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逃走中 吸血鬼伝説 Part5

これは、匿名代表の学校の友達による、オリジナル逃走中である。そのため、劇中の登場人物の行動は、現実のその人物のものとは一切関係ない。また、本ゲームは、逃走中の全盛期だった2010~2015あたりのゲームシステムを参考にして作成されたものである。
前回はこちらから

残り時間 96分 残り15人 ハンター放出まで残り1分

ハンターBOXがある家へと急ぐ、ないとーと組長。
ないとー「あとちょっと!」
組長「どうしよう、遠すぎ」
残り45秒

ないとーが南の家へとやってきた。
ないとー「これだ!これだわ!」
ポストにニンニクを入れ、ハンター1体放出阻止!
ないとー「やったぁ!僕にもできました!」
(シュート決めたときのゴールパフォーマンス)
残り25秒

組長「やばい、もう時間ない。逃げたほういいかも」
組長は、ミッションを諦め、ハンターBOXから距離をとる。
組長「みんなごめーん」
残り10秒

KEN「やばい、ハンター出ちゃう」
悪球「頼む、誰かやっててくれ」
残り1秒

1体のドラキュラが、東の家に到着し、家の扉を開けてしまった。
ハンター1体放出!!
一方で、他の2件の家では、
ドラキュラ「うわ、なんだコレ!」
ポストの中のニンニクの匂いで、ドラキュラは家への侵入を諦めた。

♫メールだ
蒸龍「ミッション結果。鉄壁さん、ないとーさんの活躍でハンター2体放出阻止。やりますねぇ」
烏「しかし、ハンター1体が放出し、合計4体となった。何してんだよ!!」
シドニー「オーマイガー!!」
組長「いやぁ、申し訳ないなー」

〜牢獄トーク〜
NRMT「もう、あんたの相方のせいで、私捕まったのよ!?」
匿名「確かに烏も悪いですけど、NRMTさんが足遅いのもありますよ」
NRMT「いい加減にしろよ?」
炭酸「マジで怒らせてんじゃんwww」

毒舌キャラで人気急上昇中のタレント、ニホザリ。
・ニホザリ
匿名代表の部活の後輩で、生徒会副会長を務めている。

ニホザリ「さっきのミッション、芸人さんたちは何してたの?マジありえないんだけど!使えない」
今日も毒舌が止まらない。

ゆーりす「逃走中、サバゲーの中に入ったみたいで、めちゃくちゃ緊張する」
カメラマン「クリアできる自信は?」
ゆーりす「ありますよ。だって、ゲームですから」

たけぇ「賞金が30万を超えてる!怖えよ、自首したい」

先ほどのミッションに貢献した、仮面ライダー俳優、鉄壁。
鉄壁「日本中のちびっこたちが見てるから、ライダーとしてかっこいい姿を見せます。」
そこに迫る黒い影。
鉄壁「ちょっと変身してもいいですか?ギュイーン!変身!
   決まったぁ!」
徐々に忍び寄る足音。
鉄壁「今日調子いいな、なんか!うわ、来た」
見つかった。
運河沿いを逃げる仮面ライダー俳優。

ニホザリ「え?追われてる?」
ゆーりす「こっちに逃げてきてるじゃん!」
鉄壁が逃げた方向に、ニホザリとゆーりす。

ハンターが視界にとらえているのは、鉄壁。
鉄壁「まだ、来てる!やばい、やばい!ああ!」

鉄壁 確保 残り14人 残り時間89分

仮面ライダーも、ハンターの前に散った。


シドニー「鉄壁サン、確保。残り14人。怖いデス」
世界のKEN「俳優仲間がぁ」
悪球「ライダー捕まったか。子どもたちが泣いちゃうよ」

NOR1「僕、モノレールにものれーる!なんちゃって!」
ダジャレを取り入れた漫才で一斉を風靡したNOR1。
そこへ頭隠した烏。
烏「NOR1、一緒に行動しようぜ。何かあったら、二手に分かれてどっちかが生残る作戦でいこう!」
NOR1「いーね、いーね、いね、それいーねー。最強の布陣、俺最強!」
烏「(NOR1に聞こえないように)いやぁ単純だなあ。最高のおとりを手に入れたぜ。俺のライフは2です!」
悪知恵を働かせる男。

カメラマン「このまま動かないですか?」
なっちゃん「ええ、動きませんよ。サバンナだとよく動く草食動物ほど、肉食動物にやられますからねー。私は賢いシマウマです」
シマウマとなった、元宝塚。

シドニー「みなさん、どんどん捕まっちゃいマスネ」
エリナ「すみません、そこの方」
シドニー 「私デスカ?」
エリナ「あそこにいるアーサー王子に、この手紙を渡しいただけますか?渡していただけたら、お礼を差し上げます」
シドニー「gift for me?Just do it now!なんか黒い服着てたけど、誰デス?まあ、いいデス」
頼み事は断れない性格のようだ。

蒸龍「あれ?なんか重そうだな」
春風亭蒸龍が見つけたのは、思い小包を背負う老婆。
蒸龍「おばあさん、運びましょうか?」
老婆「おお、助かるねえ」
こちらも人助けだ。

シドニー「あの、アーサー王子デスカ?」
アーサー「いかにも私がアーサーだ」
シドニー「この手紙、受け取ってクダサイ」
アーサー「おぉ」
シドニー「Thank you very much!」

蒸龍「思ったより重たいな。あ、ダジャレじゃないぞ」
老婆「そこまででいいよぉ」

シドニー「手紙渡してきマシタ」
エリナ「ありがとうございます。こちらがお礼です。」
シドニーは10ドルをお礼としてもらった。
シドニー「moneyじゃないデスカ。moneyがNo.1デース!」

老婆「わざわざありがとねぇ、これはほんの気持ちだよぉ」
蒸龍は老婆から5ドルもらった。
蒸龍「思わぬお金を得たな。これは使わないでおこう。夢になるといけねぇから」

この後、このお金が逃走者たちの運命を握ることになる。

ゲーム残り時間 81分 残り14人

次回、恐怖のミッションが逃走者に襲いかかる。
つづく


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