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artwine.tokyo にいってみた【体験記】

ワインを片手に、名画を自分で描いてみませんか
という誘い文句に惹かれる人はいったいどのくらいいるでしょうか?

ワイン×絵だなんて!私にとっては好き×好きの融合!!
これは行くっきゃないと思ってずっとタイミングを狙っていて
やっと、大好きな"ゴッホのひまわり"を描くワークショップに参加してきました。

芸術と文化の街、上野駅と
文豪の街、根津駅のちょうど間
東京藝術大学の近くにある花園アレイというアパートの一室にartwine.tokyoはあります。
(このアパートもめちゃくちゃお洒落なんです)


私が参加した回は全員女性で、グループもしくはペア参加の方がほとんどでした。
そんな中私は1人参加だったのですが、気まずいこともなく快適に過ごせました。
公式さんも案内してくれてますが、お一人参加もご心配なく!

絵画系ワークショップ(と言うのが正解なのかは不明ですが笑)に初参加だったのですが、とても楽しくて学びがあって発散されて、またいきたいなと思っています。
そんな、artwineさんのすごいな〜と思ったところを私の主観で3つ紹介したいと思います。



①手ぶらで参加出来る


いや初心者なんだし当たり前では?と思うかもしれませんが本当に手ぶらでOKなんです。
ワークショップに参加するって、実は汚れにくい服で着てくださいね、とかお持ち帰りの袋はご用意ください、とかいくつか注意書きがありますが、こちらの場合は本当にふらっと立ち寄った気持ちで参加できます。

エプロン、アームカバーの準備もしてあるし、
(汚れにくい服は大前提かとは思いますが)
必要な絵の具、筆、キャンバスもちろん料金に含まれています。
描いたその日に持って帰れるようにartwineと描いてある紙袋の準備もあります。

ほら、とっても気軽でしょ?
ふらっと楽しんできてくださいねというコンセプトが伝わってきますよね。


②東京藝術大学の現役学生さんから直接教えてもらえる

私の参加した回は現役の学生さんが講師とサポートについてくださいました。
東京藝術大学の方と日常で関わる機会なんてなかなかないです。

キャンバスにはひまわりの下絵がすでに描いてあるので構図や造形は気にしなくていいのも初心者には嬉しい。
少ない色からどのように組み合わせたら色が出来るのか、というところから教えてくれます。私にしたら、黄緑と赤で茶色になることも新鮮だったし、自分のイメージする絵にしたかったり、ゴッホに似せたかったり、絵に奥行きがほしい時にどうするか、なんて全然考えたこともなかったので、質問に優しく答えてくれて、イイ感じです!と褒めてくれるだけでもうどんどん楽しくなってきちゃいました。


余談ですが、漫画ブルーピリオドを読んだ者としては、あの難易度の試験をパスした凄いたち…!という気持ちもあり、絵を学んでいる方々の学問的な視点も見えたので大変興奮しました。(笑)

絵って感性が一番だと思っていたけど、それに伴う知識や技術もとても大切なんですね。



③ワインを片手にお話ししながら描ける

その回のテーマや作品に合わせてワインの専門家がペアリングしたワインが用意されていました。欧米ではアルコールを楽しみながら絵を描くという講座や集まりが多いみたいで、artwineの由来であるそうです。講師の方によると、ゴッホも実のところ、お酒を飲みながら絵を描いていたという研究結果もあったりするそう。巨匠と同じようにお酒を楽しみながら絵が描けるっていうのも楽しいですよね!

集中しすぎて後半にワインを消費することになったので、最初が肝心かも(笑)
お酒が苦手な人はお水がもらえますし、ワインと合わせるちょっとしたクッキーもあるので、飲めない方もご安心くださいね。


3点ほど素晴らしいなと思う点をあげさせていたどきましたが、そのほかにも魅力は沢山あって。

アトリエのはたくさんの描かれた作品が飾ってあって、使い込まれたテーブルや絵の具のついたエプロンを使うと、なんか私絵描けるかも?って気持ちになります。
使い込まれた雰囲気そのものもとっても素敵なんですよ。


実際に絵を描き進めていくと、
ん?なんだかこの絵変かも。
色間違えた〜!!
お手本と違う!
なんて気持ちになったり、
声が聞こえたりしますが、
「お手本のように描くのが正解ではないです」
「変かも?って思ったら一歩離れて見てみてください。意外としっくりきていたり、逆に色を足したくなったり、別の視点が見えてくるかも」と講師の方々が言ってくれます。


物事を離れて見ることって、絵画だけじゃなく何事にも言えることだ!と改めて気付かされた気持ちになりました。


ちなみに、描いた絵を玄関に飾ったら家がとても明るくなったので、まさにゴッホもこんな思いになって欲しくてあのひまわりを描いたんだなあと体感することができたのも嬉しかったですね。


印刷された絵よりも実際に描いた絵の方が何倍もあたたかみや深みやパワーがあるんですよ!
…当たり前だけど、自分の描いた絵を家に飾れることなんてあまり無いから、これは「やって見なきゃわからなかった」ことです。

artwine.tokyoさん
ありがとうございました。
また近いうちに参加したいと思います。

皆さんも今年こそは、やってみなきゃわからなかったこと、体験しに行きませんか?

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