FXトレードは、根拠がないと、絶対負ける!
私自身、FXにおいては、裁量トレードを行っておりません。(今は ^^;)
基本的に、全てEA(自動売買)に任せています。
というのも、私自身、シンプルなトレードルールを好むため、
大概、EA化できてしまうのです。
今は、プログラムが組めなくても、やりたいルールを入力すれば、EAを作成してくれるツールなども存在します。
ただし、右肩上がりのルールは、滅多に作れません(悲)。
なので、最近は、実績のある有料EAを中心に運用しています。
今回は、トレードルールの重要性について、解説していきたいと思います。
トレードする根拠がないと、絶対に負ける理由
FXは、個人投資家の8割以上が負ける世界 と言われています。
ただし、ルールを持たない、検証もしないトレーダーが、最終的に負ける確率は100%です。
いいでしょうか?
もう一度言いますよ。
トレードルールの無い、てきと~トレーダーが、最終的に負ける確率は100%!
え、私勝ってますけど!?
という方もいらっしゃるかもしれません。
でもそれは、「今は」の可能性が高いです。
それをこのまま、1年、2年、5年、10年と続けても、勝ち続けられますか?
私自身、自分で使うEAを作るために、様々なルールを考えましたが、大概は右肩下がりのものが出来上がりました。
つまり、勝てるルール作り自体が、非常に難しいのです。
ですので、トレードに根拠がない場合は、なおさら勝ち続けることは困難ということになります。
具体例で検証
例えば、下のグラフは、
昼の12時にドル円を買い、18時に決済する
というルールで、およそ10年間、毎日トレードを行った場合の結果です。
一応、ルールとしては明確ですが、勝てる根拠としては乏しいものになります。
なので、根拠のないトレードに近いものになりますね。
(FXには、時刻により優位性があるものもあります。それについてはまたいつか)
ギザギザしながら右肩下がり。。。
10年もトレードして、損失を出しています。
なんだかな~~!
で、ここで ピコピ~~~ン!! ときた方がいらっしゃるかもしれません。
そうです! (私が変なオジさん・・・)
買いで負けたということは、売りから入れば儲かるのでは??
これは興奮冷めやらぬうちに、レッツトライですね!!
秘密の必勝ルール♪
昼の12時にドル円を売り、18時に決済する
では、結果です ↓↓↓
!!!???
売りでやっても、右肩下がり・・・。
しかも、買いよりも損失が大きいやんけ~!!
なんでや~、おかしいやろ~~ !!
という声が聞こえてきそうですが、何でこうなるのか、詳しく見ていきたいと思います。
FXで負けてしまう真犯人
先ほどの、売りと買いの結果をよく見てみましょう。
2つともスプレッドを 1.0pipsでテストしています。
仮に、スプレッドが 0.1pipsでテストしたらどうでしょうか?
その結果が ↓↓↓ です。
わずかですが、ドル円を買うほうが、トータルプラスになっていますね。
ただ、スプレッドが常に0.1pipsで安定して取引できる業者などは存在しないし、
存在したとしても、利益はわずかですので、やる価値はなさそうですよね。
よっぽど、インデックスの投資信託に投資した方が、いい結果となりそうです。
今回の結果から、
昼の12時にドル円を買い、18時に決済する
昼の12時にドル円を売り、18時に決済する
が、どちらも負けてしまうのは、スプレッドの影響が大ということが分かりました。
そうなんです。
FXで勝つには、まずこのスプレッドに勝つ必要があるのです。
逆に言えば、
根拠のないトレードでは、スプレッドのせいで、買おうが、売ろうが、最終的には負ける
のです。
てきと~~トレードでの1回あたりの期待値は、スプレッドの分マイナスです。
トレードを重ねるごとに、そのマイナスが積み重なっていくことになります。
さらに、FX初心者だと、感情的なトレードになりやすく、さらに負けやすい状況に陥ってしまいます。
スプレッド・・・・。
FX会社が運営していくうえでは仕方ないのですが、その影響は大きいのですね。
今のスプレッドは、ドル円で 0.3pips とかが当たり前になってきていますが、
15年くらい前は、 3pips とか 5pips の会社もありましたよ。。
そりゃ勝てるわけないよね・・・。
まとめ
・根拠のないトレードは、買っても売っても最終的に負ける。
・スプレッドの影響が大。
・勝つためには、スプレッドの影響を上回るほどのトレードルールが必要。
特に、初心者の方は、大切な資金を減らし続けないためにも、今回の内容を必ず頭に入れておいてくださいね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
少しでもお役に立てたら、嬉しく思います。
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