見出し画像

ハチに刺されました。^^;

 えー。私としたことが、草刈りをしている最中にうっかりハチに刺されてしまいました。^^;

現場はこちらの植え込み。木に絡まった蔓を除去していたら、いきなり左手の甲に衝撃が。

 手袋はしていたんだけど甲がメッシュになっている夏用の薄手でしたから何の役にも立ってない。w

おや、これはドラえもんの手かな?すぐに毒を吸い出したのですが、翌日にはこんな手に。^^;

 最初は痛かっただけなんだけど、夜中には腫れ出して痒いったらありゃしない。もうね、ほとんど寝られませんでしたよ。(^^)

 翌朝、植え込みのどこにハチの巣があるのかと思って探しに行きましたら!私の頭くらいの高さ、腰のあたり、そして地面のすぐそばと、それぞれ高さは違うんだけど、すぐ近くに3つも巣がありました。毎日この木の横を何回も通ってるんだけど、全く気づきませんでした。w

これはフタモンアシナガバチの巣ですね。畑でしょっちゅう見かける子たちです。
こちらは地面の一番近くにある巣。おや、よく見ると半分壊れてますね。

 アシナガバチは基本的におとなしいハチでして、巣を刺激しなければ人を攻撃することはありません。たぶん、私が絡まる蔓を除去しようと植え込みに踏み込んだ時に、地面の一番近くにある巣を蹴っ飛ばして壊してしまったのでしょうね。だから攻撃されたというわけです。(^^)

 いやあ、ごめんよ。
 こっちが悪かった。
 これからは気を付けるから
 もう刺さないでくれよな。



 私の手を見て妻が「病院行ったら?アナフィラキシーになるかもよ?」というのですが、ハチ刺されによる「アナフィラキシー」については恐怖が先走って世の中にかなり誤解があるようです。中には「2回までは大丈夫やけど、3回目が危ないんやで。」と真面目におっしゃる方もおられますが、それは大間違いです。
 そもそも、「アナフィラキシー」と「アナフィラキシーショック」は似ているけど違います。アレルギー反応によって、複数の臓器に症状が強くあらわれる状態(全身症状)を「アナフィラキシー」と呼びます。その中で特に血圧が低下して意識の低下や脱力を来すような場合を「アナフィラキシーショック」と呼び、生命にかかわる重篤な状態です。
 
 以下、わかりやすそうなページがありましたので引用します。

症状があらわれてから心停止まで約15分
 蜂毒は反応時間が早く、蜂に刺されてからその多くは約15分以内には症状が出てきます。症状が早くあらわれるほど重症になることが多く、場合によってはアナフィラキシーショックを起こします。さらに、アナフィラキシーの症状が出てから心停止までの時間は15分という報告があり、速やかな治療が必要です。
 医療機関から離れた山間部などで蜂刺されにあった場合は、救急車の到着までに時間がかかることが多く、アナフィラキシーショックにより命を落とすリスクがさらに高まるため、対策が重要です。

局所的な腫れから、重い全身症状まで
 蜂に刺された場合に、蜂毒にアレルギーがなければ、刺された箇所に軽い痛みやかゆみ、腫れなどが起こり(局所症状)、数日程度で消えていきます。
 しかし、蜂毒にアレルギーがあると、刺された人の約10~20%が、全身のじんましんなどの皮膚症状や嘔吐、浮腫※、呼吸困難などが起こるアナフィラキシーを引き起こすといわれています。そのうち、数%は意識障害や急な血圧低下によるアナフィラキシーショックを起こすとされ、命に危険がおよぶ確率が高くなります。
 また、短期間に2回蜂刺されにあうと、アナフィラキシーを起こしやすくなるという調査もあります。なお、子どもの場合は重いアナフィラキシーに至るのは1%程度と考えられています。

初めての蜂刺されでも死に至るケースが
 アレルギー症状の多くは、体内に蜂毒に対する抗体ができた後、2回目以降に蜂毒が入ったとき、もともと身体の中に存在する主にヒスタミンという物質の作用によって、全身症状が引き起こされます。
 しかし、蜂毒にもこのヒスタミンが少量含まれていることから、多量の蜂毒が同時に体内に入った場合、初めての蜂刺されでもアレルギー様の症状を起こすこともあります。
 蜂刺されで死に至るのは、複数回刺された場合よりも、初めて刺されたケースの方が多いという報告もあります。

https://allergy72.jp/cause/bee/symptom.html
わかりやすく表にしてみましたが、これであってるかな?

 つまり、蜂毒にアレルギーがあるかないかが大きなカギで、アレルギーがない人は何度刺されても症状は局所的。だけど、蜂毒にアレルギーがある人は何回目であろうとアナフィラキシーやアナフィラキシーショックに注意が必要なのですね。

 ということは、私のように子どもの頃から何度もハチに刺されてるけど大丈夫だったという人は、これからも大丈夫なんですよ。


 いや、たぶん大丈夫なんじゃないかな?(^^)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?