【スピアーズ船橋・東京ベイ】見事なチップキック

NECグリーンロケッツ東葛対クボタスピアーズ船橋・東京ベイ

前半29:20 岸岡のチップキックからの立川のトライが見事であった。岸岡はどの時点でキックと決めたのだろうか。おそらくはSHからパスを受けた時点では既にチップキックと決めていたのではないかと思える。東葛ディフェンスの裏は、がら空きで攻撃ラインの人数は揃っている。岸岡はキックの直前に、一度首を外に振っている。この時、立川とアイコンタクトがあったのかどうか気になった。ビデオをスローで見ると、これは外を見るフリをしただけのダミーで、キックすることは決定済みだったのではないか。そして立川を走らせて、ボール取らせるというよりも、むしろ自分でボールを取る狙いだったよう見える。この場面、グラバーキックも考えられるが、オフェンスのラインが深く、ディフェンスとの距離がかなり有ったので、走り込むための時間を稼げる、チップキックになったのだろう。それにしても立川は速かった!

追伸:
素人が真似をすると…

  • チップキックは空振りします。

  • キックが足に当たっても、概ね相手のチャンスボールになります。

  • ボールが地面に無事落ちても、追いかけている時に足がもつれて転びます。

  • 万が一ボールにたどり着いても、普通はノックオンします。

良い子は真似をしてはいけません。

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