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自分に投資する(自己投資)ってよく聞くけれど、回収できるのか?

Web広告運用を軸としたWebマーケティング全般の支援会社、アノマリーマーケティング株式会社の代表をしております小田(@AnomalyM_oda)と申します。
よろしくお願いします。

最近色々なところでタイトルに関連する内容を書いたり話したりしているので、「せっかくならnoteにもまとめておくか」ということで整理してみました。

何を隠そう、自分自身も社会人になってからこの辺りの内容についてずっと悩んでいたので、同じような方の参考になるように事例を交えながら綴っていきますね。
どうしても上から目線な内容になってしまいますが、そこはご容赦ください!!


結論:自分次第

最初に結論から言ってしまうと、元も子もないけれど「自分次第」です。
「そりゃそうだ」って話ですよね笑

これだと冷たい言い方になっちゃうので、「自分次第で可能」って言った方が合っているかもしれません。

ただ、結果は仮に自分次第だとしても、過程の部分をどうしたらいいのかよく分からなくて悩んでいる人が多いイメージです。
ですので、「あとは自分次第だ!」といった状態にたどり着くまでのプロセスについて解説しますね。


投資って目的があるから行うもの

そもそもなんですけど、投資って何かしらの目的があって行うものじゃないですか。
金融投資だったら分かりやすく「お金を増やしたい」など。

ですので、「やれば何か得られそう」ぐらいの気持ちだったら解像度が低すぎるし、行動する価値が薄くなると思うんですよ。
なんとなく人に会う機会を増やすとか、なんとなく本を読みまくるとか、セミナーに出るとか、得られるものがないわけではないんですけど、どこに向かっているのかはよくわからないですよね。

目的地のない地図の中で、ひたすら走り回っているようなイメージ。
それだと目的地に向かうどころか、反対方向に向かってしまってえらい遠回りになる可能性もあるので、目的地はハッキリとさせておきたいところです。


まずは考える部分に時間を使う

目的地をハッキリさせるって部分をもう少し具体的にお話すると、下記について考える時間を作ると良いヒントになると思います。

  • どうなっていきたいか(キャリア・プライベート)

  • どうなっていたら幸せか

  • そのためには何をやっていけばよさそうか

これらについては、答えがあるわけではないので仮説というか想像ベースで構いません。
まずは自分の1年後・3年後・5年後・10年後・20年後と、イメージできる範囲の将来でどのようになっていたいか・どうなっていたら幸せかを考えましょう。

仕事だと短めのスパンになると思いますし、プライベートであれば仕事よりは長くなると思います。
それらをぼんやりとでもイメージできるようになったら、そこに到達するために逆算して何をやっていけばよさそうかを考えて行動していくだけ。

継続して、上記の解像度をあげていくといった動きは行っていきたいですね。
そうすると行動するべきこともハッキリクッキリと見えてくるようになるので。


考える部分と行動する部分は同時に行った方がいい

「まずは考える部分に時間を使う」と書きましたが、考えるフェーズはそこで終わりではないんですよね。
極端に言うと一生考え続けることになるのではないでしょうか。

でもそう考えると、考え続けるって覚悟を持つだけな気もしますね。
自分も含めて考える部分が苦手な方は多いイメージですが、そこから逃げずに向き合い続けることに慣れてしまえばそんなに苦にもならないとは思います。


考えながら行動する

決まってから動こうと考えていたら一生進まないし、何も考えずに動いていても遠回りしすぎてしまう。
ですので、最初にある程度まで思考を整理できたら、継続して考えながら行動に移していきましょう。

行動していると振り返る時間を取ることを忘れがちなので、毎月決めたタイミングで振り返りの時間を作るとか、定期的に考える時間を作るようにしておくのがオススメです。

自分の場合は半年に一回くらいパソコンを持たずに紙とペンだけ持ってホテルにこもって、思考を整理する時間を設けていました。
じっくり考える時間って環境を変えると作りやすいんですよね。
それが家でできる方は家でやればいいと思うし、カフェやオフィスでもいいと思います。

大きく考える部分はそうやって時間を作るのがオススメですが、毎月などもう少し短いスパンでの振り返りも行いたいですね。

こういうのって最初は意気込んでやれていてもだんだんとやらなくなってしまうので、ブログやSNSでアウトプットするって決めると強制的に行う時間が作れるのでオススメです。
あとは誰かに壁打ち相手になってもらうのも良いと思います。


で、行動するって何をやればいいの?

