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逃走中 吸血鬼伝説 Part6

これは、匿名代表の学校の友達による、オリジナル逃走中である。そのため、劇中の登場人物の行動は、現実のその人物のものとは一切関係ない。また、本ゲームは、逃走中の全盛期だった2010~2015あたりのゲームシステムを参考にして作成されたものである。
前回はこちらから

残り時間 80分 残り14人

その頃城では、アーサーが受け取った手紙を読んでいた。
アーサー(王子)「『私は貴方様を想っております。貴方様のお側にいてはいけない存在の私の無礼をお許しください』この手紙を書いたのは、誰なのだ。私の側にいてはいけないだと?私は国の人々に寄り添って生きてきたつもりだが、人々にこのように思わせていたとは」

エリナ(ドラキュラ)「ああ、とうとうアーサー様に気持ちを伝えてしまったわ。いけないことだとわかっているのに、この想いを1人で抱えることなんてできないわ」

そして、王国の外れでは3人のドラキュラたちが、ひっそりと隠れていた。
ドラキュラC「せっかく王国に出たのに、人1人襲えなかった」
ドラキュラD「俺は人間の家に入ったけど、昼間だから誰もいなかったぜ」
ドラキュラE「夜の間は、城の兵士たちが王国の警備につくから、返り討ちにあってしまう。くそ、俺達も太陽の下でも満足に動ければ」
ドラキュラC「諦めるな!昼間のうちに、なんとかして血を手に入れるぞ」

そして、城では
東の家の住人(演:メロン)「王様、大変です!留守にしている間、私の家が荒らされていました。そこには、ドラキュラのものと思われる爪痕が残っていたんです!」

・メロン
匿名代表の友達。ギャグセンスが高い。

ハンス(王様)「しかし、ドラキュラはかつて、我々が討伐したはずだ」
東の家の住人「でもあれは間違いなくドラキュラの爪痕でした」
魔術師(演;あ女湯へん)「ふーむ、ドラキュラの生き残りかもしれませんな、王様。」
・あ女湯へん
匿名代表の友達の変人

ハンス「やつらは、太陽の光が弱点のはずだが」
魔術師「ケケケ、やつらも馬鹿じゃないでしょう。昔とは姿を変えて、人間に紛れ込んでるかもしれませんぞ」
東の住人「あ!そういえば、家の周りを怪しい格好をした者たちがうろついていたのを見ました!」
魔術師「貴様が言うその怪しいものとは、こやつらか?」
突如、魔術師が持つ鏡に逃走者たちの姿が映し出された!
東の住人「さようでございます!」
ハンス「この者たちがドラキュラなのか?本物のドラキュラなら、鋭い爪と牙を持つはずだ。確認せねばならん。もし疑いが晴れぬ場なら、この者たちを一度捕らえるしかない」

その様子を見ていた、ゲームマスターの月村サトシがミッションを発動!
城エリアが開放された。

♫メールだ
組長「『ミッション2。エリアでは君たちがドラキュラであるという疑いがかかった。』え?なんで」
ないとー「『残り65分になると、君たちは指名手配され、エリアにいる人々が君たちを見つけ次第騒ぎ出し、位置情報をハンターに知らせる』」
蒸龍「『阻止するには、残り65分までに城へ行き、ドラキュラでないことを証明し、免罪符を獲得せよ』これは全員動かなきゃいけないぞぉ!」

ミッション『通報を阻止せよ』
https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcQSA2fkvNmResqCBc8RH6xL_izpFWhetAdAWg&s

【補足説明】
逃走者は、城へ行き魔術師に爪を見せることで無実を証明することで、免罪符を手に入れることができる。残り65分以降、エリアの人々は免罪符を持つ逃走者を見つけても、騒ぐことはない。しかし、残り65分までに免罪符を獲得できなかった逃走者は、それ以降免罪符を獲得することが不可能となり、国の人々による通報の餌食となる。

現在、残り時間77分
烏「どうやったら、俺達とドラキュラを見間違うの?意味不明なんだけど!」
チーター「ハンターを怖がってる場合じゃないですね。行こう!」
たけぇ「うわ、これ強制で動かなきゃいけねぇのかよ。ダルいわー」
続々とミッションに動き出す逃走者たち。

菩薩「城まで結構遠いな」
シドニー「Hurry upしなきゃ間に合わないデース」
新しく開放された城エリアは、エリアの西端にあるため、東にいる逃走者たちは、かなりの距離を移動しなければならない。

世界のKEN「今はまだ僕たち指名手配されてないけど、時間すぎちゃえば指名手配されるのかー。こわこわ」
ゆーりす「ハンターからも住民からも狩られる身になったら、完全に詰みですね」
人々の騒ぎ声は直ちにハンターを呼び寄せる。免罪符を獲得できなければ、ハンターから逃れるのは、容易ではない。

