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いちリスナーが考える「良いリスナー」について。

「良いリスナー」とは何か?
推し活をする上で頻繁に考えることの一つだと思う。

リスナーであれば、ライバーにとって良いリスナーであろうとするのは当然の欲求。そのように思われたいが為に日々の推し活を頑張る人も多いはず。

それが知りたくてネットの海を航海することもあるだろう。
そうすれば『一応』良いリスナーの概要を知ることは可能だ。

ただ、そこに書いてあるのはあくまで一般的な話。
全ての推し活にそのまま当てはまる内容ではなく、全てを鵜呑みにはできない。

そこで今回は、いちリスナーの視点から考える良いリスナーの定義と、良いリスナーになるためにすべきことを話していきたい。




「良いリスナー」とは

私の考える良いリスナーとは何か?
結論から言うと『ライバーを理解できるリスナー』と考える。

ライバーは1人の人間。それぞれ好みや趣味嗜好という「個性」が存在し、全く同一なライバーは存在しない。つまり、ライバーごとに求められる『良いリスナー』像もまた異なるということだ。

一見難しく感じるかもしれない。ただ実際はそれほど難解ではない。求められるリスナー像が異なるということは、『ライバー自身の個性を理解し、その上で応援してくれるリスナー』こそが良いリスナーということを表しているとも言えるからだ。

ライバーが何を好み何を嫌がるのか、何をしてほしくて何をしてほしくないか…。こういった希望・要望を汲み取ってサポートしてくれるリスナーこそ、ライバーが真に求める存在であり『良いリスナー』になりうる。

つまり、良いリスナーとはライバーの個性を把握できるリスナー、すなわちライバーを理解できるリスナーとなるのだ。


「良いリスナー」になるためにすべきこと

では、良いリスナーあらため『ライバーを理解できるリスナー』になるにはどうすればいいのか?

答えは簡単。
推しの活動を沢山見聞きすればいい。

推しの配信に毎回顔を出す、推しの発信に耳を傾ける、推しの活動を応援する…etc。

これらが実施できれば、推しのもつ個性は意識しなくても頭に入ってくる。そうすればあとは簡単。経験を活かし「推しが好きな(求める)こと」を行い、「推しが嫌いな(求めない)こと」を避ければいい。これを繰り返すことで、自然に良いリスナーに近づける。

良いリスナーになりたいのなら、まずは推しの活動に耳を傾けること。
これこそが最優先、かつ一番の近道になるのだ。


推し活が「良いリスナー」をつくる

良いリスナーになるためにすべきことを読んで、
「それってただの推し活のことでは?」
と思った人もいるだろう。

正解だ。
というかそれが今回伝えたかったことでもある。

つまり、「推し活を定期的に実践できている人は、基本皆良いリスナーである」ということだ。

良いリスナーという言葉がひとり歩きして、どうすれば良いリスナーになれるのか?という方法ばかり探す人がいる。かくいう私も昔はその一人だった。

ただ、推し活を数年して気付いた。
良いリスナーになる方法を探すのに時間を掛けるのなら、その時間を推しの配信や発信を見ることに充てた方が何倍も学びがあるということに。

結局、小手先のテクニックを調べて良いリスナーになろうとする行為に大きな意味はなく、むしろ大事なのはテクニックよりも『目の前にいる推しをどれだけ理解できているか』なのだ。

そしてそれを実現する方法こそ、リスナーが普段しているであろう推し活なのである。


最後に

推し活をする以上、誰もが良いリスナーでありたいと願うもの。

しかし「良いリスナーになりたい」という思いが強すぎると、目の前にいる推しよりも「リスナーとしてどうあるべきか」ばかり見てしまう。これは本末転倒で、避けなければいけない行動だ。

良いリスナーになるための方法論が不要とは言わない。
ただし、それらを盲信するのは危険である。

大事なのは、良いリスナーはライバーの数だけ存在することを知り、その上で「推しを理解して応援する」ことだ。

その意識で推し活をしていれば大丈夫。
きっとあなたは『良いリスナー』になれているはずだから。

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