そこはまぁ自分で考えてくださいよって話なんですけど、考え方的な部分でヒントになりそうなことをお伝えしておきますね。


①経験を増やす

人って自分が経験したことしか具体的に想像できないと思うので、経験を増やすって部分をまずベースとして意識したいですね。
必要そうな経験を増やすためにどういった行動をすればいいか、って流れで考えて組み立てたいです。

ただ、すべてを自分で経験しようと考えていたら時間がなんぼあっても足りません。
なので、人の経験を聞いて自分の経験にしてしまいたいですね。

目的をもって人に話を聞きにいって深い部分まで伺うことで、本質的なところまで理解ができます。
それを繰り返すって感じですね。

似たような感じで、Webの記事を読んだり本を読んだりもインプットとしてはアリですが、どうしても表面だけすくってしまいがちなので人に会って話すことが一番だと思います。


②決めたらガッと集中して取り組む

行動すると決めたことは、ダラダラやっていても時間がもったいないし得られるものも薄いので、短期間で集中して取り組んでしまった方がいいです。
これについては例えが難しいんですけど、例えば同じ本を3冊読むにしても、1か月かけて読むのと1日で読むのとでは理解の深まり方が違うのはなんとなく分かりますよね?

人って基本的に忘れてしまう生き物だと思うので、忘却曲線なんかをを意識しながら短期間でガッと入れ込みつつ復習する仕組みを設けて定着させていけばいいのではないでしょうか。

何かアドバイスを行ったとして、「圧倒的に伸びそうだな」って感じるのは想像を超えるスピードで実行してくる人なんですよね。
打算的でもいいので、それができるのは色んな意味で強いですよ。

あとはだんだんと勘所が分かってくるので、「圧倒的スピードで本質理解!⇒次!」を繰り返し続けるだけです。


③若い時にやった方がレバレッジが効く

これは歳をとってからより実感したのですが、若い時に頑張った方がいいですよ。
どこかで「今日が一番若い」って言葉を聞きましたが、絶対的に若くなくてもそういったマインドで臨みたいです!(自戒)

ただ、この記事は主に20代の社会人に向けて書いているので、そういった方に向けて「レバレッジが効くってどういうことやねん」って部分を具体的に説明しておきますね。
要するに「無茶できるし取り返しがつく」ってことと、「複利をきかせられる」って感じですかね。

複利について分からなければ「複利と単利」あたりで調べてください!
早く始めることで複利がきいて大きく返ってくる可能性が高いし、若さを活かして時間をつぎ込むことでどこかで指数関数的に伸びる瞬間が来やすいとったイメージです。

これをフラットにやったとしても、なだらかにして伸びていかないし想像を超えるような成長曲線も描かないんですよね。

実際に僕自身も20代の時は「周りがやっていないことでも少し背伸びして20代に経験しよう」って思って、いろいろと能動的に経験するようにしていました。
結果的にはそれが良かったですね。

偉そうに言っておきながらここで書いているような解像度まで理解できて進めていたわけではないですが、ある程度目的を整理しながら進めていくなかで徐々に解像度も高まっていって、向かっていく方向性もハッキリとしてきて…といった具合にやってきたことが繋がっていく感覚がありました。

その中で遠回りすることもありましたが、正解の道だけを進むなんて無理なのである程度は取捨選択しながらそうやって進めていくしかないのかなって思います。


そもそも自分に合っているのは今の仕事じゃないかもしれない

大前提、ここは疑った方がいいと思いますね。

どのような仕事でも学べることはあると思うし、意欲的にやった方がいいとは思うんですけど、そもそも自分に合っていないことを続けるのって辛いじゃないですか?
仕事って結構な時間を捧げるわけですし。

