今日は家族のはなし

まずは家族構成から。

父、兄、姉、私、弟。
母は4年前にがんで亡くなって、そのときから父、私、弟で同居していた。兄、姉はそれぞれ自立している。
ただ、母が亡くなった後半年くらいして父がだんだん家へ帰ってこなくなった。他に好きな人ができたっぽい。四六時中スマホを手放さないし、深夜帰り、朝帰りが増えついに帰ってこない。そんな感じで私は当時高校生の弟のご飯を作ったり、その他家事をしたり、飼っているわんこたちの世話をしたり。きっと色々いっぱいいっぱいで、そのときは毎日夜一人で泣いて泣いて、子どもが泣きじゃくるように泣いて泣いて。でもやっていくしかないからって頑張ってた気がする。

父と弟はそれより少し前からなんとなく反りが合わないというかあまりお互い好きじゃないような感じがあった。母が亡くなって、それがエスカレート?してしまって。まぁ、父も好き勝手やってたし弟も当時付き合ってた彼女のとこに行ったっきり帰ってこなくなったり、かと思ったら大喧嘩して帰ってきたり。とにかく不安定だった。

そうこうしてるうちに、父が家に帰ってこない生活が身についてきて、弟も高校卒業、専門学校卒業を経て。その弟はというと、普段から素行はあまり良くなくて、想像にやすいかもしれないが女関係も中途半端というか。あとはすこぶるお金にルーズ。
そして大事件。今年の年明けに子どもができたと。最近付き合い始めた高校生の彼女との間にできた子どもらしい。なんの考えもなく、生む一択。
本人たちに親になる覚悟があったかと言われれば、第三者から言わせてもらうと全くその気はなかった。案の定、その彼女と籍を入れることもなく喧嘩別れをして、弟は新しい彼女と一緒にいる(らしい)。それでも当然赤ちゃんは生まれてくる。こないだ無事生まれたとの報告を彼女の母親から受け、私と父が知るという。弟は何をしているんだ、という話になってくるけれども、どうやら「子どもを認知しない」とか言ってるらしい。これまた大事件。事件というかもはや犯罪?

そんな話が上がってきたときに、私の恩師から連絡がきて、なんとなく弟のことが気になって、今どうしてるの?というのでかくかくしかじか、説明すると、弟と会って話したいと言ってくれた。

正直、私自身、弟とは距離をとっていてなんならあまり話したくない、顔を合わせたくないというのが本音。なぜなら、全く話が通じないし、人を想う発言が全くないし、常に自分本位で、話しているとこっちが生気を奪われるほどで本当に疲れるからである。もう一回言うけど、本当に話が通じない。
けど、恩師からの連絡をきっかけに、弟と私が連絡を取り合うという場面が生まれてきたわけで。私から弟に日程調整の連絡を入れるというイベントができたわけだ。本音を言うと、これにはとても勇気がいった。弟と向き合いたくなかった。心理学を勉強していながら、自分の身内にそういう、要は普段話しているふうにはうまくコミュニケーションがとれない人と話すのがすごく嫌だった。家族であるというのが私にとってとても負担だった。
できることなら関わりたくないし、話したくない。これ以上、家族に傷つけられたくない。
うん、これが本音かな。

それでも、さっきちょっと電話してみて(出なかったけど)、夕方までなにもなかったらショートメールでも入れてみようかななんて思ってる。
はぁ、頑張ったな、えらいぞ。恩師にも感謝しよう。

あ、電話きた。よし、話すぞ。
がんばれ。逃げるな。

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