朝の連続短編小説「ひこぼしくん」
もうすぐ、七夕ですね✨
七夕は年に一度だけ、好きな人と(/ω\)イヤンな逢瀬が出来る日として有名ですよね🤭
年に一度でもいいから、好きな人に会いたい!!
というか、年に一度でもいいからと思えるぐらい好きな人に出会いたいと思う理生です、おはようございます😊
私の住む市は、七夕伝説があるそうです、知らんけど。
なので、簡単に調べてみると、「天の川」って川が通ってるんですよ!!
ぶっちゃっけ、もう20年近く住んでるのですが、そういや「天の川」って川あったなと思うぐらいで、気にしていませんでした。
私の住む市のマスコットキャラクターは「ひこぼしくん」。
隣の市のマスコットキャラクターは「おりひめちゃん」です。
どうして、年に一回しか会うことが出来なくなったのか。
それは、おりひめちゃんと一緒にいるのが幸せ過ぎて、ひこぼしくんが働かなくなってしまったため、天帝にぶちギレされて、二人の仲を引き裂いてしまったからなんですよね。
恋は盲目といいますか、他のことが見えなくなりますよね~💕
それで、年に一度、「7月7日」だけ逢うことを許された。
という話になります。
人の感情って、昔から変わっていないんだな~と思いました。
だから、歴史や小説を読んで学ぶってことが大事なんだとも思いました。
さて、短い短編小説でも書いてみますか。
朝の連続短編小説「ひこぼしくん」
オレは牛飼いの牽牛(けんぎゅう)、人呼んで「ひこぼしくん」だ!!
自慢じゃないが、仕事一筋40年!!天の川の西に暮らしているんだぜ。
ある日、天帝って偉い爺さんに呼ばれたんだ。
天帝は、こう言った。
「うちの娘な、めっちゃ可愛いねんけど、機織り機で毎日、布作ってばっかりで、そろそろ婿探そうと思ってん」
「そうでっか」
オレは、あんまり気乗りしなかった。
だって、オレは牛を愛している!!女なんかより、牛の方が可愛いし、素直だし、力だってある。
この間、牛の花子が出してくれた牛乳でバターを作ったんだが、格別に美味かった。人間の女の乳なんて、美味しくもなんともない。
「お前もそろそろ、嫁さん見つけて、いい家庭作らなあかんやろ?」
天帝の爺さんは、傍にあった饅頭を食べながら言った。
「家庭持つとか、面倒くさくて。オレは、牛の花子がいたらそれでええねんけど」
爺さんの人相が悪い。時代劇に出てくる御代官様みたいな悪そうな顔をしているから、オレは娘もきっとそんな感じなんだなと思った。
「まあ、そう言わんと。ほら、これうちの娘のスマホの写真や」
そう言って、爺さんはオレにスマホを見せてきた。
その瞬間、オレに稲妻が走った⚡
あなたは稲妻のように、オレの心を引き裂いた!!
ゆあ、ろーりんぐ、さんだー!!あー!!
続く…かも
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