ADHDとブプロピオンについて

こんにちは！今日はADHDとブプロピオンについて語りたいと思います。

自己紹介と現状

私にはADHDがありコンサータ36mg錠を服用することによりQOLを維持していますが、2年ほど服用しているので流石に効き目が悪くなり何とかならないかと思っていたところ（コンサータ自体は素晴らしい薬です）友人からブプロピオンを試してはどうかと提言をいただいたので個人輸入してみました。

この薬について

ブプロピオン 商品名ザイバン,ウェルブトリンは抗うつ薬であり、禁煙補助薬でもあります 国内未承認薬ですが個人的には現状最もよくできたスマートドラッグであると思います。※あくまで個人の感想です

ブプロピオンはNDRIという種類に属していて、現状最も一般的に使用されている抗うつ薬のSSRI,SNRIと異なります。よく構造的にはアンフェタミンと言われますが、カチノンに最も近いです。

左からブプロピオン、アンフェタミン、カチノン

利点、そして使ってみた感想

この薬の何がすごいかというと、即効性で他の抗うつ薬と違い2週間から1ヶ月も飲み続ける必要もなく初めて飲んでも1時間で効きます。

使いたい時だけでも使え飲み続ける必要もなく、そこそこ気分を持ち上げてくれて集中力も上がります 鎮静されている感じもありません 逆に安心させる作用（セロトニン動作性）は無いので、不安障害を持っている人には向いていません。

先述したようにドーパミン作動性があるのでADHDにも有効です 私はコンサータと組み合わせることにより効果を最大化していますが、単体でもいいかと思います

やる気については、ここ数ヶ月PCを起動してゲームをする気力もなかったのが服用一日目にはゲームやってもいいかなとまでは感じられるようになり（結局一日目にはゲームをすることはありませんでしたｗ）

2日目の今日は、こうしてパソコンを起動してnoteを執筆するまでに至っています 折角のゲーミングPCをブプロピオンが宝の持ち腐れ、豚に真珠から救ってくれました。集中力は、少し頭がクリアになった感じで完全にはっきり実感できる効果はキーボードの押し間違えやタイプミスが減っています。なぜ国内での治験に失敗しプラセボに負けたのかがよくわかりません 知っている人は良ければ教えて下さい

副作用

私が感じた副作用は不安,焦燥,不眠でしたがいずれもコンサータよりは弱かったです。

注意点

・多めに飲まない
高用量では発作を引き起こすことがあり、それはまれではありません 1日最大450mgまでに留めてください

・ADHD治療やスマートドラッグとして服用する場合 SR錠は選ばないほうがいいかもしれない点

単純に効きが弱いからです
欠点はIR錠は割高でコスパが悪い
SR錠を噛み潰せばいいだけの話ですが、超苦いので推奨されません。禁煙補助薬として服用する場合は、逆にSR錠の方が向いています

・2020年5月5日現在 新型コロナウイルスの影響により配送に1ヶ月以上の遅延が生じています。なかなか届きません　※台湾発送

用語集

・NDRI ノルエピネフリン ドーパミン再取り込み阻害薬
・SSRI セロトニン再取り込み阻害薬　
・SNRI セロトニン ノルエピネフリン阻害薬

・IR錠 速放製剤...服用してすぐ成分が溶け出す、いわゆる普通の薬
・SR錠 徐放製剤...服用して1日かけてゆっくり成分が溶けだす薬

・スマートドラッグ...人間の脳の機能や能力を高めたり、認知能力や記憶力を高めるとされる薬品や物質

おわりに

最後まで読んでくれてありがとう
この記事が気に入ってくれればTwitterのフォローをお願いします。

https://twitter.com/MESUDANSHI