick with a cold.
He probably got germs from the trashman.
Poupelle washes his body. He doesn\'t have germs!
What a big fat liar! That trashman was stinky yesterday, too.
Your family are all liars.
Indeed, regardless of how much they washed, Poupelle\'s body became smelly by the following mornng
Lubicchi had nothing to say back.
Wliy do you play with that trashman, anyway. Read between the lines., You should be with us

かえりみち、トボトボとあるくルビッチのもとにプペルがやってきました。
「ねえ、ルビッチ。あそびにいこうよ」
「…またくさくなってるじゃないか。そのせいで、ぼくはきょう、学校でイジメられたんだ
からだ
いくら洗ってもくさくなるキミの体のせいで!」
「こめんよ、ルピッチ」
「もうキミとは会えないよ。もうキミとはあそばない」
As Lubicchi was plodding home, Poupelle showed up.
Hey Lubicchi. La\'s go play
.. You\'re smelly again. I gor bullied at school today because of that.
Because of your body that\'s stinky no matter how much we wash it!
I\'m
sorry, Lubiechi.
Icant sce you anymore, I\'m not playing with you anymore!




それから、ふたりが会うことはなくかりました。
プペルはルピッチと会わなくなってから休を洗っこともなくなり、
ますますよこれてゆき、ハエがたかり、どんとんさたなく、どんとんくさくなっていきました。
プペルの計判はわるくなるいっぽうです。
もうだれもプペルにちかづこうとはしません。
The two of them stopped secing cach other after that.
Afrer he stopped phying with Lubicchi, Poupelle stopped washing his body, so he got even dirtier.
Flies swarmed around him, and he became filthier and filthier, smellier and smellier.
Poupelle\\\'s reputation kept getting worse,
Nobody came near Poupelle anymore,



てたプペルの姿がありました。
体はトスぐろく、かたにいの
またアントニオたちに抱られたのo
ルビッチはあわててきをあげま
「とうしたんたい
イコウ」
「なにをいってるんだい
「こう、ルビッチ」
One quiet night.
There was a knock on Lubicchi\\\'s window
When Lubicchi looked toward the window, Poupelle was there, barely recognizable.
His body was black with grime, and he was missing an arm.
It must have been Antonio and the gang must have done it again.
Lubicchi quíckly opened the window.
What\\\'s wrong, Poupelle? We\\\'re not supposed to. ..
Let\\\'s go
What are you saying?
Let\\\'s go, Lubicchi.



「ちょっとまってよ。どうしたっていうんだい?」
「いそがなきや。ぼくの命がとられるまえにいこう」
「どこにいくんだよ」
「いそがなきや、いそがなきゃ」
Wait a second. What in the workl is wrong
We gotta hurry Let\\\'sgo before they take my life away.
Where re we going
We havr to hurry. We gotta hurry



たどりついたのは、ひともよりつかない
いこう、ルピッチ。さあ果って」
「なにいってんだよ。この船はこわれているか日すすまない上
おかまいなしにプベルはポケットがら大量の風船をとりだし
ようふうふう、と息をふきこみ、風船をふくらませます
ふうふうふう、ふうふうふう。
「おいプペル、なにしてんだよ?」
ようふうふう、ふうふうふう。
いのち
「いそがなきや。いそがなきや。ぼくの命がとられるまえに」
ふうせん
プペルはふくらませた風船を、ひとつずつ船にむすびつけていきました。
They got to a sandy beach where nobody visits.
Let\\\'s go,
Lubicchi Hop on.
What are you talking about? This ship is broken, it\\\'s not going anywhere.
Poupelle didnt care, and pulled out a whole bunch of balloons from his pocket.
He huffed and puffed and blew up the balloons,
Huff puff, huff puff,
Hey Poupelle, what\\\'re you doing?
ynd yny ynd H
We gotta hurry, We need to hurry, Before they take
my
life away.
Then, Poupelle tied che inflated balloons to the ship, one by one,