かといって「自分に合う仕事って見つかるのか?」って聞かれると頭を悩ませるんですけど、そこに答えがないにしてもそれを見つけようと動くことに関して意味はあると思うので、その部分についても考えた方がいいですね。


っていっても転職するには労力がいる

他の自分に合った仕事を見つけたいと考えたときに、転職するってなると重いしサクッとポジティブに転職できる人って少ないですよね。

なので副業をやってみるとか、お金を稼がなかったとしてもプライベートで色々やってみるとか、それらが何かしらのキッカケになる可能性もありますし取り組みやすいですよ。

よっぽど今の環境がよくないのであればさっさと転職しちゃった方がいいと思いますけどね。
でも会社が自分を変えてくれるわけではないので、結局のところはどんな会社にいようと自分次第であるのは間違いないです。


1つの会社・仕事だけでは気づけないことが多すぎる

転職するには労力がいるとは言いましたが、そもそも「"1つの会社"ってくくりで考えるとめちゃくちゃ狭い世界なんですよ」ってことは理解しておきたいですね。
同じ業種・業態であっても会社が違うだけで全然違いますし、そうなると自分と合うかどうかも変わってきますからね。

ただ、ここに関しても転職して1つずつ確かめていくのはギャンブルすぎるというかキリがなさそうですし、転職せずに確かめていく方法を考えたいです。

一番早いのは働いている人にリアルな中身を聞くことだと思いますが、その辺りを知れそうな業種の会社に入っちゃうとかも手段としてはありますね。
いずれにしても今いる会社だけで考えるとめちゃくちゃ狭くて、その中では気づけないことが多いってことは頭に入れておきたいですね。


点と点が繋がる瞬間が必ず来る

いわゆる「コネクティッドドット」ってやつ。
色々と考えて行動して進んでいると、積み重ねたものが繋がってくる感覚が徐々に出てきます。

それを「この瞬間!このキッカケ!」とハッキリと認識できるわけではないけれど、一見無駄だったと感じていたようなことでもどこかで活きることもあるんですよ。まじで。

あとはそこまで諦めない、投資したものを必ず回収するって覚悟をするだけですね。

「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければそれは成功になる」

松下幸之助

って経営の神様も言ってました。
というか、似たようなことは色んな人が言ってますよね。


ぼく自身もなかなか覚悟を持てるようになるまで悩みましたし、昔は夢も目標もやりたいこともなかったし、わりとしょうもない人間だったと思います。(今もしょうもないかもしれないけど)

でも、今は幸福度もある程度は高いと感じらるようになったんですよね。
それなりに自分のやりたいことをやれて周りにも貢献できているからそう思えると思うんですけど、10年くらいずっと悩んでいたというか考え続けて行動し続けてきた気がします。

そう思えるようになれたのも、ここまで書いたようにある程度描いた未来があって、道は逸れまくってきたかもしれないけれどそこに向かって進めてきたからなんじゃないですかね。

もちろん自分の力だけでできたわけじゃなくて、その過程で色んな人に助けられましたけど。
ほんと人に恵まれてきたと思います。

なので、頼れる人を見つけながら考えて行動していけばいいんじゃないですかね。
自分でよければ壁打ち相手くらいになれると思うので、X(Twitter)のDMかなんかで連絡してきてくださいな!

とまぁ長々書いちゃいましたが、似たようなことはこの辺りの記事にも書いたのであわせて読んでいただくと、理解度が高まると思います~

今になって感じる、好きな仕事(Webマーケティング)で独立してもりもり働けている理由
https://moriben.net/archives/592

【ミニもりもり勉強会 vol.01】アノマリーマーケティング株式会社・代表 小田さんにキャリアを学ぶ
https://moriben.net/archives/663

ついでに宣伝しておくと、名古屋でもちもり勉強会という「若者が集まって頑張ろうぜ」みたいな会をやっているので興味がある方は是非参加してください~

有料で行っている会ですけど、これも自己投資!以上!

もりもり勉強会 公式サイト
https://moriben.net/