勝手ながらオススメ記事紹介:スズムラ様 走らない3 #走らない #シロクマ文芸部 #54字の物語
こんにちは、暗夜灯（あやと）です。
孤底人生を歩んでおります。
２週連続のご紹介となりましたが、54字の物語や短歌や怖い話など、Creative&Energeticに投稿なされておられるスズムラ様です。
決して、先週特にスキを集めた記事になったからというやましい気持ち😄ではなく、わたしのマガジンに保存した記事順に紹介させて頂いております。
54文字の物語を54文字→108文字→152文字と繋げていくのって本当に難しくて、54文字でいったん区切って、そして次の54文字でさらに広げていく。
とてもスゴイといつも感心している次第です。
下記より、54文字の物語をご覧ください。
ここからは、わたしがスズムラ様の54字の物語を読んで、勝手な解釈を垂れていますので、あくまで個人の感想ですが
スズムラ様の54字の物語をお読みいただいてから、お時間ございましたら、読んでいただけますと幸いです。
取り調べ
ある母の回想
間に合わない電車
背中の血痕
母の胸で眠る
54文字の物語でわたしが解釈した内容を作ってみまして
思っていたより、大変でしたが、面白かったです！！
わたしは、この54文字の物語の流れを読んで1つ目の取り調べ室の話が好きなんです。
男は1つ目で下記のように言っています。
走らないどころか、ほとんど歩かない。3食昼寝付きで規則正しい生活。しかも家賃はタダ。取り調べさえなけりゃなぁ
わたしはこれを読んで
「母を殺めた男が安心できる理想の住処は刑務所（もしくは留置所）」であると思った次第です。
このお話、とっても奥が深くないでしょうか？
男は逮捕されてようやく安心しているのです。
犯罪をして逃げていた者が、捕まった後の心理を「走らない」というお題にのせて、54文字の物語で表現されていると、わたしは感じました。
この男の気持ち、分かる気がするんです。
もう逃げなくていい！もう走らない！！という気持ちが。
スズムラ様、凄すぎます！！😆
了
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