「いくよ、ルビッチ」
「どこへ?」
プベルは船をとめていたロープをほどいていいました。
「ホシをみにいこう」
Hundreds of balloons were tied to the ship.
Las go, Lubicchi
Where,..?
Above the smoke,
Poupelle said as he untied the rope anchoring the ship.
Las go see the stars


「ちょっとだいじょうぶかい、コレ!?」
こんな高さから町をみおろすのは、はじめてです。
町の夜景はとてもきれいでした。
けむり
「さあ、息をとめて。そろそろ煙のなかにはいるよ」
The ship with the balloons lifted off the ground and slowly floated in mid-air.
Are you sure this is OK??
It was the first time Lubicchi saw the town from this height.
The night view of the town was beautiful.
OK, hold your breath. We\\\'re about to go in the smoke.



Rumble rumble rumble.
They couldn\\\'t sce anything inside the smoke. It was pitch black.
Poupelle\\\'s voice could be heard between the rumbling of the wind.
Hold tight, Lubicchi.
The wind kept getting stronger as they rose higher.


「ルビッチ、うえをみてごらん。煙をぬけるよ! 目を閉じちゃだめだ」
ゴオゴオゴオオオオ。
Lubicchi, look rp. We\\\'re coming out of the smoke! Don\\\'t close your eyes.
Rumble rumble rumble,








父ちゃんはうそつきじゃなかった
そこは、かぞえきれないほどの光でうめつくきれていました。
しばらくながめ、そして、ブベルがいいました。
かえりはね、風船を船からハズせばいいんだけれど、いっぺんにハズしちゃダメゼト
ふ)せん。
いっぺんにハズすと急に落っこちもゃうから、ひとつずっ、ひとつつd
「なにいってんだよ、プペル。いっしょにかえるんだろ?」
「キミといっしょにいられるのは、ここまでだ。
ポクはキミといっしょに『ホシ』をみることができてほんとうによかったよ」


Didwasnt lying.
The place was filled with countless points of light.
Afier staring at the light for a while, Poupelle said quietly.
When you go back, all you need to do is take the balloons off the ship, but you can\\\'t take them all off at one
If you take them off at once, the ship is gonna fall, so one by one, one by one.
What\\\'re you talking about, Poupelle? We\\\'re going back together, right?
This is as far as I can go you,
with
I\\\'m really happy I got to see the \\\'stars\\\' with you,


「なにいってるんだよ。いっしよにかえろあよ
「あのれ、ルビッチ。キミが失くしたペンダントを、ずっとさがしていたんだ。
しょりじょう
あのドブ川のゴミはゴミ処理場にながれつくからさ、
きっと、そこにあるとおもってね」
What do yon mran? Let\\\'s go back together.
You know, Lubicdchi I\\\'ve been looking for that pendant you lost.
The trash in that sewage canal ends up at the waste treatment plant,
soI thought it would be there,


ゴミ道で生まれたゴミ
大間だから、ゴミをあさることには、なれっこなんだ。
「ぼく、
あの日から、まいにちゴミのなかをさがしたんだけど、ぜんぜんみつからなくて
相もめれば、みつかるとおもったんだけど
Tmarashman, born in a trash pile, so I\\\'m used to rummaging through trash.
Ilooked for it in the trash every day since then, but I just couldn\\\'t find it .
I hought it would take only ten days or so to find it. .


「かまわないよ。キミがはじめてポクにはなじかけてくinたとき、
ポクはなにがあってもキミの味方でいようと決めたんだ
ルビッチの目から涙がこぼれました。
「それに、けっきょく、ゴミ処理場にはペンジーントはなかった。
ポクはバカだったよ。
キミが『なつかしいニオイがする』といったときに気づくべきだった
カたき
プペルは頭のオンポロ傘をひらきました。
「ずっと、ここにあったんだ」
That is why your body was.
Poupelle, I was so mean to you.
It doesn\\\'t matter. When first talked to me,
you
I decided Id always be your friend, no matter what.
Tears spilled out from Lubicchi\\\'s eyes.
And anyway, the pendant wasn\\\'t at the waste treatment plant.
I was stupid.
Ishould\\\'ve realized it when you said You smell familiar!
Poupelle opened the rickety umbrella, which was his head.
It was here all along.


