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カスタマーエンジニアは文系でも大丈夫か?
カスタマーエンジニアは文系でも大丈夫なのか?
文系の人なら、だれもがぶち当たる疑問です。結論は大丈夫です。
何故なら筆者も、大学の文系学部卒業だからです。
PCの場合
基本的には現象から切り分けられます。例えば動作が遅ければ、
Windowsのディスクエラーチェックで切り分けられますし、
起動しなくてもビープ音から被疑箇所が分かったりします。
そういった切り分けに対して、高専や工学部レベルの高度な電気的知識は
不要です。部品交換も、ネジやコネクタの抜き挿しレベルです。
サーバやストレージの場合
これも現象やエラーコードで切り分けできます。RAID構成のHDDの一部が
壊れたり、メモリが片系壊れたり、何か起きればエラーログが残ります。
それを頼りに切り分けていくのです。あとはエラーランプも切り分けに役立ちます。
勿論、電源が入らなくてエラーも取れないという事態もありますが、
そういう時は、それに関する部品を疑えば良い訳で・・・。
部品交換に際しても、ネジやコネクタの抜き挿しレベルなので、
理系の高度な知識は不要です。
NW機器の場合
NW障害は、疎通不可の対応が多い気がします。
その切り分けに、電力不足を疑ってテスターを使ったり、
ポートを挿し替えたりしますが、特に高度な理系知識を伴うものではないです。
むしろNW機器の場合、機器の交換に至る場合は、
交換する本体にコマンドを駆使して設定を入れ込むので、
その知識や経験が豊富だと良いです。
プリンタの場合
プリンタの場合は、その印刷に至るプロセスを理解する必要がありますが、
小型から巨大プリンタまで、プリンタの基本構造は似ています。
また、そのプロセスを理解するにあたっても、高度な理系の知識は不要です。
あとは印刷に関して、どれだけの部品が関わるのか理解すれば大丈夫です。
そして、プリンターは大体LCDがついていて、問題が起きるとエラーコードが表示されます。なので、エラーコードから被疑箇所は大体推測可能です。
部品交換も、ネジやコネクタの抜き挿しレベルです。
でかいプリンタだと、部品が巨大になりますが、文系でも取り外せます。
むしろプリンタの場合は、初心者程分解すると、元に戻せなくなるので、
構造的な理解のほうが重要だと感じます。
POSレジの場合
POSレジはメーカーによって異なりますが、
作りが特殊なパソコンと考えればよいです。
エラーコードや挙動で、大体切り分けは出来ますし、
部品交換も、ネジやコネクタの抜き挿しレベルです。
なので、POSレジも高度な理系の知識は不要です。
むしろ、パソコンと異なって、分解組み立てが難解だったり、
部品交換後の設定等が、機器や顧客毎に異なるので、
そういった部分の理解が重要です。
釣銭機の場合
釣銭機も構造は似たり寄ったりですし、その理解にあたって
高度な理系の知識は不要です。
エラーコードや挙動で、大体切り分けは出来ますし、
部品交換も、ネジやコネクタの抜き挿しを伴うレベルです。
どちらかというと、釣銭機は金銭を伴うので、
(基本的に作業前にお金は抜いてもらいますが)金額差異の発生へ細心の注意を払う事や、独特な機械構造の理解、設定方法の手順習得のほうが重要です。
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