1年と1ヶ月ぶりに降りた最寄駅は、以前と比べて開店しているお店が増えているように思えた。以前というのはコロナの最中である。時短営業を余儀なく宣告され、苦渋の思いで閉められた店たちは、どんより落ち込んでいた気がする。活気のある商店街は、身に覚えのある店構えが連なってても、どこか知らない街のようで、寂しかった。 「何か買ってきて欲しいものはある?」とLINEで聞くと、「ほうじ茶ラテ味のパルム」と返事がきた。いつも買い出しをしていたスーパーに寄ることにした。行きつけになるスーパー
午後14:37目が覚める。二度寝にとどまらず三度寝もしていた。スマホを開くと、仕事のLINEやメールがたくさん溜まっている。ずいぶん偉くなったもんだ。部長に一言、今日も休みますと連絡をいれる。肌の調子と髪質がいつもに増して良い。人に会う予定がないのは勿体ないくらいに。 起床後の一服はルーティン。一服しながら今日は何をしようかと考える。ワクチン接種後、夜に微熱が出ただけで、次の日も生憎体調は良好である。タバコが美味しく染みる。“生きている”より生かされてる。 何もしたいこと
新千歳空港のJR改札にある喫煙所が封鎖されていた。つい先月までは開放されていた気がする。コロナウイルスの猛威が、内地を越え北海道まで襲っているようだ。いつものルーティングが崩れると、私は少し気が沈むタイプである。 今回の営業先へは、札幌までいつも通りJRを利用し、そこからローカルバスで4時間半程向かった先にある。初めて行く地域なので、楽しみだった。浦河郡という、エリモの隣町。北海道をトランプのダイヤの形に照らし合わせたとしたら、下の尖っている所。 浦河郡について調べると、