のなかに、銀色のペンダントがぶらさがっていました
「キミが探していたベンダントはココこあった。ポグのミソさ。
なつかしいニオイのしょうたいはコレだったんだね
ポクのひだり耳についていたゴミがなくなったとさ、ひだり耳が聞こえなくなった。
北ように、このペンダントがなくなったら、ボクは動かなくなる。
じかん
だけど、このペンダントはキミのものだ。キミとすごした時間、
ポクはほんとうにしあわせだったよ。ありがとうルピッチ、バイバイ…」
そういって、プベルがペンダントをひきちぎろうとしたときです。
Aslver pendam hung inside the umbrella,
The pendant you\\\'ve been looking for was right here. It\\\'s my brain.
This is what smelled famíliar.
When the trash on my left ear fell off, I couldn\\\'t hear in my left ear anymore.
In che same way, if I lose this pendant, I\\\'ll stop moving.
Bur this pendant is yours, The rime I spent with you,
I was truly happy. Thank you Lubicchi, goodbye, . .
With that, Poupelle raised his hand to pull off the pendant, but then. . .


「ダメたド」
ルピッチがプペルの手をつよくうかみました
「なにをするんだい、ルピッチ。このペンズントはキミのものだ。
ニオたらにちぎられて、
それに、このままボクが持っていても、そのうちうを
こんどこそほんとうになくなってしまう。
そうしたらキミは父さんの写真をみることが
Tいっしょに逃げればいいじゃないか」
「バカなこというなよ。ボクといっしょにいるところをみつかったら、
こんどはルピッチがなぐられるかもしれないぞ」
「かまわないよ。痛みはふたりでわければいい。せっかくふたりいるんだよ」
Nor
Lribiechi grabbed Poupelle\\\'s hand.
Whatre you doing, Lubicchi? This pendant is
yours.
Even if I kept it, Antonio and the gang are gonna rip it off one day,
and then it will be really lost.
Then you\\\' ll never be able to see your dad\\\'s picture.
We can run away together.
Don\\\'t be silly. If you\\\'re seen with me,
they might hit you next.


「まいにち会おうよブベル。そうずれリ
だからまいにち会おう。また、まいにちゃらしまにあそぼう。
なみだ
BATA
ゴミ人間の目から涙がボロボロとぼれまじた。
むがし
ねが
それはなんたか、とおい昔から願っていたような。
ルピッチとまいにちあそぶ………、
そんなふしぎなきもちになりました。
「プペル、ホシはとてもきれいだね。つれてきでくれてありがとう。

ぼくはキミと出会えてほんとうによかったよ」
プペルは照れくさくなり、
day
Let\\\'s meet every day, Poupelle. Then, I can see Dad\\\'s picture every
So lets meet every day. Let\\\'s play every day, like we used to.
Tears poured out of trashman\\\'s eyes.
Phy with Lubicchí every day. . . it was a strange feeling, like something he\\\'d been yearning for for a very long time.
Poupelle, the stars are so beautiful. Thanks for bringing me.
I\\\'m really happy I met you
Poupelle blushed and said,


「やめてよルピッチ。はずかしいじゃないが」
ゆび
はな
そういって、ひとさし指で鼻のしたをこすったのでした。
Stop it, Lubicchi, You\\\'re embarrassing me.
And then, he rubbed under his nose with his forefinger.


めん、ブペ。ぼくも気づくのかっ
たましい
Sロウィンは死んだひとの魂がかえってくる日だったね」
なんのことだい? ルビッチ」
「ハロウィン·プペル、キミのしょうたいがわかったよ」
Poupelle. It took me a while to figure it out, too. Of course . . . of course!
Halloween is the day when the spirits of the dead come back.
What\\\'re you talking about? Lubicchi
Halloween Poupelle, I know who you are now.



「会いにきてくれたんだね、
、父ちゃん」
*You came to see me, Dad

























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