ミッションへと動き出す、なっちゃん。
なっちゃん「ヌーは、普段は肉食動物からコソコソ逃げてるんですけど、移動のときは、集団で豪快に移動するんですよ。だから、今度はヌーになりたいと思います。うわっ」
出会い頭で、ハンターに見つかった。
(なっちゃん、こける)
なっちゃん確保 残り13人 残り時間74分
肉食動物は、狙った獲物は逃さない。

なっちゃん「悔しいですねー。まあそれも1つの経験ですよwゲホゲホっ」


ニホザリ「あぁ。なっちゃんさん確保残り13人」
悪球「大女優にも容赦ねえな」
ここまで、5人の逃走者が確保され、残りは13人となった。

たけぇ「動くのめんどいな、自首しよっかな。でも、まだ早い気もすんなー」
世界のKEN「もし間に合わなかったら、自首するしかないなぁ」
ミッションへの恐怖で、心が揺れ動く逃走者たち

蒸龍「ふぅ、何とかついた」
偶然、城の近くにいた春風亭蒸龍が、一番のりに城へ到着。
蒸龍「運が良いぞ、ふんふふーん(鼻歌)♫」
兵士「そこのもの、こっちにこい!」
魔術師「どーれどれ、手を見せてもらおう。ふむ、こいつの手には、長い爪はついておらん。無罪でござーい!!」
蒸龍「テンションが高ぇな」
兵士「免罪符だ!」
春風亭蒸龍 ミッションクリア

その後、
魔術師「無罪でござーい!」
チーター「www」
チーター ミッションクリア

魔術師「無罪でござーい!」
組長「免罪符ゲット!」
組長 ミッションクリア

魔術師「〃」
世界のKEN「馬鹿みたいにテンション高いね」
世界のKEN ミッションクリア

現在(残り70分ミッション終了まで残り5分)のミッションの進捗状況はこのようになっている。

クリア(4人)春風亭蒸龍 チーター 組長 世界のKEN

未クリア(9人)ないとー 頭隠した烏 シドニー 菩薩 ニホザリ
       ゆーりす NOR1 悪球打ちの赤点 たけぇたけぇ丸 

9人の逃走者たちは、このままだと残り5分で指名手配されてしまう。

ないとー「残り5分切ってる!スパートかけなきゃ」
ゆーりす「うわ、あそこにハンターがいる。回り道かよ」
ニホザリ「なんでこんなに走らなきゃいけないの?」
悪球打ちの赤点「過酷すぎだろ」
菩薩「城が遠すぎる」
徐々に焦りだす逃走者たち

頭隠した烏「NOR1、後ろ見てて!俺前見てるから」
NOR1「まったく人遣いが荒いなぁ」
協力してミッションに向かう、頭隠した烏とNOR1。
その近くにハンター
NOR1「間に合わない逃走中マニア(だじゃれ)
頭隠した烏「おい、おもんないぞ、ちょっと待て!」
前から来た!ハンターに見つかったNOR1と頭隠した烏。
頭隠した烏が前にいたNOR1を追い抜いた。
NOR1「はぁ!?ちょっと待てよ、おい!」
ハンターが視界に捉えたのは、絶対0度NOR1。
NOR1「一緒に逃げるって言ったじゃん!」
烏「悪ぃ!後で飯奢るからwww」
NOR1「うわーーーーーーーーー!!」

絶対0度 NOR1 確保 残り時間68分 残り12人
見捨てられた哀れな男

NOR1「許さんっ!さんっ!さんまにしいたけ、ごぼうで返り討ちっ!」
(↑これは作者の匿名代表が脳死で作ったクソギャグです)


ニホザリ「絶対0度NOR1確保。残り12人。逆にここまで残ったのがすごいわ」
烏「無駄にしないぞ、NOR1(合掌)あ!あれ城じゃない!?」
ハンターから逃げた先で、運良く城にたどり着いた頭隠した烏。

魔術師(演:あ女湯へん)「手を見せろ」
烏「え?あ女湯へんじゃん!何を四天王!?こんなところで」
魔術師「あ女湯へん?そんな変な名前のやつは知らんぞい!長い爪がない。無罪でございまーす」
烏「やった。免罪符ゲットした。それにしても、こんなに頭おかしいやつは、あ女湯へん以外いないと思うけどなー」

ミッションをクリアしていない逃走者は、残り7人。間に合うか?

ゲーム残り時間 67分30秒 ミッション終了まで残り2分30秒
残り12人

次回、ミッションの餌食となってしまうのは誰なのか?



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