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今年も紫雲英で遊んでみました

 紫雲英と書いて「ゲンゲ」と読む。これは読めんですよね。(^^;)

この季節になると撮りたくなる私の定番。この花は透過光で撮るとおもしろいんです。

 「ゲンゲ?ゲンゲって何や?レンゲと違うんかーい!」と思われたそこのあなた。同志です。w
 私も子どもの頃からこの花を「レンゲ」と呼んでいまして、近所のオッサンたちが「ゲンゲ」と呼んでいるのを聞いては「オッサン、なまってる。」と密かに思っていましたが、Wiki先生に教えていただいて、オッサンたちはちゃんと正式名称で呼んでいたんだということに最近気がつきました。

 ま、童謡「春の小川」の歌詞では

  春の小川は
  さらさらいくよ
  岸のすみれや
  れんげの花に
  すがたやさしく
  色うつくしく
  咲けよ咲けよと
  ささやきながら

もしかすると私がこの花をレンゲと呼ぶようになったのは、この童謡が原因かも知れません。www

となっていますから、レンゲと呼んでもあながち間違いではありませんが、ホントはレンゲ(蓮華)は水辺に咲く「蓮」(ハス)の花を指すんですね。この花は中国原産のマメ科ゲンゲ属に分類される越年草で、正式名称は「ゲンゲ」。更に正しい別名はレンゲソウ(蓮華草)なんですって。(^^;)

数年前にちょいと加工してブログUPした画像。これはどう考えても遊びすぎかな。www

 さて、そんなゲンゲは空気中の窒素を固定してくれる根粒菌を利用する緑肥として、また牛の飼料にするために以前は各地で水田の裏作として作られていましたので、あちこちで見られるゲンゲ畑は日本の春の風物詩でした。
 それが戦後になって化学肥料の普及と、イネの早植えが進んだことで緑肥の生産スケジュールと被るようになり、急速に姿を消しました。

 最近は、無農薬とか有機栽培とかで復活の兆しがあるようで、こうして写真に撮れるのはうれしい限りです。(^^)


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